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【プロ野球】

ベイ山崎2年目のジンクス打破へ 誓うは母校亜大魂!!

2015年12月13日 紙面から

子どもたちにグッズをプレゼントしたDeNAの山崎康=東京都内のホテルで(北田美和子撮影)

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 亜大魂でジンクス打破だ! DeNAの山崎康晃投手(23)が12日、東京都内のホテルで行われた母校・亜大野球部主催の「新人王受賞パーティー」に出席。米国での自主トレの合間を縫う弾丸帰国で参加した右腕は、新人王の先輩からプロ2年目に臨む金言を授かった。

 徹底した走り込みを勧めたのは、近鉄で1987年のパ・リーグ新人王に輝いた巨人・阿波野3軍投手コーチだ。「1年目に250イニング投げて2年目の春はボールが走らなかった。投げることをやめて走り込んだらキレが戻った」。巨人で2003年セ・リーグ新人王となり、今季限りで引退した木佐貫さんも「休む期間が長すぎると危ない。肩、肘の状態を気にしながら体を休ませすぎないこと」とアドバイスした。

 初めてのオフを手探りで過ごす山崎康にとって母校の先輩は心強い味方だ。6日に渡米し、こちらも先輩のソフトバンク・東浜と合流。筋トレや強めのキャッチボールで汗を流す一方、英会話も習って「いろんなことを吸収して自分の力にしたい」と精力的に動く。

 パーティー出席のため11日夜に帰国し、13日夕に再び米国へ向かう強行軍もなんのその。「高校でプロから指名がなく、気持ちの整理もつかずに進学したが、亜大で4年間、頑張って良かった」。猛練習で地力を培った原点を振り返り、2人からのアドバイスを心に刻んだ。母校の誇りにかけて、2年目のジンクスになど負けてはいられない。 (小林孝一郎)

 

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