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京都大 入学試験で私物時計を使用禁止に12月12日 5時00分
京都大学は、入学試験で腕時計型の「ウェアラブル端末」を使った不正が行われるのを防ぐため、来年2月の2次試験で私物の時計の使用を禁止することを決めました。
私物の時計の使用が禁止されるのは、来年2月に行われる京都大学の一般入試の2次試験です。
通信や計算の機能を備えた腕時計型の「ウェアラブル端末」が普及し、京都大学は入学試験で悪用されるのを防ぐため、受験生が試験会場に入る際、携帯電話などとともに、私物の時計もかばんの中に入れるよう求めることにしています。
この一方で、およそ120ある試験会場には電波時計を設置することにしています。
京都大学では4年前、入学試験中に受験生が携帯電話を使ってインターネットの質問サイトに問題を投稿するという不正が行われ、大学が対策を進めています。
大学によりますと、入学試験で私物の時計の使用を禁止するのは、全国の国立大学で初めてだということで、担当者は「時計の機能だけを持つものかどうか見極めるのは難しく、公平な条件で試験に臨んでもらいたい」としています。
通信や計算の機能を備えた腕時計型の「ウェアラブル端末」が普及し、京都大学は入学試験で悪用されるのを防ぐため、受験生が試験会場に入る際、携帯電話などとともに、私物の時計もかばんの中に入れるよう求めることにしています。
この一方で、およそ120ある試験会場には電波時計を設置することにしています。
京都大学では4年前、入学試験中に受験生が携帯電話を使ってインターネットの質問サイトに問題を投稿するという不正が行われ、大学が対策を進めています。
大学によりますと、入学試験で私物の時計の使用を禁止するのは、全国の国立大学で初めてだということで、担当者は「時計の機能だけを持つものかどうか見極めるのは難しく、公平な条件で試験に臨んでもらいたい」としています。