アップル(ティッカーシンボル:AAPL)のiPhone6Sの売れ行きについて、モルガン・スタンレーとJPモルガンのアナリストが相次いでネガティブなコメントをしています。

まずモルガン・スタンレーですが2016年(=アップルの会計年度ではなく、カレンダー・イヤー)のiPhone販売台数は2015年に比べて-3%と予想しています。これは旧予想の+7%から下方修正されました。

その理由として「サプライチェインのデータが弱い」ことを挙げています。

一方、JPモルガンは2016年第1四半期(=クリスマス商戦を含む期)のiPhone販売台数を4,500~5,000万台と見ています。

僕の印象ではJPモルガンのこの予想数字はとても低く、俄かに信じ難いです。ちなみに会社側は先の2015年第4四半期決算発表の際、「第1四半期のiPhoneは、販売台数ベースでも、金額ベースでも、去年の実績を上回る」とコメントしています。(去年の第1四半期のiPhone販売台数は7,447万台)

なお上記の意見には強い反対意見もあることを記しておきます。

aapl