ニュース詳細
イスラム教徒入国禁止のトランプ氏発言に抗議デモ12月13日 8時35分
k10010339721_201512131112_201512131114.mp4
来年のアメリカ大統領選挙に向けて野党・共和党から立候補しているトランプ氏が、イスラム教徒のアメリカへの入国を禁止すべきだと主張しているのに対し、アメリカに住むイスラム教徒の人たちがニューヨークの中心部で抗議デモを行いました。
今月、カリフォルニア州でイスラム教徒の男女2人が銃を乱射して14人が殺害されたテロ事件を受け、アメリカでは大統領選挙の野党・共和党の指名争いでトップを走るトランプ氏が、テロ対策としてイスラム教徒のアメリカへの入国を禁止すべきだと主張し、波紋が広がっています。
これに対し、ニューヨーク中心部のタイムズ・スクエアでは、パキスタンからの移民を中心にイスラム教徒の人たちおよそ300人が集まり、差別への抗議デモを行いました。参加者たちはアメリカ国旗のほか「イスラム教徒もアメリカ人だ」とか「イスラム教徒はテロリストではない」などと書かれたプラカードを掲げ、大勢の人たちでにぎわう週末の繁華街を行進しました。デモに参加した女子学生は「イスラム教と暴力は関係ありません。私たちもアメリカ人で、ここが祖国です」と話していました。
トランプ氏の発言に対しては国内外で批判が相次いでいて、今後、トランプ氏への支持率に影響が出るのか注目されています。
これに対し、ニューヨーク中心部のタイムズ・スクエアでは、パキスタンからの移民を中心にイスラム教徒の人たちおよそ300人が集まり、差別への抗議デモを行いました。参加者たちはアメリカ国旗のほか「イスラム教徒もアメリカ人だ」とか「イスラム教徒はテロリストではない」などと書かれたプラカードを掲げ、大勢の人たちでにぎわう週末の繁華街を行進しました。デモに参加した女子学生は「イスラム教と暴力は関係ありません。私たちもアメリカ人で、ここが祖国です」と話していました。
トランプ氏の発言に対しては国内外で批判が相次いでいて、今後、トランプ氏への支持率に影響が出るのか注目されています。