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5月の始めに購入し、それまで難なく使えてましたが、昨日突然ディスクを入れたのに動かなくなり、取り出すことも電源も落ちなくなり、また改めて新しいモノを購入しなきゃいけないのか…と安価なモノを購入したことを後悔していたら、翌日の落雷で近辺が停電になり、我が家も停電。
復旧して再度プレイヤーを起動させてみたらすんなり可動しました。
前回使っていたプレイヤーはメーカー品ではないものの、3年は使えていたので、メーカーでこの程度だと、名前や国産品での差はあまりないのかと思いました。
今もいつまた起動しなくなるかヒヤヒヤしながら使ってます(汗)
一言で言うと会話文より説明文がやたらと多い!!
話すセリフというと、逃げる云々を計画するか(それも短い会話)、あとは喘ぎ声のみと言ってもいいほど。
説明文として催淫効果のある香による2人のひたすらエッチの時の状態の説明と、島民の異常なまでの巫女信仰の説明、ヒロイン早季の心情とかが書かれています。
が、このヒロインがほとんどが他人まかせ&自分本意。怪しげな儀式で不安なのはわかるのですが、ただただ怖い、恥ずかしいしか頭にない感じ。本当は儀式で島民の業を巫女を穢す事で島の安定や繁栄を願う(?)のですが、相手の久臣の機転で彼1人で島民の業を背負って巫女を穢すからって事で、結局彼に守ってもらっているのに、久臣が香で獣のようになってしまっている時に自分の格好が恥ずかしいだの地下牢みたいな所に2人でいれられて頼りの久臣は獣みたいだし怖いだの、少しも相手の事を考えてない。
初めての儀式の次には巫女本来のお仕事(?)として神殿でお務めしている時に久臣がきて、「この衣装似合う?」と、のんきな事言ってるし。
おまけに逃げる計画をたてて久臣が1人で牢から出て準備をしている間も怖いだのなんだのって…。こんな女の為に何でこんなに頑張れるのかよくわからない。
また、島の巫女信仰というのもよくわからない。巫女がいなくなると怖いくせにラストらへん巫女が業を背負って自ら火に飛び込むというところがあるのですが、それで島の巫女信仰を終わらせるならとっくの昔に同じような事やってた人いなかったのかなぁとか、それで異常なまでの信仰心を終わらせられちゃうの?とか思ったり。
また巫女の両親も娘がこんな目に遭っていても知らんぷり!!何考えてるかわからない。
エッチシーンは最初のシーン、2度目と延々40ページ近く似たような状況の言い方を変えただけのやたらダラダラ長くてつかれました。
柚原先生ってこんな下手な表現する人だったかなぁと思いました。
巫女信仰もそうだし、逃げた姉はその後?とか、2人が島から逃げた後の島は?とかなんだか全部が中途半端。
怪しい巫女信仰が下地にあるんだからもっとうまく作り込めなかったのかな、とすごく残念です。
ベースは幼い頃の約束とほのかな初恋です。以下ネタバレ含みます。
伯爵令嬢の絢子と男爵の藤堂は元々孤児院で仲のよかった2人。お兄ちゃん的存在だった藤堂は幼い絢子が養女として引き取られていく際、ここでの事は忘れて伯爵令嬢として幸せに生きていくように、ただ、絢子が大変な時には必ず助けにいくから…と約束して、不安一杯の絢子の背を押してあげます。
数年後、孤児院の事をすっかり忘れた絢子は没落寸前のお家存続の為に家族に内緒で働き出します。そこへ現れたのが見目麗しい藤堂。
養女だけど自分は伯爵令嬢だから、とやや誇り高く振る舞う絢子に藤堂はからかうような態度を取ります。そこでカッとなり手を挙げてしまいクビになります。家の為になんとか働き口を見つけないと…と思っていたところへ藤堂から求婚されます。
出会いが最悪だった為、例え家の窮状を救ってくれるとはいえ戸惑いますが、どれだけ絢子がツンツンした態度に出ても笑いながら受け入れてくれる藤堂と結婚する事を決めます。
結婚して実家を離れ横浜に行くと何故か懐かしい感じがする…
絢子は政略結婚とはいえ、華族として男爵夫人としての務めを果たそうと頑張る姿は一見勝ち気そうに見えますが一生懸命でかわいいです。
藤堂は苦労して事業を興し、絢子が養女に出てから数年毎に陰ながら彼女の幸せを見つめていて、絢子の家が没落し始めると彼女を助ける為だけに男爵の地位を得て結婚します。それはもういじらしい!!
約束したから守ろうというだけじゃなく、絢子が忘れていても全てを愛している藤堂は一途でとても男気があってカッコイイ!!
