HOME

メタボリック

肝臓

腰痛・肩こり

高血圧・高脂欠症

うつ・ストレス

ニオイ

薄毛

老化防止

禁煙

男の病気

つらい腰痛が1カ月でなくなる!「朝30秒の正座」健康法

腰痛の原因をたった30秒で治す
「朝30秒の正座」驚きの効果

金 聖一 [柔道整復師、聖和整骨院院長]
【第3回】

腰痛の原因その 1
「背骨のゆがみ」

 腰痛に悩むほとんどの人が、背骨のゆがみを抱えています。
 見るからに背中が丸くなっている猫背の方はもちろん、一見胸を張っているけれど、お腹の突き出た姿勢の方も、すべて背骨のゆるやかなカーブを崩していることになります。
 どちらの場合も背骨で重力を分散する力が弱くなり、結果、周辺の筋肉へ本来かけてはならない負担をかけてしまいます。すると、その筋肉に疲労がたまり、炎症を起こします。それが原因になり、腰痛が発症するのです。
 さらにこの負担が長期化すると、骨や軟骨にまで影響を及ぼし、骨や軟骨の変形が起こるのです。そして、椎間板ヘルニアが発症していきます。
 理想的なS字カーブが描けていれば、体の重みをそれぞれの腰椎で支えてくれるので、1カ所に負担がかかってしまうということはありません。
 つまり正しい背骨の形をキープし、背骨をゆがませないことが腰痛改善の第一歩なのです。

 背骨のゆがみ改善に「朝30秒の正座」健康法がどう効果を発揮するのか。まずは下の写真をごらんください。

(写真左)常に左足を上にして組むクセがあるため、普通にしていても体全体が右側に傾き、首も前に突き出している。(写真右)30秒の正座後、同様に椅子に腰かけたところ、左右の肩の高さがほぼ同じラインにそろった。首も自然な位置に。

 左側は、正座をする前。右側の写真は、30秒の正座をした後の後姿をうつしたものです。背骨のゆがみ改善されていることが、一目でみてとれます。
 「朝30秒の正座」健康法を試してみると、座った瞬間に正しい背骨のS字カーブをつくれていることを実感できます。毎朝、この姿勢を続ければ、背骨を支える左右の筋肉は、このよい姿勢を覚えてくれるので、どんな場所でも、意識しないで自然によい姿勢がとれるようになるのです。

1 2 3 4 >>
関連記事
このページの上へ

金 聖一(きむ・そんいる) [柔道整復師、聖和整骨院院長]

柔道整復師。聖和整骨院院長。
株式会社Body Healthcare Room SEIWA代表取締役。専門学校在学中、大学病院で勤務する異色の学生生活から整形外科勤務後、小岩中央整骨院勤務。弱冠22歳で勤務3カ月後に分院長に就任。1日平均100名の来患を継続。同院退職後、聖和鍼灸整骨院を開院。多くの靭帯、筋肉損傷に関する研究結果と、自身の交通事故体験に基づき、「朝30秒の正座」健康法を考案する。20年間で約30万人の施術実績を持ち、『ギックリ腰・椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・坐骨神経痛を治す腰痛治療プロフェッショナル12人』(現代書林)に選出される。その他、多数のメディアにも取り上げられ、「正座の金さん」の愛称で親しまれる。1965年生まれ、千葉県出身。
聖和整骨院ホームページ
 

 


つらい腰痛が1カ月でなくなる!「朝30秒の正座」健康法

今、2800万人の人を悩ませているという腰痛。湿布薬やマッサージに行ってもよくならず、病院に行っても治らない。そんな「腰痛難民」の駆け込み寺と呼ばれ、これまで30万人の治療に当たった聖和整骨院の金院長が、あなたの腰痛の原因、改善法をお伝えします。

「つらい腰痛が1カ月でなくなる!「朝30秒の正座」健康法」

⇒バックナンバー一覧