写真・図版 12月10日、インド内閣は高速鉄道計画について、日本の新幹線方式を採用する計画を閣議決定した。写真は都内で昨年9月撮影(2015年 ロイター/★)

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 [ニューデリー 10日 ロイター] - インド内閣は高速鉄道計画について、日本の新幹線方式を採用する計画を閣議決定した。閣僚や当局者が10日、明らかにした。総事業費は147億ドルで、インドのインフラ事業への外国投資案件としては最大級の規模となる。

 安倍晋三首相は11日からインドを訪問する。

 モディ首相が9日夜に開いた閣議に出席したある閣僚は、「計画は承認された」とロイターに語った。

 首相府当局者も閣議決定を確認。新幹線に関する問題が幾つかあったものの、安倍首相の訪印までに解決したと述べた。同首相の訪問中に公式発表される見通しだという。