来るか?9方向!入っている輪もあるぞ!発射です。
出た。
入りました5点目。
「高専ロボコン」。
高等専門学校の学生たちがアイデアと技術を競うロボットコンテスト。
「なげ〜るくん」投げられるか?投げた!入った!すばらしい!今年のテーマは…6か月かけて作り上げたロボットがフィールドで激突!学生たちはアイデアと知識を総動員してこの戦いに挑みます。
行け行け詫間!行け行け行け行け行け詫間!行け行け行け行け行け詫間!学校の期待を背負い全国大会へ進むのはどのチームか?今年の会場は…大会に参加するのは5つの高等専門学校の12チーム。
全国大会に出場するのは優勝したチームそして審査員の推薦を受けた合計2チームです。
全国行くぞ!
(一同)オ〜!まずはルール説明です。
今年の競技は輪投げです。
青赤2チームに分かれて対戦形式で行います。
各チーム出場できるロボットは1台です。
競技が始まると…競技の間ロボットは決められたエリアの中しか移動できません。
1個の輪を1本のポールに投げ入れると1点獲得です。
自チーム側のポール全てに輪を投げ入れたら今度は中央ポールと相手チーム側のポールに向かって輪を投げ入れることができます。
相手側のポールまでは5m以上離れているため輪を入れるのは至難の業です。
制限時間は3分。
相手より先に中央と相手チーム側のポール全てに輪を投げ入れればその時点で勝利Vゴールとなります。
今大会の競技輪投げという事ですけどその見どころはどこにありますか?「輪花繚乱」というように対戦形式で戦いますのでお互いのロボットが放つ輪が花のように広がっていくという事でこの四国大会でどんな花が咲くのか。
ロボットが輪を入れるっていうのは見た事ない人が多いと思うんですけども1つ入る度に皆さんど〜んとドキドキしたりハラハラしたりどよめいたりという事で試合が進んでいくと思います。
3人の審査員が技術賞やアイデア賞などの各賞の審査も行います。
審判員は香川大学工学部の職員と学生が務めます。
組み合わせは抽選で決まりました。
1回戦はこの4試合。
残りの4チームは2回戦から登場します。
高知高専といえばかわいらしい女の子の人形がトレードマーク。
おととしは見事にジャンプを繰り返し…。
去年は車になって活躍したあかねちゃんです。
そして今年のあかねちゃんは金属の腕で輪を投げます。
輪っかがあるので…動力には圧縮した空気を使っています。
この技術は先輩たちが過去の大会でも使っていて信頼性があるからです。
遠くのポールを狙うためにもう一本専用の腕も用意しました。
今回が最後のロボコンとなるリーダーの中脇さん。
今年こそはとあかねちゃんと全国を目指します。
対するは…。
全国大会常連の香川高専詫間キャンパスが採用したのはローラーで輪を飛ばすシステム。
そして遠くのポールを正確に狙うために長いガイドレールを使う事を考えました。
そのレールについているのはなんと…軽いそろばん玉を使う事で軽量化を実現した「Eclipse」。
その実力はいかに?セッティング時間は1分です。
(ホイッスル)試合前ロボットに輪を装填する時間は1分しかありません。
効率よく輪を補充できるように設計されている事もロボットの性能です。
セッティングタイム終了です。
それでは1回戦第1試合開始です。
(保里)スタート5秒前。
(一同)スタート!さあ両チームのロボットがフィールドに出てきました。
青い香川高専詫間キャンパスAチーム既に1点を入れました。
まずは自陣のポールから狙う。
早くも2点目が入った。
2対0。
さあ速い動きで3本目を入れて3点。
一方の高知高専は今1本目が…まだ入らない。
その間に詫間キャンパスは中央2.5mのポールに入れた。
高知高専追いつきたいがここで一回ピットに入ります。
その間にも中央のポールを狙う。
得点は5対1。
入りました中央のポール3m。
これで6点目。
これで相手のロボットが邪魔になるかどうかというところですね。
さあ時間は間もなく1分。
追う展開の高知高専Bチーム。
詫間キャンパスこれも入れていく。
高い弾道で決めましたね。
次々と素早く輪を出していきます。
さあ今両チームともスタートゾーンに入っていきました。
輪の補充を行います。
ここまで得点は8対2。
