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運転士「急ブレーキかけたが乗り上げた」12月12日 4時30分
11日夜、岩手県宮古市のJR山田線で、普通列車が線路上に崩れていた土砂に乗り上げて傾き、乗客10人がけがをした事故で、列車の運転士は「線路上に土砂や倒木があるのに気付いて、急ブレーキをかけたが、乗り上げてしまった」と話していることが、警察への取材で分かりました。
11日午後7時半ごろ、岩手県宮古市門馬のJR山田線で、普通列車が線路上に崩れていた土砂に乗り上げて、傾いて停止し、乗客10人が首などに軽いけがをしました。
警察によりますと、現場付近では土砂が線路の片側にある山の斜面から崩れていて、列車の運転士は「線路上に土砂や倒木があるのに気付いて、急ブレーキをかけたが、乗り上げてしまった」と話しているということです。
また、およそ2時間前に別の列車が現場を通過したときは異常はなかったということで、警察とJR東日本が事故の原因を調べています。
山田線は、盛岡市内の一部の区間では12日に運転を再開する予定ですが、現場付近での運転再開には車両の撤去や線路の復旧などが必要で、具体的なめどは立っていないということです。
また、国の運輸安全委員会は、事故原因を調査するため、現地に事故調査官2人を派遣することにしています。
警察によりますと、現場付近では土砂が線路の片側にある山の斜面から崩れていて、列車の運転士は「線路上に土砂や倒木があるのに気付いて、急ブレーキをかけたが、乗り上げてしまった」と話しているということです。
また、およそ2時間前に別の列車が現場を通過したときは異常はなかったということで、警察とJR東日本が事故の原因を調べています。
山田線は、盛岡市内の一部の区間では12日に運転を再開する予定ですが、現場付近での運転再開には車両の撤去や線路の復旧などが必要で、具体的なめどは立っていないということです。
また、国の運輸安全委員会は、事故原因を調査するため、現地に事故調査官2人を派遣することにしています。