無痛〜診える眼〜 #09【西島秀俊主演】 2015.12.09


(サトミ)あなたを見た…。
あの家族を…殺した。
(早瀬)これを投稿したのはあの石川家の妻石川彰子だ。
その見出し見てください。
イバラが言っていた言葉。
そしてこの写真。
この並び方…遺体と同じです。
中区一家殺害事件のホシは…イバラ忠輝だ。
(菜見子)サトミちゃん?
(菜見子)サトミちゃん…。
(白神)南サトミさんまで。
病室に血の付いた携帯だけが残されてたんです。

(ノック)・
(ドアの開く音)現場一帯を緊急封鎖しました。
後ほど院長にお話を伺います。
(菜見子)あのサトミちゃんは…。
イバラが南サトミを誘拐したんだ。
イバラ…。
(為頼)もう一度捜してみましょう。
はい。
《イバラ》《私が目指してるのは痛みのない世界なんだ》《君が必要だ》《毎日服用しなさい》《これは君が強くなるための薬だ》
(イバラ)大切な人…大切な場所…。
《これは…これは…》
(イバラ)君は…。
(イバラ)君は僕を見たって言った。
(イバラ)何を見たの?僕は何をしたの?教えてほしい。
僕は何を…。
痛い。
えっ?ごめん。
僕はうまく分からないんだ。

