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(10月7日)
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【芸能・社会】「母と暮せば」初日舞台あいさつ ニノから「一緒の船に乗って本当に幸せ」2015年12月13日 紙面から 山田洋次監督(84)の映画最新作「母と暮せば」が12日公開され、主演の吉永小百合(70)、息子役で共演した嵐・二宮和也(32)らが、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで初日舞台あいさつに立った。 長崎の原爆で亡くなった息子(二宮)が、終戦から3年後、亡霊となって母親(吉永)の前に現れる物語。 吉永はこの日、劇中で着用した平和の象徴であるハトの模様の帯を締めて登壇。「山田丸という大きな船に乗って、力を合わせて長崎を出港し、今日、東京に上陸しました。心臓がドキドキする思いです」と感無量の面持ちであいさつした。 座長として現場を引っ張ってきた吉永へ、スタッフ、キャストからの感謝の手紙を二宮が代表して読み上げるというサプライズ演出も。 「小百合さんは誰よりも気遣いの人でした。小百合さんと一緒の船に乗って本当に幸せな時間を過ごしました。先頭を走り続ける小百合さんは、とてもカッコよかったです!」と二宮が朗読すると、吉永は目を潤ませて「感激しております。皆さんのおかげで何とかやり通せたと思います。胸がいっぱいです」と震える声で語った。 二宮はまた、演じて印象に残った場面として、生前、学生時代に寮歌を歌ったことを息子が思い出すシーンを挙げた。「監督との間で『もうちょっと優しく歌って』『はい』『もうちょっと伸びやかに』『はい』と何度も何度もやりとりがありました。浩二(役名)がとても表れているシーンの一つかな」 山田監督は「ぼくの母校の寮歌を歌ってくれたんです。聴きながら、うれしくて涙が出そうでした」と二宮に感謝した。 PR情報
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