11時になりました。
ニュースをお伝えします。
ロシアの首都モスクワのバス停で爆発があり、4人がけがをしました。
捜査当局は、何者かが爆発物を投げつけた可能性があるとして、犯人の行方を捜査しています。
モスクワ中心部のバス停で7日夜、爆発があり、乗客が雨や風をよけるために設置されているガラス製の覆いが割れて、近くにいた4人がけがをしました。
4人のけがはいずれも軽いということです。
ロシアの警察は地元メディアに対し、走行中の車や近くの建物から何者かが手製の爆発物を、バス停に向かって投げつけた可能性があると話していて、爆発物の特定を急ぐとともに、犯人の行方を捜査しています。
爆発があったのは、ロシア大統領府があるクレムリンから1.6キロほど離れた所で、地元メディアによりますと、この爆発の影響で、最寄りの地下鉄の駅が一時、閉鎖されました。
ロシアは、過激派組織IS・イスラミックステートを壊滅するためだとして、シリアで空爆を続けているのに対し、ISがロシアへの報復を示唆していることから、ロシアの治安当局は、地下鉄の駅で警察官の人数を増強するなど、治安対策に神経をとがらせています。
フランスで開かれている地球温暖化対策の国連の会議、COP21は7日、各国の閣僚による政治レベルの交渉が始まりました。
そのCOP21で、アジア諸国に再生可能エネルギーや電気自動車などの日本の先端技術を導入することで、温室効果ガスの削減と経済成長を両立させる取り組みが紹介されました。
日本政府や研究機関などが開いたこの催しでは、丸川環境大臣があいさつしました。
このあと、東南アジア各国の政府関係や研究者などが、日本の技術を活用して、低炭素社会を目指す取り組みを紹介しました。
このうちマレーシアのクアラルンプール近郊で進められている事例が紹介され、東京都や京都大学などの助言で、公共バスに電気自動車を導入したり、自転車の専用レーンを整備したりすることなどで、都市開発と温室効果ガス削減を両立していることが紹介されました。
ほかにも日本の研究機関の研究員が、ベトナムやカンボジアに再生可能エネルギーを導入することなどで、削減した一部を日本の削減分として活用できる仕組みなどについて、説明しました。
会場には、COPの交渉に参加しているさまざまな国の担当者らが集まり、熱心に耳を傾けていました。
国連はシリアやイエメンなど、世界各地の紛争地で必要としている人道支援の額が、来年1年間で200億ドル、日本円で2兆4700万円を超えるという見通しを示しました。
1年間に必要な支援額が200億ドルを超えるのは初めてで、10年前の5倍に上るということです。
では全国の天気、雲の動きです。
山陰地方には上空の寒気に伴う雲がかかっています。
関東の沿岸から小笠原諸島には、低気圧や湿った空気に伴う雲が広がっています。
きょうの天気です。
晴れる所が多いでしょう。
松江は昼ごろまで雨になりそうです。
関東の南部沿岸も、昼ごろまで曇りで、雨の所がありそうです。
小笠原諸島は夜まで雨で、雷を伴うでしょう。
(拍手)2015/12/08(火) 11:00〜11:05
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]
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ニュース/報道 – 定時・総合
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