(パトカーのサイレン)
(菜見子)「大切な人大切な場所」これは…。
亡くなった石川家の奥さんが生前に投稿されたものです。
その言葉をイバラ君は何度か口にしていました。
イバラさんが?為頼だ。
先生鑑定結果が出ました。
南サトミの携帯に付着していた血液ですがイバラのもので間違いありません。
分かった。
ありがとう。
あの携帯の血はイバラ君のものでした。
(和枝)サトミちゃんはやっぱり誘拐されたってこと?ああ警察はそうみてる。
(和枝)へ〜…。
ホントにそうなんでしょうか?えっ?
(和枝)えっどういうこと?実はこの間サトミちゃんようやくしゃべってくれたんです。
「ありがとう」って。
サトミちゃんが?
(和枝)あっ…すごいじゃない。
事件のことについて思い出そうとしていました。
(和枝)へ〜。
刑事さんに言われてじゃなくサトミちゃん自身過去に何があったのかちゃんと自分と向き合おうとしてたんです。
もしイバラさんがその過去の事件に関係があるのだとしたら…。
サトミちゃんは自分の意思でイバラ君と?もしかしたら。
(記者)お願いしますよ。
何かちょっとコメント下さい!
(記者)昨夜脱走犯がこちらに逃げ込んだそうですね。
(記者)この病院の職員なんでしょう?
(橋本)元職員です。
もう当院とは関係ありません!女の子を誘拐したというのは本当なんですか?
(橋本)もう帰ってください!
(記者)院長は答えろよ!
(橋本)困りますから…!
(記者)院長出せって!
(横井)この騒ぎもじきに収まるはずです。
イバラが逮捕されるのも時間の問題でしょうから。
今や逮捕されるだけでは済まない。
(横井)院長…。
(菜見子)ドロール?白神先生が開発している無痛治療のための新薬です。
その薬をイバラ君は日頃から服用していたようです。
えっ?でもイバラさんは無痛症なんですよね?どうしてこんな薬を?おそらく純粋な薬の副作用を調べるためだと思います。
服用する量や頻度によってどんな反応が出るのかイバラ君を使って独自に治験を。
白神先生はどうして…。
俺もそれが知りたいんです。
どうして白神先生はそこまで無痛治療にこだわるのか…。
(和枝)英介君気になるんでしょ?行ってらっしゃいよ。
えっ?でも…。
大丈夫よ。
患者さんにはもう私からうまく説明しとくから。
カズさん面目ない。
あっあの私も一緒に…。
あっ…高島さんは休んでてください。
(菜見子)いえお願いします先生。
はっ?いや自分で決めなさいよ。
行きましょう。
(菜見子)はい。
(和枝)いってらっしゃい。
気を付けてね。
(菜見子)いってきます。
(太田)涌井係長早瀬さん!これ見てください。
(涌井)何だ?半年前の病院で撮影されたイバラの写真です。
この靴。
(涌井)同じだ。
やっぱりあいつが…。
はい。
白神です。
早瀬刑事にぜひお話ししたいことが。
分かりました。
早瀬刑事にですか?はい。
白神先生のことを調べてもらおうと思ってます。
失礼します。
(太田)為頼先生。
あっ早瀬刑事は?
(太田)あっ先輩でしたらさっき白神メディカルセンターに。
白神院長から呼び出しがあったみたいで。
白神先生から?はい。
あっあの先生…。
俺ちょっと心配なんすよ。
えっ?ずっと追ってきた石川一家殺害事件の犯人がようやく分かってから先輩冷静じゃないっていうか…。
(ドアの開く音)
(仁川)おい誰やねん太田。
部外者入れんな。
忙しいんやぞこっちは。
課長こちら診療所の為頼先生です。
(仁川)はっ?あんたか。
いつも早瀬とこちょこちょこちょこちょやってんのは。
それから南サトミさんのカウンセラーの…。
高島といいます。
どうも。
こちらにお掛けください。
どうぞ。
椅子がありますんで。
どうぞ。
どうぞどうぞ。
のいて。
何してんの。
どうぞ。
あのサトミちゃんのことをどうか…。
(仁川)はい。
この仁川にお任せください。
どうぞ。
あの実は調べてほしいことがあるんです。
(太田)えっ?お願いします。
事件に関わりがあるかもしれないんです。
お願いします。
(太田)ですけど…。
あっ…太田話聞いてあげなさい。
(太田)えっ?早瀬が信用してる先生なんやろ?じゃあ俺も信用するやないか。
はい。
ありがとうございます。
これもそれも全て高島先生のためです。
あっ…。
白神先生お話というのは?昨夜イバラは私の元に現れた。
実は…彼は私を殺そうとしたんです。
えっ…白神先生を!?ええ。
手には手術用のメスがありました。
ここから持ち出したのです。
小さなメスですが彼にとっては十分過ぎる凶器となります。
何より診えたんですよ。
そのときのイバラに表れていた強い犯因症が。
私にも診えるんです。
先生にも?私が心配してるのは南サトミさんが今生きてるかどうかということです。
今のイバラは非常に危険な状態にあります。
どうか彼の凶行を止めてください。
さらなる犠牲者が出る前に。
(サトミ)大切な人大切な場所。
(イバラ)えっ?
(サトミ)トラックの中でそう言ってた。
(イバラ)僕が?
(サトミ)おなか…。
おなかすいた。
(女性)んっ…。
あっ…ちょっと。
(女性)泥棒!もう!・
(ドアの開く音)
(太田)あっ…お待たせしました。
白神院長は高校を卒業して東光医科大学に入学されていました。
入学のときから常にトップの成績で卒業時には学長賞を受賞されています。
あっ…それから2つ年下の弟怜児さんも同じ医大に入学されていますね。
《弟がいた》
(太田)卒業後は2人とも研修医となり医局で勤務を。
その弟さんというのは?それが…10年前に亡くなっていました。
えっ?死因は?
(太田)怜児さんは登山が趣味だったようです。
ネパールに登山に向かいそこで遭難事故に遭われました。
その2年後に白神先生は小さな病院を開業されました。
それからはもうご存じのとおりの活躍で白神先生は一代であの大病院を。
そうですか。
ありがとうございます。
ご兄弟で書かれた論文もあったんですね。
俺もう少し自分で調べてみます。
(菜見子)えっ?高島さんはサトミちゃんを待っててあげてください。
サトミちゃんにとってあなたは帰る場所だから。
はい。
君は僕が怖くないの?どうしてついてきてくれたの?知りたいから。
私も私のこと。
小学生のときいじめられてた。
私…声があまり出なくて。
(サトミ)石川先生も一緒になって…。
お忙しい中すいません。
(北山)とんでもない。
為頼先生のお名前は何度かお伺いしたことがあります。
大変優秀な先生だって。
あっ…いやそんな。
白神君の話でしたね。
彼も研修医のころから私の指導など必要のないぐらい優秀でしたよ。
野心も強くって周囲とも距離を置いてました。
孤高の天才ってやつですよ。
そうですか。
ただ弟の怜児君だけには心を開いていたようです。
これが2人で書いた論文です。
拝見します。
このころはまだ無痛治療の研究はしてなかったのか…。
あの他にも論文などありましたら…。
たくさん残ってますよ。
学会でのビデオなどもあると思います。
ありがとうございます。
私は白神君が生涯研究者の道を全うするもんだと思ってました。
怜児君が亡くなってからかなあ。
彼が臨床の医師の道へと進みだしたのは。
まあ結果として大成功を収めたっていうわけです。
白神院長からの情報です。
イバラは病院から医療用のメスを盗みました。
(涌井)みんな聞いてくれ。
イバラは現在凶器を所持。
人質の命が危ない。
警察の威信が懸かっている一刻も早くイバラの足取りを追え。
必ず見つけだせ!
(一同)はい!
(菜見子)「『彰子ことしも咲いたねワスレナグサ』」
(菜見子)「主人との出会いからもう10年がたとうとしているのです」「同じ小学校で教諭をしていた私たちは出会ったときからお互いに結婚を意識していました」石川先生なんか死んじゃえって思ってあの日…。
だけど…。
行ったときにはもう…。
(菜見子)「大切な人との出会いが良い人生をつくる」「大切な人との出会いが自分だけの大切な場所を世界の片隅につくってくれるのです」東光医科大学医学部医学科の白神陽児です。
え〜今回の論文のテーマは脊髄視床路への麻酔薬作用機序についての検討です。
そもそも痛みとは知覚神経の終末で感受され熱や科学的刺激などで組織が傷害されて…。
白神です。
その後いかがですか?イバラの足取りは。
問題はたとえイバラを逮捕してもそれで全てが解決するかどうかですね。
イバラは自分の犯行を何も覚えてないと言ってるんでしょう?はい。
刑法39条でしたか。
心神喪失者の行為は罰しない。
俺もそれが許せない。
ええ。
もしも無罪になればまた同じ犯行を繰り返す。
極論を言えばイバラを止めるためにはその命を絶つしかない。
そしてその行為はきっと殺人とは呼ばない。
市民の安全を守るための正義です。

