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「仕掛けた」再び供述…韓国籍の男、否認一転

 靖国神社(東京都千代田区)の公衆トイレで爆発音がして不審物が見つかった事件で、建造物侵入容疑で逮捕された韓国籍の全昶漢(チョン・チャンハン)容疑者(27)が、現場で見つかった不審物について「自分が仕掛けた」という趣旨の供述を始めたことが捜査関係者への取材で分かった。警視庁公安部は今後、供述内容と現場の状況に食い違いがないか詳しく調べる。

 捜査関係者によると、爆発音がしたトイレからは、時限式発火装置の部品とみられる金属製パイプやデジタル式タイマーなどが見つかった。全容疑者は事件2日前の11月21日に韓国から入国し、事件当日に帰国。今月9日に羽田空港から再入国して逮捕された。

 再入国の際、航空機に預けていた荷物から火薬とみられる不審物やタイマーなどが見つかった。全容疑者は逮捕直後に「爆発物を仕掛けた」と供述したが撤回。その後は否認に転じていた。【堀智行】

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