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首相公式サイト一時閲覧できず サイバー攻撃か
12月10日 11時56分

首相公式サイト一時閲覧できず サイバー攻撃か
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安倍総理大臣の公式サイトに10日未明、大量のデータを送りつけるサイバー攻撃が行われ、一時、サイトが閲覧できない状態になりました。国際的なハッカー集団、「アノニマス」を名乗る人物がツイッターで攻撃を示唆する投稿をしていて、警視庁が情報収集を進めています。
警視庁などによりますと、10日未明、安倍総理大臣の公式サイトに大量のデーを送りつけて通信量をあふれさせる「DDoS」と呼ばれるサイバー攻撃が行われ、一時、サイトが閲覧できない状態になったということです。
事務所によりますと、不正な通信の遮断などを行い、10日夕方までにほぼ復旧したということです。国際的なハッカー集団、「アノニマス」を名乗る人物が、10日午前3時半ごろ、インターネットのツイッターでこのサイトにサイバー攻撃を行ったことを示唆する投稿をしていて、警視庁が情報収集を進めるとともに、警戒を強めています。
国内では、ことし9月以降、アノニマスによるとみられるサイバー攻撃が相次いでいて、先月21日には、厚生労働省のホームページが攻撃を受けて、3日間、閲覧できなくなるなどの被害が出ています。

官房長官「声明は報告受けている」

菅官房長官は午前の記者会見で「安倍総理大臣の個人ホームページの閲覧が非常にしづらい状態が発生して、現在も継続している。現時点においては、アノニマスからの攻撃と特定されていないが、声明が出ていることは報告を受けている。警察において捜査中ということで今後、捜査をしっかりと行って適切に対応していきたい」と述べました。

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