歴史にドキリ「勝海舟」 2015.12.09


大きな使命がある。
人の命を守る。
人のくらしを守る
ジャパン!ここは中村獅童歴史研究所。
むねがドキリとするような歴史を研究するためかれは歴史上のいじんに変身している。
おっ西郷さんからだ。
「今度咸臨丸に乗せてください」って?お安いご用さ。
おお坂本龍馬君か。
「薩摩と長州の往復です」か。
相変わらず元気に飛び回ってるね〜ハハハハハ。
あ〜これはどうも。
勝海舟です。
江戸幕府で軍艦奉行っていう海軍の責任者をやっていましてね。
まあわたしは幕府の役人なんですが全国のいろんな藩の人たちとつきあいがあってね。
かれらと日本の未来について語り合うのがえらく楽しいんだな〜これが。
おお今度はだれだ?おおミスターパークス。
「今度アフタヌーンティーをごいっしょしませんか」って?この人はイギリスのお役人でね。
外国人との人脈もたいせつだからね。
いやなにわたくしはアメリカはサンフランシスコにも船で行ってますからね。
船か〜…ここんとこいそがしくて乗ってねえな。
おお!海がおいらをよんでるぜ!
(おなかが鳴る音)あ…。
おっと。
はらがおいらをよんでるってか?さてと飯にするかねハハハ。
ほら!全部軍艦まき。
だってそりゃ軍艦奉行ですからわたくし。
ハハハハハ!さてとウニからいっちゃう?ちょっとちょっと。
ん?なんだって?こちとら江戸っ子でい!気が短えんだい!ん?何?VTR?ああ…失けい失けい。
ではわたくしがどのように
(ウニ)日本の未来をえがいたかVTRを見ようじゃないか
(イカ)!勝海舟は今から150年ほど前の幕末に活やくした江戸幕府の役人です。
アメリカからペリーの艦隊が来航し日本に開国を要求してきました。
国を開くべきかいなかなやんだ幕府は全国の大名から町人にいたるまではば広く意見を募集しました。
蘭学を学び西洋の進んだ知識を身につけていた勝は海軍の創設や西洋の技術を導入することを提案しました。
これが注目され勝は立身出世の道を進みます。
そして勝は1860年幕府がはけんする使節団に加わりアメリカに渡ります。
アメリカの近代的な町なみや進んだ産業に驚く勝。
なにより日本のように身分や家がらではなく選挙による公平で民主的な政治が行われていることに感心します。
アメリカから帰国して4年。
海軍の責任者になった勝は神戸に海軍の訓練所を造ります。
勝は幕府の人間だけでなく西洋の技術を学び新しい日本をになおうとする若者を出身地や身分の分けへだてなく全国各地から集めました。
その中には土佐出身の坂本龍馬のすがたもありました。
しかしそのころ日本国内では開国か鎖国かをめぐって各地ではげしい争いが起きていました。
混らんが続けばイギリスやフランスなど西洋の列強の介入を受け日本は植民地になってしまう。
この国の行く末に危機感をいだいた勝は薩摩藩士西郷隆盛にこう語っています。
そのざん新な発想に感服した西郷は友人への手紙で勝をこう評しています。
「今は日本人同士が争うのではなく力を合わせるべき時だ」。
勝の考えは周囲にえいきょうをあたえていきます。
幕府と諸藩による新しい国を造ろうとする勝の考えに刺激を受けた坂本龍馬は薩摩藩と長州藩の仲を取り持ち薩長同盟を成立させます。
それは皮肉にも勝のいる江戸幕府をたおそうという一大勢力になります。
よく年江戸幕府は大政奉還によって政権を朝廷に返上します。
しかし薩摩や長州を中心とする勢力はあくまで徳川幕府を力でたおそうと新政府を樹立。
軍勢を江戸に進めます。
新政府軍と戦うかそれともしたがうか。
勝は冷静に事態を観察していました。
戦いになれば混らんに乗じて西洋列強が介入してくる。
また江戸の町が戦火に包まれれば多くの民衆が犠牲になる。
江戸総攻撃の前日。
勝は新政府軍の西郷隆盛との会談に臨みます。
かつて日本の未来について語り合った西郷ならこの無益な戦いをさけてくれるのではないか。
西郷と対面した勝は攻撃中止を強くうったえました。
そして…。
勝と西郷ともに日本の未来を思う両者の信らい関係が無血開城を実現させたのです。
ドキリ★ポイントおさらい。
ドキリとしたかな?勝海舟によって江戸城無血開城が実現したのはこの年!それではまた会おう。
地きゅう上のさまざまな場所を2015/12/09(水) 09:45〜09:55
NHKEテレ1大阪
歴史にドキリ「勝海舟」[解][字]

幕府の海軍で坂本龍馬などを育て尊敬を集めた勝海舟。戊辰戦争では倒幕派と話し合い戦わずに江戸城を明け渡す「無血開城」にこぎつけた。勝の活躍を通し幕末期の動乱を見る

詳細情報
番組内容
【出演】中村獅童,air:man,【語り】江崎史恵,垂木勉
出演者
【出演】中村獅童,air:man,【語り】江崎史恵,垂木勉

ジャンル :
趣味/教育 – 幼児・小学生
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
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日本語(解説)
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