2004年08月09日
ロンドンのキングスカレッジの数学者アナ・シグラーを中心にした研究チームによってホラー映画の方程式が発表された。
研究チームは2週間にわたって「サイコ」「エキソシスト」「悪魔のいけにえ」「羊たちの沈黙」といったホラー・スリラー映画を鑑賞、得点化して方程式を生み出した。その方程式は
(es+u+cs+t) squared +s+ (tl+f)/2 + (a+dr+fs)/n + sin x – 1
※squared=二乗
で、どんなホラー映画に当てはめてもいつも完璧な結果が導き出されると言う。
そしてこの方程式によると、最も怖いホラー映画はスタンリー・キューブリック監督、ジャック・ニコルソン主演、スティーブン・キング原作の「シャイニング」であることがわかった。
方程式を解説すると
es...段々と大きくなる音楽、u...未知のこと、cs...追跡シーン、t...わな、s...ショック性、tl...現実性、f...空想性、a...(登場人物の)孤立、dr...暗闇、fs...場所・設定、n...登場人物の数、-1...ステレオタイプで、
「段々と大きくなるBGMと未知のハプニング、追跡シーン、わな」を足したものを二乗し、ショック性を足す。さらにホラー映画は現実におこりうる状況のほうが観客に訴えかけ、さらに空想が恐怖を増大させるがバランスも大切なので「現実性と空想性」を足して2で割る。
また、登場人物が孤立すればするほど、暗い場所であればあるほど恐怖感が増すので「孤立と暗闇と場所」を足して、登場人物の数(n)で割ると衝撃性が表される。
さらに、血の量を表す要因の効果的な使用もホラー映画には欠かせないが、一方、ステレオタイプ的なとらえ方もあるので血が出すぎはかえって逆効果である点をsin x – 1で考慮する。すると、完璧なホラー映画ができあがるというわけだ。
本当は嘘クサい記事だなあと思っていたのですが、BBCでも同様の記事が載っていました。
最後のステレオタイプと血のりの関係がわかりにくいかもしれませんが、BBCの説明では「スティーブン・スピルバーグの"ジョーズ”がいい例で、スピルバーグは必要最低限の”血”を見せることで観客に最大限の恐怖を見せ付けることに成功した」ちゅうことです。
最初sinをホラー映画なもんで"罪"として解釈しちゃってたんですが、単純に、サイン・コサインのsinではないかとご指摘いただきました。「サイン関数だと、xの増加につれて最初はググっとあがりますがある点を超えるとぐぐっと下がるので、適切な血の量がもっとも怖いという」点にあてはまりますので。らんどsanありがとうございました。
怖さの方程式があるならお笑いの方程式もあってもいいようだと思うんですけど。(まぬけな音楽+バナナの皮によるわかりきっているコケ+主人公の不細工度+ちょっとしたお色気)×2・・・とか。で、最終的に究極のお笑いはモンティ・パイソンになりそうな予感。