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韓国警察 日本の捜査協力要請受け入れを検討=靖国事件

【ソウル聯合ニュース】東京都内の靖国神社内の公衆トイレで爆発音がした事件で、韓国警察が日本の警察の捜査協力要請を受け入れる方向で検討していることが15日、分かった。

 韓国警察庁関係者は同日、「昨日の午後に日本から要請があり、法規などの手順に従いその内容を検討している」とした上で、「原則的に国際捜査共助に関する法律に基づき協力できることは協力していく方針だ」と伝えた。

 この日、日本メディアは警視庁公安部が事件発生前に靖国神社の敷地内に無断侵入した疑い(建造物侵入)で逮捕された韓国人男性(27)に対する捜査協力を国際刑事警察機構(ICPO)を通じ、韓国に要請したと報じた。

 一部メディアは警視庁公安部が早ければ年内に韓国に捜査員を派遣する方向で検討していると報道したが、韓国警察庁は「(日本の)捜査員派遣は事実ではない」と否定した。

 警察庁関係者は「男性について韓国側が確認した事項を原則とこれまでの慣例に従い、書類でやり取りする方法になる」と説明した。また「日本の捜査員が韓国に来て直接捜査することはできない」とした。

 日本側が韓国の警察に確認を要請したのは、男性の出入国記録や登録されている居住地などの人的事項、現場で発見されたタイマーなど物品に関連した内容だ。

 男性は先月21日にソウルの金浦国際空港から出国して日本へ向かい、爆発音事件が起きた同23日の午後に同空港から帰国した。

 今月9日、再び羽田空港から日本に入国し、参拝などの正当な理由なく靖国神社の敷地内に侵入したとして逮捕された。

 日本の警察はこの男性と爆発音との関連性を調べている。

sjp@yna.co.kr