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川内原発異議申し立てを棄却
12月14日 19時21分
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鹿児島県にある九州電力の川内原子力発電所の再稼働に反対して、全国のおよそ1500人が求めていた異議申し立てについて、原子力規制委員会は、14日までに申し立てを棄却しました。
原発の新しい規制基準のもとで初めて再稼働した九州電力の川内原発について、地元を含む全国のおよそ1500人は、原子力規制委員会が出した再稼働に必要な「設置変更許可」を取り消すよう求めて、異議申し立てをしていました。
これに対し、原子力規制委員会は、14日までに、申し立てを棄却することを決定しました。
棄却した理由について原子力規制委員会は、申し立てで不備や違反があると指摘している▼最大規模の地震による揺れの想定や▼使用済み核燃料の保管方法などに不合理な点は見つからず、審査や判断の過程に問題はないとしています。
申し立てをした人たちの代表は福岡市役所で記者会見し、このうち北岡逸人さんは「再稼働ありきの内容で、これでは原子力規制委員会の存在意義がない」と述べました。
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