Wantedlyを両方の視点から書きました。
スタートアップとかベンチャーは探しにくかった
大手への転職であれば転職会議みたり、エージェントに聞いたりしてある程度情報収集できるものの、スタートアップやベンチャーは情報が少なく「この会社何してんの?」「どうやって儲かってんの?」「てかそもそも儲かってんの?」「社長はどんな感じなの?」っていう会社の環境や体制が見えない。というかそもそも会社すら見つけられない。そんなときに見つけたのがWantedlyでした。
とりあえず「話を聞きに」行ってみた
早速登録して興味ある企業に「話を聞き」に行ってみた。20社くらい応募して14社音沙汰無し、6社返信あり。うち3社は履歴書と職務経歴書持って来てねっていう面接展開で、話だけ聞かせてくれたのは3社くらいでした。(面接の前に会って話せることがサービス価値だったはずなのに...。)
実際に話しを聞きに行くと、どの企業の方もざっくばらんに話をしてくれて、知らなかった企業でも興味を持つことができました。面接だけではわからなかったフィーリングみたいなもので、働いた後のイメージとかも持ちやすくなりました。
ビジョンとか気にする人にはより良いサービス
訪問したときによく話したのはビジョンの話でした。
この会社をどうしたいとか、どうあるべきみたいな話をお互いに話せる機会ってこれまであんまりなかったと思うんですよね。面接で「会社のビジョンを教えて下さい」とか聞いても、人事が答えられない会社とかもありますし。
そういう点でも納得いくまで話を聞いて入社を決められるのはすごくいいなと思いました。
Wantedlyで無事に内定し入社
そんなこんなでWantedly経由で人事として採用されました。採用コストは3万円。もうこれだけでも採用された企業からボーナスもらって、Wantedlyから表彰されてもいいレベル(嘘)。でも僕が入社した会社では初の事例とのことで、今後の運用を是非やってほしいということで、今度はWantedlyで採用する側になったわけです。
今度は人事として使ってみた
採用担当として早速Wantedlyを使いはじめるも、そもそも応募が集まらない。自分でもよく今の会社見つけたな...と思うレベルで見つからない。
もっと応援されないと目立たないことから、入社間もないのに社内メールで応援依頼をしてみたり、紹介してくれたらインセンティブ出しますキャンペーンしてみたり、アドミンアプリでで応募者とすぐにコンタクトとったりしていました。
なんとか応募数はキープできたものの、今度は相次ぐドタキャンが続き、なかなか話を聞いてもらえず...。結局、自分が在職中に採用を出すことはできませんでした。
求職者側は使いやすいサービス
求職者としてはアプリで気軽に応募できることがメリットでしたが、企業側として使ってみると、気軽すぎるあまりに接触すら出来ないという状況があるのも事実です。利用する求職者層が広がってきたこともあってか「履歴書とかいらないんで応募したんです」という「潜在層」のようで「ただやる気ない層」がいたのも事実です。
サービスがスケールするとどうしても起きてしまうことですが、この辺りをどう改善するかが今後重要になるんじゃないかと。
最近は通販もやってみるみたいですよ
これ誰が買うんだろうと思っていた矢先に「このステッカー欲しかったんです!」とスタートアップ企業大好きインターン生が横で注文していたので、そこそこ需要はあるのかも。
めっちゃWantedlyの宣伝みたいな記事になってしまった...。