詫間キャンパスAチームが8点。
高知高専Bチームは2点。
高知高専は輪を出すがうまく出せない。
届かない。
あかねちゃんの方はちょっと絡まっちゃいましたね輪が。
入りました!Vゴール達成!時間は2分11秒。
Vゴールを決めました。
勝敗が決まりましたが2回戦までは審査のため3分間の時間いっぱい競技を続けるルールです。
まさにロボットの上のあかねちゃんが…。
(カウントダウンの音)
(ホイッスル)試合終了。
香川高専詫間キャンパスAチーム見事な勝利です。
あかねちゃん残念。
敗因は何なんでしょう?軽快な走りを見せる弓削商船のロボット。
その特徴は巨大な弓。
リーダーの林さんが弓道部だった事から弓を使って輪を投げるシステムを考えました。
パイプっていうのは…一回に装填する輪は1本です。
軽快な走りを生かしてまずは自分の陣地のポール3本を確実に狙います。
移動速度が速いので…中央の3mのポールを狙うために短い弦も用意。
弓を多くしならせ高い所も狙えるようにしました。
対するは複雑な機械工作を得意とする香川高専高松キャンパスです。
今年開発したのはこちら。
こういう感じで…。
この3つの装置で自分の陣地の3本のポールを狙います。
調整は完璧。
百発百中です。
そして遠くのポールを狙うのはこちらのアーム。
圧縮した空気を使い勢いよく輪を飛ばします。
ポイントはコントローラーから空気の圧力を確認できるようにした事。
これで飛ばす高さや距離が細かく調整できます。
それでは試合開始です!
(一同)スタート!さあいち早く出たのは香川高専高松キャンパスの「迅」。
まず1点。
自軍のポールに入れていきます。
フワッと上がるように入れて2点目。
僅か10秒で2点。
3点目も確実に決めた。
3本用意してたので3本とも入ったんで戻らなくていいですねこれでね。
一方の弓削商船高専Bチームも1本入れている。
そして高松キャンパスBチームは中央のポールに入れた。
入れました6点目。
弓削商船の方は1本ずつ確実に装填して入れていく。
要するに移動がしやすいって事で1回ずつでも勝てる可能性があるという事なんですね。
狙いを合わせます。
弓の形。
しっかりと慎重にいきます。
入らない。
本当に練習ではうまくいくんですけどやっぱり本番になると微妙に前すぎたり後ろすぎたり…。
入りました。
Vゴールは2分36秒。
弓削商船の弓型ロボット善戦しましたが及びませんでした。
続いて…このところ全国大会から遠ざかっている新居浜高専。
起死回生をねらうのがこのロボット。
次々と輪を発射して点数を稼ぐ作戦です。
…なのでこれを作りました。
そのためたくさんの輪を装填できる仕組みを考えました。
そして高速回転するローラーで一気に撃ち出します。
対するのは…。
毎年アイデアあふれるロボットで観客を沸かせる阿南高専。
今回輪を投げるのに使ったのはなんと輪ゴムです。
どっちかというと…輪が放物線を描くと目標に対して少し上に投げなければ命中しません。
しかし直線ならば目標をそのまま狙う事ができます。
命中精度を高め大量得点を目指します。
(保里)スタート5秒前。
(保里岡)スタート!先に出たのは青ゾーンの阿南高専Aチーム「AQSent」。
輪ゴムを使ったロボットです。
一方の赤ゾーンは新居浜高専のAチーム「Hermitcrab」。
ほぼ同時?先に入れたのは阿南高専。
遅れて今新居浜高専の方も入れました1対1。
これはいい勝負ですね。
互いに2本目を投じて先に入れたのは新居浜高専逆転。
そして阿南高専も入れました。
あの〜近くを狙う輪が3本しか装填できないんで阿南高専一旦戻って装填すると。
その間にこちらが入れてしまうというこの辺も駆け引きですね。
新居浜高専の「Hermitcrab」は3本入れました。
「Hermitcrab」は阿南高専側のゾーンを狙っていきます。
3点先行した新居浜高専の「Hermitcrab」。
輪を連射しますがなかなかポールに入りません。
ついに輪を使い果たします。
点差を広げる事ができるか。
素早い輪の発射です。
出た。
入りました5点目。
2.5mのポール。
新居浜高専輪を補充するが間に合うか?Vゴールはまだ先ですけども阿南の方は入れなくても勝てると。
