【ソウル聯合ニュース】韓国とニュージーランドの自由貿易協定(FTA)が20日に発効する。
韓国産業通商資源部は9日、両国がニュージーランドで発効日の確定に関する外交文書を交わしたと発表した。
発効日の最初の関税引き下げに続き来月1日に2回目の引き下げがあり、両国間の貿易がさらに増加すると期待される。FTAに含まれる農林水産分野の協力プログラムや人材移動活性化制度も施行されることになり、両国間の交流と協力も拡大する見通しだ。
韓国政府はFTA発効後も共同委員会と分野別委員会を設置し、FTAの履行状況を調整するとともにFTAの効果拡大に向け努力する方針だ。
両国は2009年6月にFTA交渉を開始し、14年11月に妥結。今年3月にFTAに正式署名した。
一方、韓国・ベトナムFTAについては、両国が年内発効を目指し、実務協議を進めている。