<韓国歴史教科書国定化>代表執筆者に続き…高校教師、自主的に辞退

<韓国歴史教科書国定化>代表執筆者に続き…高校教師、自主的に辞退

2015年12月11日10時05分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  10日、国定歴史教科書執筆陣に選ばれたソウル青丘洞(チョングドン)・大京(テギョン)商業高校のキム・ヒョンド教師が自主的に辞退するという意思を明らかにした。先立って代表執筆者として委嘱されたソウル大学の崔夢龍(チェ・モンニョン)名誉教授が先月6日に自主的に辞退したのに続き教師執筆者まで自主的に辞退する事態が広がった。

  キム教師は9年間商業科目を担当し、今年初めて韓国史を教えた。今月8日にキム教師が同僚教師に自身が国定教科書執筆陣に選ばれたという内容のメッセージを送った。この事実が10日にあるメディアで報道され、商業教師が歴史の教科書を執筆することが適切なのかという論争が起こった。論争が大きくなるとキム教師は同日午後、国史編纂委員会に「編纂の障害にならないために執筆を辞退する」という意思を明らかにした。編纂委員会は辞退の意思を受け入れる方針だ。

  商業科目担当であるキム教師が執筆陣に選ばれた理由について編纂委員会は「教育大学院で歴史教育修士課程を終え、韓国古代史博士課程を修了した経歴を勘案し教師執筆陣に選定した」と説明した。韓国教育部と国史編纂委員会が執筆陣非公開方針を守っている中で執筆陣資格論争が強まる見込みだ。

  
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