一時期、ウェブでフェミニズムなのかよく分からないポスター批判などが話題になった。
ポスターの是非はあれこれ言うつもりはないが、商売するなら敵を作らないのが得策だろう。
フェミニストなのかそうじゃないのかよく分からない人があれこれ批判して、世の中のありとあらゆることが「是正」されたとしても、結局のところ美男美女が得するだけの社会だったりする。
ポスター批判しても、しなくても結局美男美女はセックスをしたり、鏡の前で自己肯定感に溢れるだけである。
下手したら美男美女の選択肢は広がって、自分のような容姿が醜い人間は結局酷い目にあうのだ。
結局、ウェブで言われるフェミニズムというのは自分を幸せにしてくれない。
それよりもむしろ、フェミニストが嫌う「女性を安価な労働力」として見る自分の父親はよっぽども自分を幸せにしてくれる。
服、食べ物、携帯、パソコンが買えて、学費が払えて、一部だが病院代や薬代も払える。全額負担時も殆ど金のことなんか考えないで払う。
普通の人よりも容姿や健康や知能では全くだったが、父親が人よりも金を稼いでくれるから、まだ自己肯定ができるのだ。大学で泣かないのだ。
大学でのフェミニズムの授業は、ジェンダーの問題には男女問わず容姿、経済格差などのその他もろもろの根源があるというのをベースにしているので、おそらくはもっとマシな程度は自分の幸せを考えてくれるものだと信じているが、ウェブの女性擁護的な糞コメなどは微塵も自分のことを考えてくれる節はない。
容姿が悪いから脅威だとされていたり、たとえ女に優しくされなくても優しくしろと言われたりと散々である。
女性扱いされていなくて、辛い思いをしている醜女を大学で見るが、彼女のような人間も女性擁護的なコメントで救われていなかったりする。結局のところ男女問わずなんだかんだ女性扱いされる容姿の女を前提に話していたりする。
自分は歳を取ったり、金がなくなるともっと嫌な扱いをされるだろう。
そんな中、転籍願をもらったり、Amazonで高い本を買ってたりするのだ。
フェミニズムというのは革新寄りの考えである。逆の考えが自分を幸せにしてくれるかというと全くだ。
携帯電話の中古市場を拡大させようとか言って、そもそも中古市場に端末を流していたMNP割引制度を役所が潰して、何故か喜ぶ人間がいる世の中である。
うんざりだ。