(和枝)まだ見てんの?うん。
はい。
これらの化学物質は…。
あれ?白神先生?若い。
ちょっこれ幾つぐらいのとき?もういいからあっち行っててよ。
もう…。
心停止をはじめとする不確定なアクシデントなど…。
(和枝)ケチケチ。
いまだ専門医の知識経験に左右される要素が大きいことになります。
もしも医師の技量に関係なくひとしく患者に作用することのできる麻酔薬あるいは治療法を見いだすことができれば医学は大きな発展を遂げ治療形態そのものが変わる…。
これは…。
ここにあなたがいた。
僕が…殺したの?僕が…この人たちを…。
どうして僕が…。
(イバラ)どうして…!その傷。
(イバラ)痛くないんだ…。
えっ?僕は…痛くないんだ。
でも…あげる。

(太田)早瀬さん!昨日からどこに行ってたんですか?為頼先生が捜してましたよ。
あっ…先生に頼まれたことがあるんですけど…。
(刑事)いました!イバラです。
(涌井)何?
(刑事)イバラと南サトミです。
イバラの姿を発見!横須賀市浦賀の造船工場。
全捜査員現場に向かい所在を割り出せ。
イバラは現在凶器を所持。
人質に危害が及ぶ危険が極めて高い。
各捜査員は拳銃を携帯せよ。
白神先生について分かったことがある。
協力してくれ。
詳しく調べたいんだ。
彼の過去の病歴について。
後にしてください。
イバラの足取りがつかめたんです!やっと見つけたんだ。
俺は絶対にあいつを…イバラを許さない。
待て!君は怒りから自分を見失いかけてる。
そんな状態でイバラ君を追うつもりなのか?危険なのはイバラだ!白神先生の話だとやつは凶器を持ってる。
白神先生?どういうことだ?どいてくれ!おい!待て!おい!どういうことでしょうか?
(岡部)最近色々とこの病院で事件が起きているだろ?私の周囲が心配していてね。
その件については何も問題ありません。
新薬も間もなく完成となる…。
(岡部)もちろん応援はしたい。
だがこの認可についての話は今は表立ってできなくなってしまってね。
(岡部)それじゃ。
それは手を引くということでしょうか?岡部先生!岡部先生お待ちください!
(岡部)君も分かるだろう!岡部先生…。
お願いします。
もう一度お力添えを。
私は患者を痛みから救いたいのです。
(岡部)私には関係のないことだ。
どうか!
(岡部)くどい。
岡部先生!
(横井)何見てるの?行きなさい。
新薬の認可は無期延期ということでしょうね。
申し訳ありませんがあなたと話してる場合ではないんです。
早瀬刑事に何を言ったんですか?彼に何を。
フフフフ。
為頼先生も診たんですね。
あの刑事に出ていた犯因症を。
とても正義感の強い刑事だ。
あなたは…。
事実を話しただけですよ。
イバラを逮捕するだけでは事件は解決するとはいえない。
イバラに正当な罰を与えるべきだとね。
何を恐れてるんですか?あなたはまるでイバラ君の存在そのものを恐れてるように見える。
当然でしょう。
凶悪な犯罪者なんですから。
白神先生。
もういいでしょう。
出てってください。
何か見えましたか?昨日あなたの出身である東光医大の北山教授に会ってきました。
そこで大学病院にいたころのあなたの映像を見ました。
そこには未来への理想を語るあなたの姿が。
そしてもう1つ私には診えたんです。
当時のあなたがその身に抱えていたものが。
心臓病…拡張型心筋症をあなたは患っていた。
根治する治療法はない重度の難病です。
なのに今の白神先生からはその症状が一切診えないんです。
考えられるのは1つ。
傷みを治療するのではなく傷みを抱えた心臓そのものを取り換えたのではないですか?心臓移植を。
いつどこでそんな手術を?フフフフ。
10年前に海外でね。
ずいぶんと金も掛かりましたよ。
まさかその心臓というのは…。
ええ。
怜児の心臓です。
私には無痛治療を完成させるという使命がある。
怜児のためにも。
それを邪魔する者は許さない。
為頼先生たとえそれがあなたでも。
あなたは間違ってる。

