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北海道新幹線 貨物列車と安全にすれ違う訓練12月12日 11時59分
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来年3月開業する北海道新幹線は、青函トンネルを含む区間で貨物列車と線路を共用することから、JRは貨物列車の機関士を対象に、安全にすれ違うための習熟訓練を始めています。NHKはその様子を初めて取材しました。
北海道新幹線は青函トンネルを含む82キロの区間で貨物列車と線路を共用するため、すれ違いの際の風圧で貨物のコンテナが飛ばされないよう、当面在来線の特急並みの140キロに速度を落として走行することになっています。
このため、JR貨物はことし10月から貨物列車の機関士を対象に安全にすれ違うための習熟訓練を行っていて、NHKがその様子を初めて取材しました。
5両編成の貨物列車をけん引する電気機関車に機関士と指導の担当者が乗り込み、午前2時に青函トンネルに入るとまず訓練用の別の貨物列車とすれ違いました。続いて、青函トンネルを出た本州側の共用区間で2度、新幹線とすれ違い、機関士は実際の運転感覚を確認していました。
共用区間では来年の元日に青函トンネルを通るすべての在来線を運休させて、運行管理のシステムを切り替えるテストなどを行うことになっています。
このため、JR貨物はことし10月から貨物列車の機関士を対象に安全にすれ違うための習熟訓練を行っていて、NHKがその様子を初めて取材しました。
5両編成の貨物列車をけん引する電気機関車に機関士と指導の担当者が乗り込み、午前2時に青函トンネルに入るとまず訓練用の別の貨物列車とすれ違いました。続いて、青函トンネルを出た本州側の共用区間で2度、新幹線とすれ違い、機関士は実際の運転感覚を確認していました。
共用区間では来年の元日に青函トンネルを通るすべての在来線を運休させて、運行管理のシステムを切り替えるテストなどを行うことになっています。