先月にKindle PaperWhiteを購入したけれど、最初の一冊目は何を読もうかと物色していました。
Kindle storeで色んな作品のサンプルを手当たり次第ダウンロードして一冊目に選んだのはこの作品でした。
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ホリエモンこと堀江貴文さんの新書、『本音で生きる~一秒も後悔しない生き方~』。堀江さんの本は今年は『我が闘争』を始め4,5冊は読んでいると思います。
『本音を生きる』では本音で生きるためのに必要な3つの要素に加えて、時間の使い方や仕事の仕方、人生論的な日常生活にすぐ応用できる堀江さんの考え方が書かれています。堀江さんの本を読んでいる人なら過去の作品と重複している部分もあるのでサラっと読めると思います。
①.言い訳をしないこと
②.バランスをとろうとしないこと
③.『自意識』と『プライド』を捨てること
本音で生きるために必要なこととして、この本では3つのポイントが語られています。
①言い訳をしないこと
①の言い訳をしないというのは、環境や周りの人のせいにせずに自分の人生は自分で責任を持つことだと思います。
『今はお金がないから〇〇できない』、『今は時間がないから〇〇できない』、『自分には才能がないから出来ない』のような言い訳はつい使ってしまいがちだけれど、ここに逃げこむと自分の成長は止まるし、人生も広がっていかないなと思います。
特に『時間が足りない』という言葉は忙しくしている人はよく使っていると思うけれど、本当にやりたいことがあるなら今やっていることの何かを捨ててでもやるべきだと思うし、それが出来ない人は本気でやりたいと思っていないか、今の現状を変えることへの恐れが強すぎるのだと思います。
『時間がない』というのは、『それをはじめると今やっている何かをやめなければならないが、それができない』ということなのだろう。
しかし、世の中はトレードオフだ。時間がないなら、どちらかに決めなければならない。むしろ、『何かをはじめるなら、何かを捨てなければいけない』ということは、当たり前のことだと知っておくことだ。
②バランスをとろうとしないこと
二つ目がバランスをとろうとしないこと。仕事も家庭(恋愛)も趣味も全てがバランスよくいることは口で言うのは簡単だけれど、実際は無理なんだと思います。
松井秀喜とイチローが一回だけ対談していた動画があるのだけれど、二人に共通していたのが『中学時代は勉強が出来たけれど、高校時代は練習以外の授業中は寝ていた』という点です。
おそらく二人共勉強に集中すればそれなりの成果は残せたのだろうけれど、野球でトップを目指すために学校の勉強は犠牲にしていたのだと思います。
どんな世界でも人より抜きん出るためには、多少バランスが崩れてでも自分の行きたい方向へ向けて努力することは不可欠なのだと思います
エキサイティングな人生を送るとは、何かを犠牲にして、何かに没頭することなのだ。『今の自分を変えたくない』が、『ちょっとしたコツ』で『エキサイティングな人生を送りたい』なんて、虫のいい話なのだ。
③『自意識』と『プライド』を捨てる
堀江さんが挙げている3つのポイントの内、本音で生きるために一番必要だなと感じるのがこの『自意識』、『プライド』をいかに捨てられるかだなと思います。裏を返せば生きるのにすごく邪魔な存在がこの『自意識』と『プライド』の存在なのだと思います。
日本という国、日本人は特にそうだけれど『周りと同じでなければいけない』みたいな同調圧力が本当に強いと思います。そして『出る杭は打たれる』ではないけれど、新しい場所へチャレンジする人への風当たりは強いのは確かだと思います。
実際、自分の本当にやりたい、新しいことにチャレンジしたいことを持っていても、中々一步を踏み出せない人がいるのは、このような世間に対しての恐れが理由の一つだ思う。『失敗したらなんて言われるだろうか』、『皆にはどう思われているのだろうか』と色々考えてしまうのだと思います。
けれど、これらのことも『プライド』や余計な『自意識』を捨て去ることで前に進んでいけるのだと思う。考えすぎずに、ノリで一步を踏み出してみれば、踏み出す前に抱いていた恐れなど大したことではなかったと実感できる日が必ず来ると思います。
結局、他人のことなんて誰も気にしてはいない。それなのに、たいてい人は有名人でもなんでもないのに、自分が世間から注目されていると思い込んでいる。本当は有名人ですら、誰も注目していないのに。
本音で生きるために必要なこととして挙げられている3つのポイントについてまとめてみました。自分も28年生きてきて、少しだけれど生きるコツみたいなものが分かり始めている気がします。
結局人生は『やる奴』か『やらない奴』に分かれていくのだと思います。矢沢永吉が言っているように人生を面白くしたければ、『やる奴』にならないと面白くはならないと思います。
『やる奴』になりたいか『やらない奴』になりたいか、決められるのは自分自身だけ。そういう意味では人生においてチャンスは皆平等に与えられているのかなと感じます。それを拾いにいくのか流してしまうのか。自分は拾いに行きたいし、その為に行動し続ける人生を送りたいと思います。