(ホイッスル)6対3勝ったのは阿南高専Aチームの「AQSent」です。
新居浜高専敗因は何だったのでしょうか?3本入れるところまでは順調だったんですが輪の装填にかなり時間を取ってしまって結局時間が無くなって負けてしまいました。
全国大会常連の香川高専詫間キャンパス。
Bチームの「Force」はAチームの「Eclipse」と兄弟ロボットです。
違いは輪を撃ち出すローラーの向きです。
「Eclipse」は横ですが「Force」はローラーを縦につけました。
すると輪が前上がりの姿勢を保ったまま飛んでいくようになりました。
更に発射口の角度をデジタルで確認できるようにしました。
こうする事で正確に狙いをつける事ができます。
対するは…。
素早い動きで次々と輪を投げるロボット「Beehive」。
大会1週間前の練習では競技時間を2分以上残す46秒でVゴールを決めました。
装填できる輪の数は今大会屈指の23本。
ローラーの角度と回転する速度を自在に変えて全てのポールを狙います。
素早く移動するため足回りには高出力のモーターを使っています。
大会前日のテストランでは全12チームの中で一番速いタイムでVゴールを決めました。
ところが…。
すいません!止めます!ロボットから煙が…。
一体どうしたのでしょう?なんとモーターをコントロールする基板が燃えていました。
これではロボットは動きません。
翌朝8時。
おはようございます。
(取材者)寝れた?微妙ですね。
まあ一応は寝ました。
大丈夫です。
(取材者)昨日どれぐらいまでかかった?そうですね多分2時ごろまでは起きてたと思います。
リーダーの谷川さんが一晩かけて代わりの基板を完成させてきました。
今度は燃えないよう配線を改良してあります。
(一同)スタート!香川高専同士の顔合わせ。
既に1本目を投げたのは高松キャンパスAチーム1点!追いかける詫間。
ほとんど差はないぞ。
2点3点と3対2。
早くも相手に投げ込んできたのは高松キャンパス。
高松の「Beehive」代わりの基板は問題なく動いているようです。
早くも相手に投げ込んできたのは高松キャンパス。
これは入った!4対3!一方の詫間キャンパス…おっとこれはマシンに掛かる。
これ偶発的なんですけどもたまたま…どっちになってもいいと。
外れても相手のロボットに掛かれば自分たちに有利になるというところですね。
さあ逆転だ!お互いに実力伯仲。
すばらしい試合ですね。
ところがここで「Beehive」輪を2つ同時に撃ち出すトラブルが発生!一度スタート位置に戻ります。
その隙に得点を重ねる詫間の「Force」。
これが入りました7対6!1点勝ち越し!更に追加点を狙う8点目!Vゴールが見えてきた!リーチがかかり慌ててフィールドに戻る「Beehive」。
やはり最後の1本が難しいですね。
入るか?入ったVゴール!まだ試合続きます。
さあ審査のために競技を続けて下さい。
高松の「Beehive」負けはしましたが1分43秒で9本のポール全部に輪を入れる事ができました。
9対9となりましたけどもVゴールで詫間キャンパスBチームの勝利です。
(保里)香川高専高松キャンパス結果負けてしまいましたが圧巻の速さ皆さんが驚いたと思います。
そうですね。
昨日まで不調だったんですけど今日動かせて本当にうれしいとは思います。
ですがすごく悔しいです。
操縦者の六車君は本当によくやってくれたと思います。
本当に…申し訳ないばかりですね。
こいつは本当にもう優勝も狙えてるとみんな言ってくれて…。
勝てました今の。
何かこう言ったら負け惜しみみたいで格好悪いかもしれないですけど。
勝てたと。
本来だったら勝てたはずだと。
(六車)はい。
(拍手)香川高専高松Aチームトラブルを乗り越えましたが1回戦で敗退です。
ここからは2回戦です。
1回戦を勝ち進んだチームと抽選でシードとなったチームが対戦します。
「なげ〜るくん」は人間が腕を使って輪を投げる動きを再現したロボットです。
輪を1つずつつかみ出す動きまでも再現しました。
ロボットの製作は主に5年生が担当。
競技に参加するのは2年の女子学生3人です。
操縦をする河野さんは将来ロボットの設計の仕事に就きたいと頑張っています。
勝ち星取れるよう頑張るぞ!
