ニュース・気象情報 2015.12.10


11時になりました。
ニュースをお伝えします。
企業の間で取り引きされる物の価格の動きを示す、先月の企業物価指数は、中国など新興国経済の減速に伴い、鉄くずや銅などの取り引き価格が値下がりしているため、前の年の同じ月と比べて、3.6%の大幅な下落となりました。
これは、中国など新興国経済の減速に伴って、鉄や銅などの需要が低迷し、資源価格が値下がりしていることが主な要因です。
鉄くずなどのスクラップ類は、前の年の同じ月と比べて、35.1%の大幅な下落となったほか、銅やアルミニウムなどの非鉄金属も9.4%下落しました。
一方、農業者の高齢化などに伴い、肉牛の飼育頭数が減少していることを背景に、牛肉が値上がりしたことや、出荷量の減少から、米の価格が値上がりしたことなどから、農林水産物が4.1%の上昇となっています。
日銀は、このところの原油価格の下落が、今後、企業の間の物の取り引きにどのような影響を与えるか、注視していきたいと話しています。
財務省と内閣府が行った、法人企業景気予測調査によりますと、ことし10月から今月にかけての景気の見方を示す指数は、大企業でプラス4.6となり、2期連続のプラスとなりました。
背景には、外国人旅行者の増加により、宿泊業で客数が増加していることなどがあります。
地球温暖化対策を話し合う国連の会議、COP21で、9日、日本政府交渉団の代表を務める丸川環境大臣が、交渉の鍵を握るインドや南アフリカの閣僚と相次いで会談するなど、各国は先進国と発展途上国が対立する資金支援などについて、妥協点を探る動きを活発化させています。
このうち、温室効果ガスの排出量が世界第3位のインドのジャワデカル環境相との会談で、丸川大臣は、先進国だけでなく、インドのように経済力のある新興国も途上国を支援する側に回るべきだと主張しました。
これに対しジャワデカル環境相は、まず先進国が資金を出すべきだなどと述べ、否定的な見解を示したということです。
また、途上国グループの代表を務める南アフリカのモレワ環境相との会談でも、途上国が資金を出すとしても義務ではなく、あくまで自主的なものだと、慎重な見解が示されたということです。
日本政府をはじめ、各国は、今週末の合意を目指して、閣僚級の全体会合とは別に、2国間の会談によって、先進国と途上国が対立する資金支援などについて、妥協点を探る動きを活発化させています。
では、全国の天気、雲の動きです。
日本列島は低気圧や湿った空気に伴う雲に覆われています。
西日本や沖縄には厚い雲がかかり、雨の降っている所があります。
きょうの天気です。
沖縄や西日本は雨となり、今夜は雷を伴って、非常に激しい雷雨や竜巻などの突風の吹くおそれがあります。
今夜は東日本や北日本も雨の所がありそうです。
2015/12/10(木) 11:00〜11:05
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]

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ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気

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