【クアラルンプール=共同】持ち主は名乗り出て――。マレーシアのクアラルンプール国際空港に、ジャンボ機として知られるボーイング747―200が3機、1年以上にわたり放置されていることが10日分かった。空港の運営会社は、21日までに引き取りに来なければ「売却するか処分する」と警告している。
3機とも白く塗装され、航空会社のロゴなどは消されている。空港運営会社は7日付のスター紙などに3機の写真付きの公告を掲載。未払いの駐機料も請求する方針だ。
スターによると、アイスランドの航空会社、エアアトランタアイスランドが2010年まで3機を運航していたことを認めたが、「現在の所有者は知らない」としている。
クアラルンプール国際空港