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そこには種別を越えた絆があった。その友情は離れ離れとなっていても決して消えることはなかったのだ。かつて大親友だった犬と猫がいた。野良だった猫はふらっとその地を離れ、自由気ままに暮らしていたが、ついに我が子を出産した。
猫は我が子を、どうしてもこの犬に見せたくて再びその地を訪れた。犬も猫のことをしっかりと覚えていた。じゃれ合いながら猫との再会を喜ぶ犬。そして猫が生んだ子供たちをやさしくその愛情で包み込んでいったのだ。
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Mother cat with kittens came to old friend / Кошка привела котят к своему другу
生まれたの。見せに来たの。猫は我が子を犬に紹介する。
ほうほう、君に似てかわいいじゃないの。
犬はやさしく子猫に鼻をつけた。
犬と猫は昔よくそうしたように、お互いにじゃれあった。
月日がたっても犬と猫の友情はついえることはない。
ペタンと腰をおろし、子猫たちをやさしく見守る犬
子猫を持つ母猫は警戒心が強く、子猫のそばを離れることはない。だがこの猫は犬に対し絶対的な信頼をおいているようだ。子猫が犬のそばにいてもまったく気にせず、それどころかリラックスして毛づくろいをしている。
また犬も、「猫さんは子育てで大変だったろうから、私にまかせてゆっくりしているといいよ」とばかりに、子猫たちの面倒を見ている。
なんというやさしい世界。一度結ばれた絆は、例え種別が違っても永遠に消えることはないのだ。もしかしたらこの猫家族は、犬の近くで暮らすようになるのかもしれない。この犬ならきっと、わが身に変えてでも、子猫たちを守ってくれることだろう。
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コメント
1. 匿名処理班
わんこやにゃんこは、野良なのかなあ。
どういう境遇でともに育ち、そして離れて、今この再会を迎えたのか。
わからないけど、とにかく素敵すぎる。優しくそしてとてつもない愛らしい世界!!!
胸があったまった、ありがとうございます。
2. 匿名処理班
子猫が2匹しかいない・・・
猫親子たいへんな苦労を乗り越えてきたのかな
3. 匿名処理班
実家で飼われていた猫も子猫を生むと「どや?」と見せに来ていました。ある年、1匹だけ動かない子がいたので、そっと触ってみると既に冷たく... 母猫が寝ている間にそっとその子を拾い出し、庭の隅に埋葬しました。五体満足に生まれてくる奇跡と命の大切さを学んだ瞬間だったと思います。そんな昭和のある一日。
4. 匿名処理班
もうお前ら、つがいになれよ(笑)
5. 匿名処理班
グハッ!(愛が鼻から出る)
6. 匿名処理班
最後の犬と母猫の絡み良いね(^_^)
7. 匿名処理班
オレもこれくらい誰かに信頼される男になりたいなー
8. 匿名処理班
世の中は本当は、シンプルなんだよな
9. 匿名処理班
忙しすぎると、見えなくなるもの、忘れてしまうもの、あるよね
日本人はなんでこんなに急いでるんだろう、最近ついていけない
発展や成長することがそんなに大事なんだろうか…