(一同)オ〜!対戦するのは…
(一同)スタート!先ほど1回戦Vゴールで勝ち上がった詫間キャンパスAチームまず1点。
そして2点。
速いテンポで決めていく。
3点目も入ります。
これで相手ポールそして中央のポールへ攻められる。
一方の人間が投げる腕を表現した「なげ〜るくん」出ました。
サイドスローのように腕をぐんと回して輪を投げてきます。
さあ得点はまだ3対0。
追いかける新居浜高専Bチーム「なげ〜るくん」投げられるか?投げた!入った!すばらしい!入りました1点入りました3対1。
やはり人間の手で投げたような感じがしますね。
非常に爽快感がありますね。
ここで問題が発生!この輪を乗り越えられるか新居浜高専の「なげ〜るくん」。
投げられるか?相手の輪が邪魔して投げる位置までたどりつけません。
一方「なげ〜るくん」…。
(カウントダウンの音)
(ホイッスル)3分経過しました。
試合終了。
勝ったのは香川高専詫間キャンパスのAチーム「Eclipse」。
「なげ〜るくん」負けましたが人の投げ方を再現した技術力は見せる事ができました。
複数の発射台から同時に輪を飛ばすロボット「COP−N」。
輪を飛ばすのに使われているのは強力なゴムです。
素早く輪を装填できるようにドアノブの仕組みを応用しています。
なんとこのロボットには必殺技があります。
それは…同時に輪を入れた場合自分の陣地の3本しか得点は認められません。
それでも同時発射を見せたいといいます。
対するのは…
(保里岡)スタート!両チームとも出てきました。
まずは「迅」が1点入れた。
そして2点。
さあ来るか?9方向!入っている輪もあるぞ!阿南高専の「COP−N」予告どおり9本を狙い一斉射撃。
自軍の陣地の3本のポールに入りまずは3点獲得です。
「COP−N」すかさず自慢の素早い装填でもう一度得点を狙います。
位置を調整して…。
出た!入りました!1本入った4点目!中央の3本を同時に狙いましたが惜しくも入ったのは1点のみ。
間もなく1分半が経過するところ。
「迅」は速いペースで投げていきます。
入りました2.5mのポール6点目。
「COP−N」もう一度装填し次は相手の陣地の3本を狙います。
大量得点もあるぞ!ああ〜外れました。
投げ方は見事なんですけどねちょっとずれてますね。
さあそしてVゴールに向けてこれはどうだ?1投投げるごとに場所を変えて入りました!8点目。
残すは相手側の真ん中のポール。
撃ちました!放物線を描いて…入った〜!Vゴール達成2分42秒!敗れてしまったもののですね一斉射撃の時は会場がどよめきました。
手応えあったんじゃないでしょうか?そうですね。
1回目で「迅」側3つ入ったんはうれしいですね。
そして9つ同時に飛んだところ見せれてうれしいです。
(拍手)四角く組み上げたパイプに取り付けた巨大なホイール。
これが回転して輪を飛ばすのが弓削商船のロボット「HIMEMADONNA」です。
側面のモニターには弓削商船のキャラクターマーレちゃんが映し出されロボットの進む方向を示します。
狙いを定めるカメラも搭載。
目標のポールを側面のモニターに映し出します。
弓削商船のこだわりは見た目の美しさ。
全ての配線をパイプの中に納めスマートなロボットに仕上げました。
精いっぱい頑張るぞ!
(一同)オ〜!対するのは1回戦で6点を決めて勝利したゴムで輪を飛ばすロボット「AQSent」です。
(保里岡)スタート!赤ゾーン弓削商船Aチームモニターに映し出されているのはマスコットキャラクターだマーレちゃん。
しかしマシンはなかなか動かない。
その間にも阿南高専Aチーム「AQSent」は自陣のポールに狙っていく。
弓削商船。
上から輪を落とすような形でゴールしようというところですけど。
はい。
モニターにはそのポールが映っています。
投げて入りました。
1対1同点。
これで相手がまだ今装填に手間取ってますので3つ入れてしまうとかなり有利になりますね。
なかなか輪が撃てない間に3点目が入っています。
「AQSent」は中央の高いポールを狙っていく。
入りました!「HIMEMADONNA」はまだ1点から進んでいません。
やっぱり輪投げといっても輪が上から落ちてくるような…。
こういう形ですね。
落とす。
これが一番入れやすい。
入りました2点目。
「HIMEMADONNA」。
しかし善戦ですね弓削商船もね。
いけるか弓削は3本目いけるか。
(ホイッスル)試合終了。
勝ったのは…今年の四国大会で一番コンパクトなロボット。
高知高専お得意の圧縮空気を使い輪を投げます。
遠くのポールを狙うためにほかのロボットにはない仕組みを採用しました。
なんとロボットに取り付けられたカメラの映像を無線で飛ばし手元のリモコンで確認できるようにしました。
これで高得点を狙います。
全国行くぞ!
