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羽生 世界最高更新でグランプリファイナル3連覇
12月13日 6時04分

スペインのバルセロナで行われたフィギュアスケートのグランプリファイナル男子シングルで、羽生結弦選手が自身の持つ世界最高得点を8点余り更新する330.43をマークし、圧倒的な強さで史上初の3連覇を達成しました。
今シーズンのグランプリシリーズの上位6人が出場するこの大会で、羽生選手は、前半のショートプログラムで自身の世界最高得点を更新してトップに立ち、12日に行われた後半のフリーに臨みました。
羽生選手は、冒頭の4回転サルコー、続く4回転トーループを完璧に決め、基礎点が上がる演技の後半でも4回転と3回転の連続ジャンプを決めるなど、8つのジャンプをすべて成功させ、技の出来栄えでも多くの審判から満点をもらいました。また、表現力や振り付けなどプログラム全体を評価する演技構成点でも満点に近い評価を受けました。
羽生選手は、フリーで219.48、合計で330.43の驚異的なスコアをたたき出し、先月のNHK杯でみずからがマークした世界最高得点を8点余り更新して、男子シングル史上初の3連覇を果たしました。
羽生選手は、ショートプログラム、フリー、それに合計と、いずれも世界最高得点を塗り替え、合計では2位に40点近い差をつける圧倒的な強さを示しました。
2位は、スペインのハビエル・フェルナンデス選手で292.95でした。
前半4位だった17歳の宇野昌磨選手は、合計で自己ベストを更新する276.79を出し、初出場で3位に入る健闘でした。
前半5位の村上大介選手は、合計235.49で6位でした。

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