ただ初夜がお節介な使用人によって媚薬を盛られて、なので苦手な方はご注意を。
その他は至って普通のエロです。
全てを思い出して孤児院で一緒に育った仲間達やシスターと食事をするシーンはほのぼのします。思い出すきっかけに横浜の船の汽笛や霧、風景と叙情的な描写もなかなかいいです。
ただ、さほど大きな波もなくさら〜っと終わるので物足りないと感じる人もいるかもしれません。
イラストはいつもの三浦ひらく先生らしい感じです。私はこの先生のイラストはTL以外で昔から見ていたので違和感ありませんが、やや絢子が幼く見えるかもしれません。
この人の作品は本当に評価が割れますね。あらすじがほぼ全てです。
いつものすれ違いから始まるのではなく、夜中に泥棒として忍び込んできた男(ヒーロー)にいきなり、
「ええーっ!!そこまで許すの〜!!!!」ってなります。
ろくに顔も見えない相手にそこまでって、強引にと書いてありますが、単に肉欲に溺れただけ。一目惚れって言っても無理がある。そしてその描写がわからない。多分、ここで読み手を選ぶと思います。
ヒロインは夢見る夢子ちゃんというか、恐らく抑圧されて育った環境下にあった為弾けちゃったのかな〜と(なんとか)理解しました。。。
で、2度目に忍び込んできたヒーローとあっさり致してしまいます…
そして「泥棒の彼と生きていくわ!!」と一人盛り上がっていたところへ舞踏会で一度だけ踊った伯爵様(ヒーロー)にプロポーズされます。まぁヒーローの方が責任+興味+泥棒目的の宝石目当てと明確な理由があるだけマシかもしれません。
で、この伯爵様に純潔でない事を話し、婚約回避しようとするのですが受け入れられて何故?と怪しみます。(愛情を)
ヒロインの家は資産家でお金目当てかと思えばヒーローも資産家で人気NO.1だからそうじゃない…それから彼とちょっとしたイザコザがありそこで初めて伯爵様はもしかして…と疑ってバレます。
ここまでさして大きな山場もなくあっさり結婚してしまいます。そしてやっと結婚式で目当ての宝石をヒロインが着けてきてヒーローとすれ違います。
いや、純潔〜を話したのにその宝石を着けた由来を何故話さない???と思いましたが。
山場と言ったらこれ位です。いつもの通りヒーローが誤解してたのを謝りエッチして仲直りで終り。
ヒロインとヒーローの心情が交互に書かれてあるんですが、あまりピンとこない。ヒロインに感情移入しにくいせいだと思います。
イラストは綺麗ですが、読み手を選びますね
ファンタジー要素がある話です。あらすじには詳しく書かれていませんが…
ヒーローは金の吸血鬼と銀の吸血鬼の混血です。だからたった一人で何百年と生きていました。
ある時、女王に捕まりその女王から「仕事」を与えられ、また辺境伯という地位も与えられます。その女王が、舞台となる国のヒロインの先祖です。
孤独な貴公子とありますが、ヒロインもある意味孤独な王女です。だから幼い頃に死にそうになってた仔犬(後に狼男の子供と判明)と共にヒーローに助けられたヒロインは淡い恋心を抱きます。
そして嫁ぎ先に向かう途中で吸血鬼に襲われてヒーローと再会する…。そういう話です。
途中に再度吸血鬼に襲われてヤられる寸前、というのがあります。本当に寸前なので嫌いな方は嫌いかもしれません。私もあまり好きではないですが(寸前の寸前位でやめてほしい…)、その後のヒーローのフォローがすごくよくてよかったかな?と思えたのでこの話ではアリかなと思いました。
ヒロインが彼との間に隙間を感じるのは彼の生い立ち所以です。彼も幼い頃に出会ってから一途に彼女を想っていて。ラストはハッピーエンドです。
彼の行動がいちいちかわいくてキュンキュンしました!!
多分この女王や王女に出会うまではヤサグレてたんだろうけど、すごく人間臭くなって普通の人間より人間らしいから読んでいてすんなりヒーローの心情が伝わってきました。
ヒロインも王女だけどきちんと自分の意思を持って行動していて好感がもてます。
この二人を取り巻く環境もファンタジーで(狼男とか)、その手が苦手な方は無理かもしれません。
エロは外、フ〇ラがあり、それ以外もほどよくあります。特に下手な描写ではなく、かといってやたら延々と書いてあるという訳でもありません。(私はそう思いました)
この方のお話を読むのは初めてですが、すんなりこの世界観に入り込めてよかったです。買ってよかった。
田中琳先生のイラストが好きで本当にイラスト買い。
なんでしょうか…どなたかが書かれていましたが私も非常にわかりずらい作品だな、と。
随所に『薔薇』が出てくるのですが、その薔薇って『例え=比喩』的表現として書かれているのですが(ヒロインが勝気?に見えるけど内面は臆病?=薔薇は棘で身を守る的な)、私には上手く例えられてないなぁと思いました。というかそういうヒロイン、この妹ちゃんだけじゃないし…とか、そもそもこのお話で『薔薇』に例えて敢えて書く必要があったのかな、と。音楽で詞先と曲先があるみたいに、タイトルを先に決めて、なんとかそのタイトルに合わせようと中身に無理矢理『薔薇』をねじ込んだ感じがしました。そしてその例えが上手く生かされてなくて、薔薇だけ浮いちゃって見えて…途中で「バラ、バラうるさ〜い!!(笑)」って叫びたくなりました。
ただバラ(←私もうるさい!?)設定さえなければ、お話としては至って普通で、兄ちゃん頑張ってよかったなぁって感じで、イラストと併せて☆3つです。
(あと、コメディアンみたいな国王設定も不必要かなぁと思いました。そんな国今後心配になります…)