もう、僕以外の人も紹介しまくってる名店だからいいかなぁ…と思ったけど、やっぱり紹介しておきます。
が、僕はリピーター目線で紹介するから他の人のようにチヤホヤと紹介するような真似はしません。それどころか、前半ではうどんの画すらダシません。
庶民の味です。過度な期待はしないで下さい!
僕がああだこうだ言うよりも、メニューを見てもらった方が早いから、早速画像をどうぞ。
ご覧のとおり、五反田で最も「安い・早い・ウマい」を体現しているお店の1つだ。
しかも、朝から晩までやってるから朝うどん、シメのうどんを楽しむ事もできるため、度々お世話になってる。
そして、風体がこんな感じ。
写真に写っているのがお店のほぼ全て。
立ち喰いでお客が10人…厨房は洗い物も含めて3人立てばキツキツ。(大抵の場合は二人で回してる)
少数精鋭でかつ、狭い作業場、そして五反田で数少なくなおかつ激安のうどん屋なので、客足は絶えない。
客足は絶えないが、繁盛店だからこそ問題が出てくる。
「不衛生」とか「熱い寒い」という問題は見た目ほど酷いことはない。むしろ、狭いながら気を使ってやってる方だ。
ただ、「汚らしい」感じはある。
だから、人気店だからといって女性と食べに行ってはいけない。特に、外食が好きで、会席料理を食べたことを自慢してくる(癖に、自分は全然料理を作らない)女は絶対こんなとこ連れて行っちゃいけない!
狭いからこそ、揚げ物のカスも、ヨレて廃棄するような麺も、煮立ってしまって気が抜けていそうなおダシも全部が見えてしまうから、ちゃんと料理ができる人や高めな飲食店に衛生管理の基準をおいてる人には耐え難いお店…だと思う。
おまけに、忙しさゆえにボロが出やすいお店だから、安い早いウマいとは言っても、男メシ特有の小汚さが我慢できない潔癖症な人や、女性にはとてもオススメできない!
…けど、これよりも酷い問題点が1つある。
それは、「クオリティのムラ」が酷いことだ!
時間によって日によってウマい・マズいが激しく別れてしまう。
店員さんによって当たり外れがある。
肉の繊維がボロボロの肉うどんを食わされたり、揚げ物にふわふわ感がなくただただ油っこかったり、ダシが煮立って気が抜けたり…というハズレの日がある。
確率は低いけど、ぶっかけうどんのつゆがやたら多かったり、麺がやたら硬かった…というハズレも経験したことがある。*1
…と、期待して来店してる人や友達に自慢しようとしてる連中に
「早まるな、おにやんまは庶民の味。ハズレ日があるからいかにもグルメであるように紹介している連中に騙されたり、期待させるだけさせられたまま来店しちゃいけない」
と警鐘を鳴らさせてもらう。
ただ、これほど使い勝手はいいし、おいしいのも事実です。
どれだけ並んでも20分以内には入れるし、何を頼んでも3分以内に出てくるし、五反田で随一のやすさを誇るし、朝早く夜遅くまでやってるし、たとえハズレな日でもさぬきうどんチェーン並の価格ではるか上の味を出してくるお店だから!
これが、五反田の庶民の味!!
うんちくはこのぐらいにして、うどんに登場してもらいましょう。
冷やしのヒデコデラックスの大盛り…これで750円です。
五反田ならラーメンの普通盛りがこれで食えるかどうかぐらいの値段になるので、いかにコスパがいいかを物語ってます。
コスパがいいのはもも肉を漬け込んだジューシーな鶏天ですが、ウマいのは海老天です。プリっとした歯ごたえがした後にやわらかに融けます。
ちなみに、うどんは冷やしたほうがハズレ率が減ります。
麺のコシが抜けにくいし、温めて出汁の風味が抜ける確率も減ります。
ちなみに、今日の肉うどんは繊維がボロボロうどんではなく、程よく煮こまれたおいしい肉でした。
おにやんまはなんといっても回転が早いから、高確率でフレッシュでコシのあるうどんに当たるのが魅力!
コシがあるからうどん同士が絡みついてる時に強引にすすっても、キレない。
コシがあるのと硬いのは違うので、歯では意外と簡単に噛み切れる。
だけど、すすってる時や箸で持った時にはずっしりとした存在感やノビを発揮!滅多なことでは切れない。
…ここはね、「ハズレたなぁ」という日もあるにはある。
でも、朝やってると安心して、夜にライトアップされているのを見つけると「都会のオアシスだ」という気持ちになって入ってしまうんだよ…。
哀愁というの?感傷というの?ソウルフードというの?
うまいとかマズいとかグルメだとか他人からの評価を超越して僕が個人的に「大事にしたい」と思ってるお店なのよ。
僕にだって「今日はハズレだったなぁ…」「カンジ悪いなぁ…」と思う時はあるけど、なんかこの店だけは許せちゃうし、許せる人にしか来てほしくないところがある。
…某ラーメン屋みたいな傲慢さがなくてひたむきに忙しいお店をやりくりしていいもん食べさせてくれてるんだから、何を言っても結局は感謝だよ!圧倒的感謝!
でも、もし伊達や酔狂でなく、本当に「都会のオアシス」という言葉に共感できる人がいるなら、その人のために紹介しておこうと思ったので、書きました。
お店の地図はこちら。(駅から近く見えるけど、交差点や道路の兼ね合いで見た目よりはちょっとだけ時間がかかるので、要注意)
お店のページはこちらをどうぞ?
自分が実際に頼んでうまかったうどん。うどんはいいもの食べてもぶったまげる価格になるわけじゃないからいいもの食べたい。
…ぶったまげるうどんがあるとすると、どっちかというと天ぷらのほうが高いやつw
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隣の駅なので、良かったら食べ歩きしてみてねw
徒歩5分ぐらいのところにあるうどん並みにぶっといラーメン屋さん。強い!
武蔵小杉の「庶民の味」なら僕はこれを推したい。安いのは他にも色々あるけど、コスパの良さ考えるとこれかなぁ…。
*1:ところで、ぶっかけうどんにつゆ入れまくるスタイルが最近はやってるけど、東京人は冷かけうどんとぶっかけうどんの区別がつかないの?何のために濃い目のつゆをかけるかわかったもんじゃないよ!少量のつゆを絡めながら食べるぐらいでちょうどいいのに、なんであんなにドバっとかけちゃうのさ?あんな事を平然とやるから「東京のうどんは辛い」って関西人・さぬき人に揶揄されるんじゃないの?まぁ、僕も揶揄している関西人の一人なんだけどさ…。つゆをドバっと入れられたぶっかけうどんに当たった日とかホント外れさ。おまけにうどんがやわめですぐに染みこむタイプのやつだった日には最後の方は辛くて辛いもん!!…「ぶっかけうどんのつゆがやたらと多い」と書いたけど、それの何がはずれなのかすらわかってない人がいそうだから敢えて書かせてもらうよ!!