(一同)オ〜!対するのは1回戦で最短1分17秒でVゴールを決めた…
(保里岡)スタート!赤ゾーンは香川高専詫間キャンパスBチームまず1点。
狙っていきます。
2点目も入れた。
一方青ゾーンは高知高専の「¥猫」。
1点目が入りました。
高知高専の「¥猫」はこの試合が初めての試合です。
2点目が入った!そうしている間に詫間キャンパスのBチームは真ん中のポールも入れていく。
得点差は5対3。
詫間が3mのポールに入れた6点目。
高知高専もいく!入れた!一発で決めた!6対4。
非常に競り合いの展開となっている!詫間が狙う。
7点目が入る!おっと高知高専Aチームの「¥猫」はやや今輪を落としている。
ここで高知高専の「¥猫」輪を落としてしまいスタート位置に戻ります。
その間に8点。
Vゴールまではリーチがかかった!これで決まりか?1分18秒Vゴール達成です。
9対4香川高専詫間キャンパスBチームの勝利です。
これでベスト4が決まりました。
準決勝を戦うのはこちらの4チームです。
5秒前!
(保里岡)スタート!赤ゾーンが詫間青いゾーンは高松。
香川高専同士の戦いはほぼ同時に1本目を入れた。
ただ輪の投げ方がお互いに違いますんでどっちが優れてるかって事もありますね。
赤の詫間は上から下。
そして青の高松は下から上。
いずれも3本入れて中央に先に入れてきたのは詫間の方だ。
詫間が5点。
しかし追う高松も入れてきた。
5対4。
いずれも真ん中のポールを狙っています。
高いポールに撃ち合って…詫間が入れてきた!6対4。
追いかけるのが高松。
高松ちょっと輪が絡んでしまったんでもう一回セッティングのし直しですね。
このマシンの調整がどうなるか。
詫間がその間にもどんどんと高松側のポールを狙っていく。
準決勝第1試合激しい競り合い。
7対4。
詫間が7点目を入れた。
Vゴールなるか!?8本目も入れた。
追いかける高松も入れていく。
8対5。
さあ上がった!この放物線。
入りません。
次々といくが入らない。
今度は詫間の方が輪をですねだいぶ数が少なくなってきましたんで補充する。
その間に高松の方も補充するというお互いに駆け引きしながら試合を進めてますね。
高松の「迅」がスタートゾーンから出てきました。
相手側を狙っていきます。
現在得点差は8対6。
試合は1分半を経過しました。
まだ半分。
さあこの2点差追いつけるか。
入りました7点目!8対7。
その差が1点になった。
そして詫間も出てきた!ここで高松B「迅」。
また輪がアームに引っ掛かり投げられなくなってしまいました。
ここで高松もう一回スタートゾーンに戻ります。
さあ詫間はVゴールを狙ってきたぞ!入らない!次はどうだ!これは大きい!そしてもう一回来た!まだ入らない。
高松は一旦詫間の方へ一回輪を潰してそして発射して…。
入った〜!2分10秒。
勝負がつきました!
(岡)本当に大接戦となりました。
悔しいです!途中輪が絡んでしまった場面もありましたがやはりそういった部分少し焦りましたか?そうですね。
まあ練習ではきっちりそういった対応もしてたんですけどやっぱり相手が詫間さんという事もあって焦りました。
詫間さんはやっぱりこういう勝負運の強さが大きくて高松はその分いいロボット作ってやっぱ来年もこの場に最後にインタビューされるように優勝するようにしたいと思います。
(岡)皆さん大きな拍手をお願いします!
