デビュー35周年の近藤真彦「50過ぎてやっと歌の力って凄いんだ」

2015年12月13日10時22分  スポーツ報知

 デビュー35周年を迎えた歌手で俳優の近藤真彦(51)が12日、NHK「SONGS」に出演。「ギンギラギンにさりげなく」「愚か者」などの作詞を手掛けた作家・伊集院静氏(65)と対談した。

 近藤は伊集院氏と初めて会った印象を「がたいが大きい人が現れた。大きな黒い影みたいなものを感じた」と話すと、伊集院氏も「どこのヤンキーが来てるのかと思った」と当時の印象を明かした。

 また伊集院氏は「もうすこしアイドルの人は愛嬌があったけど、(近藤は)愛嬌のかけらもない。こんなに尖がっていたら、1年で芸能界はもたないと思っていた」と打ち明けていた。

 近藤は80年のデビュー曲「スニーカーぶる~す」のカップリング曲「ホンモク・ラット」で初めて伊集院氏の歌詞に出会った。4枚目のシングル「ギンギラギンにさりげなく」で硬派な魅力でレコード大賞最優秀新人賞を獲得。この年の新人賞を総なめにすると、紅白歌合戦にも初出場した。近藤は「ギンギラギンを歌ったころから小学生、中学生、おじいさん、おばあさんから“マッチ”と呼ばれるようになった」と、この頃から国民的アイドルに成長したことを話した。

 しかし、17歳で頂点に立った近藤は、20歳でアイドルとしてやっていけるのかと、さらに同時期に母親が交通事故にあい芸能人生に悩んでいた。そんな時に誕生したのが87年に発表した「愚か者」だったと話すと、「大人の酔っ払いの歌を歌わせてくれたのが嬉しかった」と当時の思いを打ち明けた。「(当時)22の僕には早いけど、『背伸びして遠くを見なよ』という(伊集院氏の)メッセージだったのですね」と納得していた。

 伊集院氏は近藤に対して「もう4年目ぐらいでアイドルをずっと続けるの?」と疑問を抱いていたそうで、関係者から「ずっとアイドルでいかせます」と言われ、「だったら一回『愚か者』をぶつけちゃえと思った」と、作詞の経緯をコメントした。

 近藤は「ちょうど人生で辛いとか寂しい時期と重なって、なんか励まされた」と話すと、「(最近)なんかやっとしっくりくるようになった。それまでは一生懸命歌って、歌詞を理解しよう、しようと思って、自分なりに理解してるつもりで歌っていたが、今思うと22、23の愚か者はちょっとな…50過ぎてやっと歌の力って凄いんだと分かってきた」と心境の変化を明かしていた。

ジャニーズ
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