(横井)院長…。
院長おっしゃってください。
私にできることを。
出ていけ。
私は院長のためなら何でもやります。
院長のお力になりたいんです。
信じてください!出ていけと言ってる!お前はもう必要ない。
私が信じるのは私だけだ。
(太田)この2人を見ませんでしたか?
(男性)知ってる?
(男性)知らないなあ。
(男性)知らないですね。
(太田)そうですか。
(男性)はい。
(女性)あ〜。
見たわよこの2人。
どこに行きました?
(女性)この先の浜の方へ。
あ〜そうだそうだ。
ちょっちょっとちょうどよかった。
これ渡しといて。
えっ?
(女性)お釣りよパンと牛乳の。
この絵…。
(イバラ)すてきな絵だね。
大切な人…。
大切な場所。
それは誰なの?どこなの?どうしたの?苦しい…。

(和枝)おかえり英介君。
(菜見子)先生サトミちゃんやっぱりまだ…?英介君どうしたの?
(太田)こことこの近辺一帯は調べました。
他にはもう。
(操作音)
(不通音)
(太田)あれは…?イバラ!ここにいたんですよ。
報告してきます!
(アナウンス)メッセージを録音してください。
(発信音)すぐに連絡をくれ。
今君は危険な状態なんだ。
(菜見子)どうしたんでしょうか?為頼先生。
(和枝)今は1人にしといてあげましょ。
とにかく食べましょ。
あのシチューのお鍋ここに持ってきてくれる?
(菜見子)あっはい。

(物音)あ〜!イバラ君。
えっ?サトミちゃん…。
助けてください。
えっ?この子を助けてください!ゆっくり息をして。
大丈夫。
うん。

(男性)本部から各局被疑者イバラ忠輝と被害者の少女とみられる2人連れの男女が国道16号線浦賀付近から車に乗車。
横浜方面へ向かったとの目撃情報あり。
繰り返す。
被疑者イバラ忠輝と被害者の少女とみられる2人連れの男女が国道16号線浦賀付近から…。
ちょっと…早瀬さん!?早瀬さん!早瀬さ…。
ちょっと!
(サイレン)・
(足音)
(菜見子)先生…。
発作は治まりました。
ほこりの多い場所にいたからでしょう。
もう大丈夫です。
イバラさんありがとう。
サトミちゃんをここまで運んでくれて。
イバラ君どうしてここに来たんだ?白神先生の所ではなくどうしてここに?大切な人大切な場所。
君が口にしていたのはこの記事のことだったのか?これは?白神先生がいつも大事に持っていました。
僕の検査をするときに。
教えてください。
僕のことを。
これは…。
先生?このデータはイバラ君にドロールを投与した克明な治験記録だ。
大量に投与すると記憶障害や意識混濁を起こすとある。
記憶障害?そして石川家一家殺害事件が起きた日君は過度にドロールを投与されていた。
そう記録されてる。
君は薬に操られたんだ。
白神先生に操られた。
《毎日服用しなさい》《これは君が強くなるための薬だ》《これは…これは悪い人たちなんだ》《悪い人たちなんだ…悪い人たちなんだ…》イバラ君警察に行こう。
俺が証言する。
(イバラ)あ〜!
(菜見子)先生!?どうしたの?英介君。
(ドアの開く音)・
(ドアの開く音)
(和枝)あっ…早瀬さん…。
イバラは?ここに来たはずだ!どこに行った?イバラ君!白神先生が…。
一緒に警察に行こう。
そこで全てを話すんだ。
僕は罪を犯しました。
僕はどうすればいいんですか?僕は痛みを知らないから…だから…。
違う。
君は痛みをちゃんと知ってる。
サトミちゃんを助けようとここへ連れてきたこと。
高島さんを佐田から守ろうとしたこと。
それは君が痛みを知っていてその痛みから大切な人を守ろうとしたことなんだ。
ただ…君はその守り方を間違えた。
君は他の誰とも変わらないいや誰よりも痛みを知っている優しい人間なんだ。