(拍手)準決勝第2試合はゴムの力で輪を投げる阿南高専の「AQSent」と12回戦ともに1分台でVゴールを決めた香川高専詫間「Force」の戦いです。
(保里岡)スタート!赤ゾーンが阿南高専Aチーム。
青ゾーンが詫間キャンパスのBチーム。
まず1本目外した。
阿南高専はまずは奥からいきます。
香川高専詫間キャンパスは2点目。
そして3点目も狙っていく。
入りました3点。
相手のポールを狙っていく。
目標としている1分台前半のVゴール。
阿南高専はこれでまず1点。
あの〜手前近い所狙う輪がないので一回補充しなければいけない。
ここで阿南高専はピットに入る。
その間にも詫間キャンパスBチームは3mにも入れてきた6点目。
40秒経過。
さあ相手のポールも狙っていく。
入りました!正確なショットを見せていく!ふんわりと投げて広がった輪が次々と相手のポールに行きます。
前上がりになってるんで後ろが引っ掛かって落ちるという形です。
輪の後方がポールに引っ掛かると。
これはきれいに入りました。
8点目。
Vゴールまではあと1つ。
入れるか!?入りました〜。
1分13秒。
ここも1分台前半でのVゴール。
輪ゴムを使ったアイデアロボット阿南高専の「AQSent」準決勝で敗退です。
「高専ロボコン2015」四国地区大会決勝戦。
両チームの入場です。
(保里)まず最初は赤ゾーン香川高専詫間キャンパスAチームロボット名は「Eclipse」。
(拍手)
(岡)そして青ゾーン香川高専詫間キャンパスBチームロボット名は「Force」。
(拍手)え〜っと詫間両チームが決勝に上がるのが5年ぶりなので精いっぱい楽しんでいきたいと思います。
Bチーム俺らを倒せるなら倒してみろ。
(笑い)山根君言ってくれますね本当に。
でもこっちはふだんどおりの事をふだんどおりやるだけです。
(笑い)決勝戦は兄弟ロボット対決となりました。
ここまでの対戦では両チームともVゴールを達成しています。
お互い手の内を知り尽くした同じ学校のチーム。
どんな戦いとなるのでしょうか!
(一同)スタート!さあ始まりました香川高専詫間キャンパス同士の争い。
ほぼ同時に1本目を入れた。
2本目も入っていく。
全く同じだ。
差はほとんどない。
3本ずつ入れて真ん中。
お〜っとこれはお互いの輪が交錯する。
先に入れたのはBチームの方だ。
4点。
さあAチームはちょっと入らない。
Bチームも入っていない。
ここで追いついて4対4。
さあお互い撃ち合っている。
マシンに引っ掛かるが大丈夫か?おお〜輪がぶつかる。
5点目が入ったのはBチーム。
さあ作戦を変えてきたのはAチーム。
奥を狙う。
その間にもBチームが6点目を入れた!詫間同士の対決。
6対4Bチームが2点リード。
間もなく時間は1分。
7点目!そして5点目。
5対7。
Aチーム対Bチーム5対7。
お互い撃っていく。
6対7。
さあお互い激しい撃ち合いを繰り広げている。
詫間同士の決勝。
ちょっと試合が止まっているか?ここで輪が無くなった「Eclipse」。
「Force」が狙えないようにポールの前に立ちはだかりますが…。
相手の攻撃を防ごうという…そこで入れてきた!Vゴールまであと1点!Bチームが8点。
さあどうする。
Aチームはもう撃たずして妨害をしているが…止めた!こういう事ができるんですね。
う〜ん。
やっぱりこれが最終手段ですよね。
さあVゴールなるか!しかしAチームも撃たないと勝てないぞ。
どうする!?駆け引きだ駆け引き!さあ両チームともスタートゾーンに戻ります。
輪の補充。
思い描いていたような決勝での戦い方ですよね。
戦略が物をいうというね。
得点差は6対8。
勝っているのはBチーム。
ここで何発装填してどうやって狙うかというね。
先にピットを出たBチーム。
Vゴールまであと1点。
優勝を決める事ができるか!しかしAチームもそのポールの前に立ちはだかる。
しかしここでBチーム「Force」発射装置がうまく動きません。
残りは30秒。
ここでBチームはピットに戻る。
スタート位置に戻り調整します。
入りません。
さあ7対8!まだ分からないまだ分からないぞ!これは入った〜!8対8!決めた〜!勝ったのはBチーム!2分52秒!勝利の瞬間をもう一度。
まだ分からないまだ分からないぞ!これは入った〜!「Eclipse」が8点目を入れた瞬間…。
「Force」が輪を発射していました。
その輪は見事に「Eclipse」の上を越えてポールに入りVゴールを達成しました!決めた〜!勝ったのはBチーム!2分52秒!こんな事があるのか!最後までお互い撃ち合った展開。
制したのは詫間キャンパスのBチーム。
9対8!Vゴール達成!優勝おめでとうございます!ありがとうございます。
やっぱり決勝戦という事で同校チームでやっぱり一番楽には勝たせてくれませんでした。
ですけども最後勝ったのは自分たちの執念の強さだと思っております。
(岡)この詫間同士の接戦を制しましたが。
いや〜もう同校対決が久しぶりにできたんでとても楽しかったです。
(岡)全国大会が待っています。
どんな事を目標に頑張りますか?もちろん優勝していきたいと思います。
(岡)本当におめでとうございました!
