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「長良川の鮎」など3地域、世界農業遺産に認定

2015年12月15日(火)22時47分配信 読売新聞

 【ローマ=青木佐知子】国連食糧農業機関(FAO)の「世界農業遺産」の新たな登録地を決める国際会議が15日、ローマで行われ、国内から新たに3地域が認定された。

 認定されたのは、アユ漁と清流の保全の共存を訴えた「清流長良川のあゆ」(岐阜)、斜面を梅林に利用する「みなべ・田辺の梅栽培」(和歌山)、焼き畑や棚田などを組み合わせた「高千穂郷たかちほごう椎葉山しいばやまの山間地農林業」(宮崎)で、これで国内の農業遺産は8地域となった。

 世界農業遺産は次世代に継承すべき農法や文化などの保全が目的。これまで世界14か国の32地域が認定を受け、日本では「静岡の茶草場農法」(静岡)、「トキと共生する佐渡の里山」(新潟)など5地域が認定されている。
















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