何度聞かされたことでしょう。
「人のせいにするな」と。
小学生からお父さんまでこの言葉を言われたことのない人は
まずいない。大人になれば「自分で責任を持て!」とか「当事者意識を持て!」
って言葉で言い換えられますね。
ひとつ言うとすれば。
何をバカな!
みんなが当事者意識を持っていたら世界は間違いだらけだ
もし自分のいる居場所・仕事・環境に対して
「自分が何か変えなければならない」とか「自分は○○のために」って
精神を100%持っているとしたら...
そんな社会やってられません。笑
確かに当事者意識ってやつをみんなが持ってたら
常にベストパフォーマンスを目指し続ける理論上は最高の姿です。
ただ、その世界は面白いのだろうか?
そんなんじゃ遊びも冗談も言えないでしょうね。笑
とまあ、こんな話はさておき。
普通の人間が100%の当事者意識あったら病むよ、きっと。
仕事人間。会社の発展=自分の成長
みたいな考え方が私が前いた会社にはありました。それこそ宗教のごとく。
会社の発展のために耐えることがまるで当たり前のように。
経営者の立場からしたら、全員が上みたいに思ったら理想の会社です。
ただ実際はこんなにつらい会社はないでしょう。
人間は十人十色。
誰もが仕事大好き人間じゃない。仕事嫌いが全力でやったら疲れます。
しまいには病んで結局会社を出るハメになるでしょうね。
それでも必要な当事者の心(プロジェクト編)
こんな本を読んでいます。
私は地域の活性化って分野のまさしく前線に立っている
人間なので、こういった分野は常に気になります。
そこで最も重要なことに挙げられるのがパートナーの存在。(恋人じゃないよ)
稼ぐまちが地方を変える―誰も言わなかった10の鉄則 (NHK出版新書 460)
- 作者: 木下斉
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2015/05/08
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (5件) を見る
会社の新規事業だろうと、地域の活性化だろうと、
結局最も大事なのは「人」
プロジェクトの発起人であるなら自分と一緒に痛みも分かち合ってくれる
ほどの強い仲間を。
一緒についていくならどんな厳しさも受け入れる覚悟
を持って同士として参加を。
私は23歳という年もあり、スキルも素晴らしい経験もない。
だからこそよくわかること。
実現したいという想いとそこへ至るステップの構想を持っていれば
人は必ずついてきてくれます。 想いは言葉に乗ります!
ようやく私にも一蓮托生のパートナーが見つかりました。
がんばって高畠町の地域おこしに貢献せねば。
NGワードを3つ作ろう!
「おれは関係ない」
「○○のせいor○○が決めたことだから」
「おれは悪くない」
この3つのNGワードを自分に課しましょう。
仕事・人間関係だけで構いません。
少しずつ目の前のことが「自分に関係ある」ことだと
認識できるようになります。
私は以前勤めていた会社でたったひとつだけ当事者意識が
あったからこそできたことがあります。
ゴミの分別のルールの作成です。笑
こんなもの「目の前のゴミの無法状態」が自分に関係あると
思わないとできません! こんな小さなことをルール化するのに
言葉で説明したり、全社単位でメールしないといけませんからね!笑
どんな人にでも世界は変えられます。
スーパーハードで病みそうになる当事者意識ですが、
NGワードを使って100%といわず、10%くらい持ってみましょう。
きっと人生が楽しくなりますよ!
それではー