(足音)イバラ!撃つな!早瀬!どうして撃った?早瀬!
『無痛〜診える眼〜』のオリジナルサウンドトラックを抽選で30人にプレゼントいたします
奮ってご応募ください
2015/12/09(水) 22:00〜22:54
関西テレビ1
無痛〜診える眼〜 #09[字][デ]【西島秀俊主演】

「正義としての殺人」
脱走したイバラ(中村蒼)はサトミ(浜辺美波)と共に姿を消す。白神(伊藤英明)の行動に疑問を持つ為頼(西島秀俊)は白神の過去を調べる

詳細情報
番組内容
 為頼英介(西島秀俊)、早瀬順一郎(伊藤淳史)、高島菜見子(石橋杏奈)、白神陽児(伊藤英明)らが院長室に集まっていた。南サトミ(浜辺美波)が、病室に血の付いた携帯電話を残していなくなったのだ。早瀬は、イバラ(中村蒼)がサトミを誘拐したものと判断し、付近の緊急封鎖を要請。為頼と菜見子は、もう一度病院を探すが、2人の姿はない。
 その夜、1人院長室に残った白神は、デスクに付着したイバラの血液に気づく。
番組内容2
デスクの引き出しを開けると、保存していたUSBメモリーが消えていた。
 イバラは一家殺害現場で自分を見たというサトミに、何を見たのか教えて欲しいと話す。イバラ自身には記憶がないからだ。2人はトラックの荷台に身を隠し、逃走して行く。
 翌朝、診療所にいる為頼と菜見子のもとへ早瀬から連絡が入る。サトミの携帯電話に残された血液がイバラのものと判明したのだ。為頼と井上和枝(浅田美代子)は、やはりイバラが
番組内容3
サトミを誘拐したのだろうと話すが、菜見子は疑う。サトミが描く一家殺害の絵と曖昧な記憶に、イバラが関係しているのではないかと菜見子。サトミは記憶を求め、自らイバラに同行したのでは…?と。
 為頼は白神がなぜ無痛治療にこだわっているのかが気になり、早瀬を訪ねる。しかしちょうど同じころ、早瀬は白神に呼び出されたためにすれ違ってしまった。白神が早瀬に伝えようとしていることとは…。
出演者
為頼英介: 西島秀俊 

早瀬順一郎: 伊藤淳史 

高島菜見子: 石橋杏奈 

イバラ: 中村蒼 
南サトミ: 浜辺美波 

横井清美: 宮本真希 
仁川康男: 兵動大樹 
太田武司: 馬場徹 
橋本広子: 和泉佑三子 

久留米実: 津嘉山正種 

井上和枝: 浅田美代子

  ○  

白神陽児: 伊藤英明 

【ゲスト出演】
宮根誠司
スタッフ
【原作】
久坂部羊「無痛」(幻冬舎文庫) 

【脚本】
大久保ともみ 
香坂隆史 

【音楽】
塩谷哲 

【主題歌】
Superfly「黒い雫」(ワーナーミュージック・ジャパン) 

【挿入歌】
ミソッカス「闇夜のキャラバン」(avex trax) 

【編成企画】
清水一幸(フジテレビ) 

【プロデュース】
貸川聡子 

【アソシエイトプロデュース】
稲田秀樹 

【演出】
佐藤祐市
スタッフ2
木下高男 
山内大典 

【制作】
フジテレビ 

【制作著作】
共同テレビ

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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