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都市コロブログ

アニメやゲームの感想や、趣味で書いたネット小説などを取り扱っています。投稿した記事も折を見て更新していきますので、気が向けばご確認して下さい。

『ワンパンマン』11話(ネタバレあり・アニメ感想)

アニメ

 

 

『ワンパンマン』10話(ネタバレあり・アニメ感想)

『ワンパンマン』全話まとめ(ネタバレあり・アニメ感想)

 

 サイタマが通った後は死屍累々。無造作に放置された死体を見ていると、敵が哀れに思えてきます。

 ボロスさんは、個性的な顔をしていますね。宇宙人というよりは妖怪に見えるし、タコさんと並んだ光景は相当シュール。

 

 上級戦闘員はかなりの強さでした。相性や話を聞かない人達という事を差し引いても、S級ヒーロー四人と同時に戦っているのは凄い。しかも、その内二人は、S級3位と4位。
 上級戦闘員は、サイタマにやられた奴も含めると三体いた筈です。ボロスの存在・砲撃なんかを考えると、敵戦力はヒーロー協会の総戦力に近いのかな。一位のブラストというヒーローと、サイタマを抜いてでの話ですが。
 まぁ、砲撃はタツマキがあっさりと防ぎましたけど、最終的に地球側が勝ってもサイタマいなかったら、ヒーロー側に相当の死者が出たでしょうね。

 

 情けない言動のタコさんは、中間管理職と思いきや上級戦闘員。実はかなり偉い人で、キレた途端に強キャラ臭をプンプン発します。重力を自由に扱うという恐ろしい能力でしたが、死因が酷い。
「そんなもん誰でも出来る」
 小石ポイ~で、ワンパンすら省略されました。

 

 謎の機械で、宇宙船内のエネルギー値の上昇を調べてしまう童帝君。彼は、自分の「童帝」というヒーローネームに、疑問を覚えないのだろうか? 怒っていいんだよ? と思わず言いたくなります。童帝君w

 

 ボロスさんがいきなりぶっ飛ばされた時は、「まぁ~たワンパンされちゃったぁ」と思いましたが、普通に耐え抜きました。これだけでもかなり強いという事が分かります。一撃耐えただけなんですけどね。サイタマ相手だと、よく分からん戦闘能力の測り方をしなきゃいけないw タコさんといい、今週はワンパンマンじゃないです。
 ボロスの強くなり過ぎてしまった苦痛というのは、ワンパンマンと設定が被っています。「最強とは何だ? サイタマ。この俺にも教えてくれ」という次回予告での台詞。これは、この作品通してのテーマなのかもしれません。

 

 今回も面白いことは面白かったのですが、ちょっと演出がダメだったと思います。これまでに出番があったキャラクター達を多く使って、危機感を出そうとしているのは分かります。ただ、間の取り方が悪いのか、チグハグとした印象を受けました。必要なタメが無く、唐突に結果だけを見せられるというか…。全体的に淡々とした描写だった気がします。特に、タツマキの見せ場が残念な感じ。

 

 しかし、これまで続いてきた高いクオリティを考えると、最終回は力を入れてくる筈です。来週の放送には期待していいでしょう。