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園児ら600人余が給食で食中毒 愛知
12月14日 22時58分

愛知県内の13の幼稚園や保育園に通う園児など合わせて600人余りが給食を食べたあと下痢やおう吐などの症状を訴え、このうち29人の園児が入院しました。愛知県はノロウイルスなどが原因の食中毒と断定し、給食を作った業者の営業を当分の間、禁止する処分にしました。
愛知県によりますと、今月10日、名古屋市の複数の幼稚園で園児が下痢やおう吐などの症状を訴えているという連絡が寄せられました。愛知県が調べた結果、症状を訴えたのは名古屋市などの13の幼稚園や保育園に通う3歳から6歳までの園児615人と、職員3人の合わせて618人にのぼりました。愛知県によりますと、このうち29人の園児が入院し、これまでに症状が重い患者は確認されていないということです。
園児たちはいずれも、愛知県大府市にある弁当業者「タマセイキッズランチ」が今月7日から8日にかけて調理したコロッケやサラダなどの給食を食べていたということです。愛知県は患者からノロウイルスなどが検出されたことから、給食が原因の集団食中毒と断定し、衛生管理が改善されるなどの再発防止策が確認されるまでの間この業者の営業を禁止する処分にしました。この業者は、愛知県内の40の幼稚園や保育園に給食を配達していたということです。
「タマセイキッズランチ」はNHKの取材に対し「子どもたちにつらい思いをさせてしまい申し訳ありません。保健所の指導にしたがって衛生管理の徹底などに取り組んでいきたい」と話しています。

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