ブログで家族が養えるのか?
民主主義とは互いの意見を尊重し、かつ、少数意見を尊重することを是とする。
批判を恐れずに言う。
ブログで飯を食っていけるのは、ごく少数の、極めて数の少ない人だけだ。ブログで一山当ててやろうなんて考えの人は、別の山を探したほうがいい。
プロブロガーを名乗っている人でもそうだろう。ブログだけの収入で生計を立てているわけでなく、セミナーをしたり、執筆をしたり、書籍を刊行したり。別の収入の口を持っているはずだ。
その入り口は確かにブログだったかもしれない。努力してブログを書き、有名になって、他の仕事を得たのかもしれない。
それは、女の子がアイドルになるよりも、確率が低いのではないか?
アイドル事情は知らない。だから、適当なことしか書けない。
いわゆる、トップアイドルの下には、富士山の裾野のように、多数の売れない女の子がゴマンといるのではないか?
ブログの世界も同じで、著名なプロブロガーを筆頭に、その下には無名な自称ブロガーが星の数ほどいる。
這い上がってトップを目指すのも良かろう。
単なる金儲けなら、もっと効率のいい方法があるような気がしないか?
人の真似して何が面白い?
いわゆる、プロブロガーの中には「セミナー」と称して、自身の体験や、ブログの書き方、アクセスアップを教えてくれる人がいる。もちろん有償だ。
そのことについて、云々する気はさらさらない。
プロブロガーと呼ばれる方々の貴重な収入源だからだ。
どのような形で収入を得ようが、人様の収入の得かたを批判するつもりはない。
問題は、そういったセミナーを受ける人たちだ。
人の真似して何が面白い?それでブログを書いて、仮にアクセスがアップして面白いか?
サル真似のブログが増えるだけではないのか?
そういうぼくも、かつてセミナーを受けたことがある。プロブロガーと呼ばれて、今では幅広く活躍されている方だ。
その時のセミナーの内容は、直接ブログを題材にしたものではなかった。ブログを始めたことで、自身が変わるきっかけになった、というような体験談を元にしたセミナーだった。
そのセミナーはとても面白かった。確かに内容はブログに関することであったかもしれないが、自分を変えるきっかけはその人その人で色々あるだろうな、と考えさせられる内容だった。
その方のセミナーは2回ほど受講したが、それ以降は受けていない。
内容がブログに特化してきたからだ。
ブログは自己表現の場。自由に書きたい。たとえアクセスが少なかろうが、書きたいことを書きたいように書きたい。
もちろん、できれば多くの人に読んでもらいたい。そのための努力もする。でもそれは二次的なものであって、主眼ではない。
あくまでも自己表現することが、ぼくにとってのブログなのだ。
ブログの目的は、そこに存在すること
かつて、このブログのどこかで書いたかもしれないが、ぼくのブログの目的は、先ほど書いた、自己表現すること。
自分を表現したものが、宇宙の名の知れぬ星のように、インターネットという広大な空間に、ポツンと存在すること。
知っている人は知っている。大多数の人は知らない。
それでいい。
知ってくれた人には、できるだけ良質の記事を読んでもらいたい。
良質の記事とは、アクセスアップや収益のアップを狙った「裏のある」記事ではなく、ピュアに自分を表現した記事。
ぼくにとってのブログは、それで丁度いい。