ちなみに、私は「電脳都市」という坂村氏の著作物が大好きで、今でも手に入れた初版を大事に所持してます。
下記文章最後の、漫画「TRON革命」も入手して捨てられずに持ってますw
この騒動の背景として、1990年代当時は、パソコン市場シェアの過半数を占めており、CECの選定において1988年当時、松下を筆頭とする他社全者連合(IBMをも含んでいた)を敵に回して反対していた[16]日本電気や、MS-DOSを擁するマイクロソフトの名が囁かれていた[20]。また、かねてからの日米貿易摩擦に加えての80年代の日米ハイテク摩擦、ジャパンバッシング、ニッポン株式会社論、IBM産業スパイ事件、CACMの83年9月号の表紙イラスト[21]に代表される日本脅威論などが記憶に新しい時代であり、TRON自身もIEEE MicroがTRON特集を組んだり(87年4月など)米国で目立ったであろう要素もあった。
CECの選定取り消しについては、大下英治の『孫正義 起業の若き獅子』(ISBN 4-06-208718-9)pp. 285-294によれば、かねてより自社の事業であるソフト流通業が儲かるような業界態勢作りに腐心していた孫正義により、TRONによって日本の産業がグローバルスタンダードから外れ世界に取り残されると煽って盛田昭夫から紹介された棚橋祐治(当時機械情報産業局長)、林良造(当時情報処理振興課長)らと「TRON壊滅へのレールが敷かれはじめ」ていたところだったが、この機会に301条を楯にプロジェクトを潰してしまえ、という孫によるアドバイスにより、通産省は学校へのTRON導入を中止したという。同書の見出しには「TRON蔓延を水際で阻止」とある。
この件に関して、TRONプロジェクト側では異例の意見表示があった。パーソナルメディア社が編集・刊行しているTRONWARE誌の60号(1999年12月発行)p. 71において、編集部の署名で「TRONプロジェクトを阻んだ人」と題した記事で、前述の伝記を、(TRONを妨害した)「成果を誇る」本を出した人がいる、と紹介した。
同記事では、孫がMSXに反対したこと、Unixを一旦は支持したようだったことなどを紹介し、また伝記中で紹介されている、孫、西、坂村が一同に会したカンファレンスについて、坂村による、それはUnixの技術者のカンファレンスだったはずで自分も西も技術の話をしたが孫氏は商売の話をして場違いな感じだったと記憶している、といった証言を載せたりもしているが、全体としては、独自技術の芽を潰すことが正しいことか? とまとめている。
なお、1988年12月に、ソフトバンク(当時は(株)日本ソフトバンク)出版部(現ソフトバンククリエイティブ)より、『コミック版 トロン革命』( ISBN 4-89052-037-6 )という書籍が出版されている。
うーん、孫氏に潰された、というか、B-TRON採用して日本のソフトウェア業界がガラパゴス化するのを恐れたってことなのかなー。
陰謀論みたいな言われ方もされたり、外圧に屈したとか、うーん、あまりそういう視点は僕は嫌いなんだけどなー。言い訳っぽくて。
まあ、たしかにガラパゴスでは、孫氏自身にはタイムマシン商法とか商売として旨みがないわなwww
「孫氏は商売の話をして場違いな感じだったと記憶している」と言うのは、まあ、分からないでもなくて、
自分も昔、嫌々孫氏の慶応大学のセミナーに出席させられたので行ってきたのだけど、確かに自分レベルの低レベルでも、一応技術屋からするとつまらんかった。
大金で何かを買って、遠くの誰かに売って、差額で儲ける、とか、
ソフトバンクって社名は、ソフトウェアの銀行をイメージしてて、結局はコンテンツホルダーになって、権利を切り売りして儲けるよ、作者にもお金は送るけど、まあ、上前ははねるよ、という話で、
お金の話が汚いとは思わない。
それより、意外性がない話ばかりで、つまらないというか、僕にはそんなお金もないし、博打も打てないしね。
ただ、西氏や坂村氏が、まあ、UNIX関連のカンファレンス?とは言え、色々現在のインターネット社会に向けての分岐点とも言える時期に、商売のことが余りにも頭になさ過ぎたんじゃないか、とも勘ぐってしまう。
MSXも素晴らしいプロジェクトだったし、僕は今でもMSX1が好きだけど、あれも日本の電機大手各社がこぞってやるメリットなかったよね。
MSX-DOSなんて、子供だった僕には手に入らなかったけど、MSX-BASIC自体マイクロソフト製だし、今のWindowsマシンみたいにも思えてくるが、
現在、大手電機メーカーがパソコンで利益が出ないとか嘆いているのは滑稽でさえある。
だって、お前らMSX儲からんから、やりたくないって言ってたんだろ?
規格品をみんながこぞって作ったって、大した儲けにはならんって何十年前に経験してるんだろーがwww
個人的に孫氏みたいなタイプの人間が嫌いなのだが、私が嫌いなタイプほど社会で成功するし、ワタミの社長さんもそうだし、私が間違っているのかもしれない。
金が勝つんだよ。
だって、Facebookが成功しなければ、今のPHP7の成果はなかったんじゃないか?よく知らんが。
やっぱり金だよ。
金を集めて、優れた技術者を集めれば、糞の技術だって根底から作り変えて、ちょっとはマシになる。
JavaSctiptとV8だってそうだし、erlangだってエリクソンあってだろう?違うかな?
そんじょそこらの知恵じゃない。