黒い「魔法のミルキー」がコンビニで限定販売!不二家の広報に根掘り葉掘り聞いてみた

2015年12月16日 09時00分

2015年12月16日 09時00分

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パッケージが黒く「ミルキーはママの味?」をキャッチコピーにした姉妹商品「魔法のミルキー」が12月15日からコンビニ限定で販売されている。

魔法のミルキーは、今年の8月末まで東京駅の地下で営業していた「ペコポコスイーツランド」で売っていたもので、今回はまかの全国販売。同時にリリースされる「魔法のミルキーチョコレート」も食べて、不二家の広報さんに根掘り葉掘り聞いてみた。

パッケージが黒い!ペコちゃんがいない!

魔法のミルキーと魔法のミルキーチョコレートは真っ黒なデザインがやたらとお菓子売り場で目立つ。

このピンク色の髪の女の子はまだ名前が決まっておらず、公募で名前が決まるそうだ。

この女の子、ペコちゃんのライバルで、ポコちゃんに好意を抱いているらしい。

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魔法のミルキーは竹炭を使って黒さを出したそうだが、そういった説明はなく「とにかく甘くておいしいものをい~っぱいまぜちゃったまっ黒ミルキーよ」とのこと。

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それぞれパッケージから取り出すと、銀と紫で包装された不気味なパッケージが。このデザインもなんだかちょっと不気味。

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奇をてらった商品ではなく、普通においしい!

魔法のミルキーは真っ黒というよりはグレーっぽい。口に入れるのがはばかられる色で、食べられるか不安になってきた。

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意を決して食べてみると、意外と言ってはなんだがミルキーらしい乳製品の甘みや柔らかな触感を残しつつも、練乳のような独特の甘みがあり、カシスの酸味も良く合う。見た目に反して万人に受けそうな味に仕上がっていた。

通常のミルキーよりも柔らかい気がしたが、温かい部屋の温度のせいかもしれない。

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魔法のミルキーチョコレートは特に黒いということはなく、表面は薄茶色のチョコレート。新キャラクターの女の子はプリントされておらず、チョコの表面にはペコちゃんやポコちゃんが確認できる。

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甘めのミルクチョコレートの中にはカシス&ブルーベリークリームが入っており、フルーツの酸味とチョコレートが良く合っている!チョコレート専門店では、こういった商品が扱われていることもあるが、チープな味のミルクチョコレートともカシスやブルーベリーの酸味が合うのは驚きだ。

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不二家にいろいろ聞いてみた。

なぜこのような商品を作ることになったのだろうか?不二家の広報室に疑問をぶつけてみると「東京駅に期間限定のショップを作る際に、なにかお客様を驚かせるような商品をお出ししたかったので黒いミルキーを販売していました。商品だけでなく、キャラクターの面でも驚きをもってお客様に受け入れてほしかたので、新たなキャラクターのイラストが入ったパッケージになっております。今回反響が大きかったので、一部のコンビニエンスストア限定という形で全国販売させていただきました」とのことだった。

黒いキャンディーはあまり前例がないので、開発に苦労があったかを聞いてみたところ「いえ、確かにデザインなどはかなり議論を重ねたと聞いておりますが、今までの商品開発のノウハウがあるのでそこまで開発に苦労はしませんでした」とのコメントを頂いた。

ちなみに、この商品が売れなかった場合、新キャラクターの女の子は魔法の世界に帰ってしまうかもしれないとのこと。幻の期間限定商品になる可能性もあるので、とりあえず食べておいた方がよさそうだ。

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