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米の消費者物価 主要指数2%の上昇
12月15日 23時13分

米の消費者物価 主要指数2%の上昇
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アメリカのFRB=連邦準備制度理事会の金融政策に直結する先月の消費者物価が発表され、変動の大きいガソリンや食品を除いた指数が前の年の同じ月に比べて2%上昇し、伸びが加速しました。
アメリカ労働省が15日発表した先月の消費者物価は前の月と比べると変動はなく横ばいでした。
分野別では原油価格の下落でガソリンが大きく値下がりして全体を押し下げましたが、医療サービスや家賃、衣類などが値上がりしています。
一方、前の年の同じ月と比べた消費者物価指数を見ますと、先月はプラスの0.5%と、ことし最大の上昇となったほか、ガソリンと食品を除いた指数ではプラスの2%となり、上昇の勢いが加速しました。
アメリカの中央銀行に当たるFRB=連邦準備制度理事会は2%の物価上昇率を金融政策の目標に掲げ、15日から金融政策の会合を開き、異例のゼロ金利政策の解除について協議し、利上げの開始を判断します。
消費者物価はFRBの目標とする指標そのものではありませんが、上昇基調を示す今回の結果は、FRBの利上げの判断を後押ししそうです。

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