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つらい腰痛が1カ月でなくなる!「朝30秒の正座」健康法

腰痛の原因をたった30秒で治す
「朝30秒の正座」驚きの効果

金 聖一 [柔道整復師、聖和整骨院院長]
【第3回】

腰痛の原因その 2
「足の使い方」

 ふだんの何気ない歩き方、立ち方、体重のかけ方の左右差が広がると、腰痛が発症します。
 皆さんは、足にも「利き足」があることをご存じですか?
 左右の手には、「利き手」というものがあります。使いやすいほうの手を指して「右利き」「左利き」と言いますよね。
 実は手と同じく、足にも「利き足」というものがあります。手の場合と違うのは、左右の足は、「利き足」と「軸足」にわかれるという点です。

 では、みなさんが自身の利き足と軸足を見分けるためには、どうすればいいのでしょうか?

 一番わかりやすいのは、椅子に座っていて足を組みたくなるときです。この場合、上に重ねたくなるほうの足が、その方の利き足で、下になったほうの足が軸足です。
 駅で人を待っているとき、無意識のうちに軸足のほうに体重をかけ、利き足のほうを前に交差してみたり、浮かしたりしていませんか。
 意識してみると、誰にでもこの「軸足」「利き足」があることに気づくと思います。
 そしてこの「軸足」と「利き足」の使い方の差が大きければ大きいほど、腰痛になりやすいのです。

 肝心なのは、この「左右差」をできるだけ少なくするためにはどうすればいいのかを考えることです。

 「朝30秒の正座」健康法では、日常生活の中で偏りがちな利き足と軸足に対して、同じ力で圧をかけて、足首やひざの周りの筋肉や関節の状態を、左右均等に整えてくれます。もしもどちらか足が硬いのであれば、その硬い方をほぐしながら、同じ圧力(体重)をかけることによって、左右の違いを少なくしていきます。

 余談ですが、この利き足と軸足の違いを知っておくと、普段の生活でも役に立つことがあります。オフィスなどで座っていて、すぐに腰痛が出るという場合は、タオルを折りたたみ、軸足側のお尻の下に敷いてみてください。そうすることで、利き足と軸足で不均等に流れていた血液がバランスよく流れるようになります。足を組みたいという欲求は、左右の足の血流のバランスが悪くなるせいで起こりますから、左右の血流のバランスが整えば、足を組む頻度が少なくなり、腰痛が軽減されます。

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金 聖一(きむ・そんいる) [柔道整復師、聖和整骨院院長]

柔道整復師。聖和整骨院院長。
株式会社Body Healthcare Room SEIWA代表取締役。専門学校在学中、大学病院で勤務する異色の学生生活から整形外科勤務後、小岩中央整骨院勤務。弱冠22歳で勤務3カ月後に分院長に就任。1日平均100名の来患を継続。同院退職後、聖和鍼灸整骨院を開院。多くの靭帯、筋肉損傷に関する研究結果と、自身の交通事故体験に基づき、「朝30秒の正座」健康法を考案する。20年間で約30万人の施術実績を持ち、『ギックリ腰・椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・坐骨神経痛を治す腰痛治療プロフェッショナル12人』(現代書林)に選出される。その他、多数のメディアにも取り上げられ、「正座の金さん」の愛称で親しまれる。1965年生まれ、千葉県出身。
聖和整骨院ホームページ
 

 


つらい腰痛が1カ月でなくなる!「朝30秒の正座」健康法

今、2800万人の人を悩ませているという腰痛。湿布薬やマッサージに行ってもよくならず、病院に行っても治らない。そんな「腰痛難民」の駆け込み寺と呼ばれ、これまで30万人の治療に当たった聖和整骨院の金院長が、あなたの腰痛の原因、改善法をお伝えします。

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