(テーマ音楽)冠婚葬祭の場で筆を使う事が増えきれいに書けずお悩みの方も多いのでは?そこで今回学ぶのは「筆ペン」。
筆ペンの上達法を教えて下さるのは書家で横浜国立大学教授の青山浩之さん。
筆づかいが上手になるさまざまなコツを教えて頂きます。
前回は「やわらか文字」をやりましたね。
これ書かれたものですね。
こちらが前回書いたやわらか文字。
そして今回教わるのは…。
もう私これ以上きっちりできないです。
前回のやわらか文字がホワッとやわらかい雰囲気に見せたのと全く逆で…そして今日のきっちり文字はですね今度は筆を横画を書く時に筆を立てる。
これを立てて入れてそのまましっかり筆圧をかけてですねズッと右上がりに引いて最後も70度ぐらいで終わる。
標準の文字の45度に比べやや立てているのが分かります。
書きたい字をまずイメージしたら筆先の角度を変えてみるという事なんですね。
それでまず…そういうイメージですね。
はいそうですね。
角度を保って下ろしていきます。
では僕も「感謝」書いてみたいと思います。
押さえる時は70度ぐらいですから穂先はキュッと立ちますね。
スッ。
「口」は中へ。
ここでもう締まりましたね。
締まる「口」です。
スッとしてピッ。
シュッ。
ちょっとこう全体にシャープな感じに書いていく感じですかね。
角をしっかりつけながらはねなんかも角がしっかり出るように書いてみるとキリッと感が出ます。
寝かせて。
寝かせてスーッ。
すごくきれいな角が寝かせる事によってつくんですね。
そうですね。
こちらは青山先生がきっちり文字で書いた「感謝」です。
シャープなしっかりとした雰囲気の文字なのがよく分かります。
奥山さんもきっちり文字に挑戦。
すばらしい。
「感謝」。
「感謝!」っていうピリッとした「感謝」です。
キリッと引き締まるような「感謝」が書き上がりました。
始筆の角度の違いで同じ「感謝」でも全く違う雰囲気です。
こんなふうに同じ「感謝」でも書き方一つで雰囲気が変わってきますよね。
この筆ペンっていうのはですねそういう特徴がある道具なんで。
ほんとですね。
知れば知るほど本当に面白いアイテムだなと思います。
このよさを生かして楽しんで使ってもらったらいいと思います。
子供と毬に興ずるお坊さん。
誰もが思い浮かべる良寛の姿です。
2015/12/09(水) 21:55〜22:00
NHKEテレ1大阪
まる得マガジン 今から始める筆ペン(7)「きっちり文字でしっかり」[字]
今回は「きっちり文字」に挑戦。シャープで鋭角的な線が決め手。始筆を鋭角に入れ角をしっかりつけて書くことで文字の表情をキリッと見せる。目上の人への挨拶状等に最適。
詳細情報
番組内容
今回は「きっちり文字」に挑戦。シャープで鋭角的な線が決め手。始筆を鋭角に入れ、角をしっかりつけて書くことで文字の表情をキリッと見せる。目上の人への挨拶状などフォーマルな場面に最適。講師は書家で横浜国立大学教授の青山浩之さん、生徒は女優の奥山佳恵さん。
出演者
【講師】書家・横浜国立大学教授…青山浩之,【生徒】奥山佳恵,【語り】戸丸彰子
ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
趣味/教育 – 生涯教育・資格
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
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音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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