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【開発ヒストリー】三菱鉛筆油性ボールペン「ジェットストリーム」が年間1億本の爆売れ 開発者の「不満」が生んだなめらかな書き味

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【開発ヒストリー】
三菱鉛筆油性ボールペン「ジェットストリーム」が年間1億本の爆売れ 開発者の「不満」が生んだなめらかな書き味

2013年10月に発売した「ジェットストリーム プライム」。なめらかな書き味に加えて高級感も打ち出した。

 市川氏は今年から横浜研究開発センターの部長となり、全体の開発を指揮している。「筆記具の開発をリードしているのは日本メーカー。自分たちが先頭を走る」と、ジェットストリームに引けを取らない画期的な商品の開発に意欲を燃やす。 (井田通人)

ジェットストリーム 三菱鉛筆が海外で平成15年、国内で18年に発売した油性ボールペン。「クセになる、なめらかな書き味」をキャッチコピーに、同社の一般的な油性ボールペンに比べて摩擦を3~5割減らし、「なめらかボールペン」と呼ぶ新ジャンルを開拓した。書く力の強さに関係なく安定した線を描けるほか、インクが乾きやすく手が汚れにくいのも特徴。現在は多色タイプや高級タイプなど、130種類以上を取りそろえている。価格は150~5000円(税別)。

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