(保里)さあ続いて惜しくも敗れてしまいました香川高専詫間キャンパスAチームの皆さんです。
やっぱり練習の時もお互いどっちもどっちが勝つか分からないとかそういうふうな状況やったので今回負けてやっぱり悔しいですね。
操縦テクニックとか長年経験積んどる先輩の方がやっぱり強いです。
もう偉大さを感じました。
恐れ入りました!いや〜やっぱり僕は同級生なんで一緒に5年間やってきた仲なんでやっぱりあいつらの方が上なんでもうこれは全国では優勝しかないと思うんでそれせんかったらぶん殴るつもりなんではいそのつもりで行って下さい。
おめでとうございます。
優秀なロボットに贈られる各賞の発表です。
ゴムの力を使って輪を一斉に飛ばす発想が評価されました。
輪を投げる機構に弓の仕組みを利用した事が評価されました。
技術賞は基板が焼けるトラブルを乗り越えた…負けたものの1回戦で1分43秒のVゴールを決めた事と強力な発射装置で自在に輪を飛ばす技術力が評価されました。
すごい!まるでイルカショーのような。
おお〜!ここまでできるぞとそういった部分が示されたんじゃないでしょうか。
大きな拍手が上がっています。
最後に審査員の推薦で全国大会に出場するチームの発表です!「高専ロボコン2015」四国地区大会全国出場チーム2チーム目は香川高専高松キャンパスAチームロボット名は「Beehive」です。
(拍手)
(保里)おめでとうございます。
今のお気持ち聞かせて下さい。
すごくうれしいです。
どれぐらいうれしいですか?あ…もう体が2mぐらい浮き上がるぐらいですね。
はい。
今回大会では見せられなかった短時間でのVゴールをどんどん全国大会で出して優勝を目指していきたいと思います。
優勝校との差をちょっとこの場で見せつけられてしまったのでその部分を煮詰めていって次は負けません!はい。
ありがとうございます。
おめでとうございます。
(拍手)
(保里)おっすごい!見事決まりました。
ほかの高専とは違ってかなり低弾道での迫力のある投射になります。
「高専ロボコン2015」四国地区大会。
学生たちが創意工夫を重ねた輪投げロボットで熱戦を繰り広げました。
四国代表香川高専詫間キャンパスBチームそして香川高専高松キャンパスAチーム。
全国大会でも両チームの活躍を期待します。
2015/12/09(水) 02:40〜03:35
NHK総合1・神戸
高専ロボコン2015「四国地区大会」[字]
四国の高等専門学校の学生が手作りロボットで競う「高専ロボコン」今年の競技は輪投げ合戦!ローラーで打ち出す!アームで投げる!ゴムで飛ばす!さまざまなロボットが登場
詳細情報
番組内容
四国の高等専門学校の学生たちが手作りの「ロボット」でアイデアと技術力を競う。今年の競技は輪投げ合戦!。一つ一つ輪を飛ばすタイプが多い中、同時に9つの輪を飛ばすロボットが登場!果たして一挙大量得点なるか?前日の試験運転中、優勝候補のロボットから煙が…なんと回路が焼き切れてしまった。学生たちはどうやってピンチを切り抜けるのか?この大会で優勝したチームと審査員推薦の2チームが全国大会へ駒を進める。
出演者
【審査員】中西俊介,田尾博明,岸慎治,【司会・実況】深川仁志,保里小百合,岡裕美
ジャンル :
情報/ワイドショー – イベント
バラエティ – その他
趣味/教育 – コンピュータ・TVゲーム
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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