【ソウル聯合ニュース】日本がのりの輸入割り当ての韓国枠を拡大する。韓国海洋水産部は9日、日本の水産庁とこうした内容の合意書に署名すると発表した。
日本は韓国からののりの輸入枠を向こう10年間、毎年1億5000枚ずつ拡大し、今年の12億枚から25年は27億枚にする。のり27億枚は金額にして約1億2000万ドル(約147億円)相当で、韓国ののり輸出額(3億ドル)の約40%に上る。
同部の延泳鎮(ヨン・ヨンジン)海洋政策室長は「最近は円安や景気低迷などで、水産物最大の輸出先の日本への輸出が減少したが、今後10年間は対日輸出実績が改善されると期待している」と述べた。