生字幕放送でお伝えします伊藤⇒スタジオパークから…観客⇒こんにちは!元気にありがとうございます。
きょうの司会は清水ミチコさんです。
清水⇒よろしくお願いします。
伊藤雄彦アナウンサーです。
よろしくお願いします。
さあ、きょうのゲストでございますが。
大変ですよ。
すてきな方をお迎えいたしましょう。
ご紹介いたします本日のゲストはモデルの知花くららさんです。
知花さん!
拍手
知花⇒こんにちは。
かっこいい。
はじめまして知花くららと申しますこんにちは。
すごいたくさんの方。
皆さんからうわあというため息が。
かっこいいと。
すごく小さい子がいっぱい。
こんにちは。
知花さんだよ。
よろしくお願いします。
知花さんはモデルとしてご活躍はもちろんなんですけれどもなんとこのたび、こちらにご出演です。
大河ドラマ「花燃ゆ」で実は本格的な俳優デビューです。
そうなりますね。
この格好ですよ鹿鳴館のシーンで。
またぴったりですよ、お似合いで。
写真も、また見事に決まっていますよね。
すごくすてきなドレスを着させていただいてすごく上がりました、気分が。
きょうも、すてきな。
ありがとうございます。
シックな。
モデルとしても大活躍の知花さんモデルとしての歩みも伺いますし素顔にもぐぐっと迫っていきたいと思います、よろしくお願いします。
知花さんへの質問・メッセージどんどんお寄せください。
お待ちしてます。
では、スタジオのお席のほうにお願いいたします。
本日のゲストはモデルの知花くららさんですよろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
スタジオパークは5年ぶりですね。
そうなりますね。
今回まずご紹介するのがなんと言ってもいよいよ最終回を迎える大河ドラマ「花燃ゆ」でございます。
それに今回、俳優デビュー。
すごくすばらしい機会をいただきまして私が出演するのは最終回のみなんですけれども津田梅子という歴史上の人物の役でして。
広く日本の女性の教育に力を入れて。
それこそ実際にある津田塾大学の。
創設者になります。
どうでしたか?大河ドラマが、いわゆるデビューという形で周りはもういろんな俳優の方々がたくさんいらっしゃったでしょう。
いやいやもう、本当に初めての現場ですしすごく緊張もあって。
ドラマ自体が初めて?お芝居自体が初めての経験で名だたる女優さん方とか大好きな女優さん方とかいまして緊張しました。
そうは見えない立ち姿ですけれどもね。
堂々たるですよ。
待っておりましたという感じで。
そんなことなかったですか?津田梅子というお役をいただいてから、いろんな文献を自分で読みこんだりとか実際に津田塾大学の敷地にある資料室にも行きましてあと校内にお墓もあったので、ごあいさつにも行きましたしそういう意味では、すごく楽しかったんです、お芝居が。
早速でございますが俳優デビューの鹿鳴館の出演シーンです。
申してみよ、群馬の生糸が今、いかに世界の一級品なのかを。
最高だと。
西洋では貴婦人たちのドレスとなっているそうです。
女性の教育こそ日本のこれからの大きな課題です。
後に津田塾大学をつくる津田梅子である。
はい、誰もがこの世に生まれていちばん初めの教えは母親から受けるんですから。
ええ、女性の教養とやる気です。
ずいぶんてれながら。
てれていましたね。
いやいやもう本当にいろんな方にお世話になって初めての現場を踏ませていただいて何か、できないこともたくさんあったんですけど何か、これから頑張りたいなと思いました。
悔しくていろいろできなかったことが。
そうなんですか?逆にもうちょっとやってみたいという。
監督さんに現場で言われてもうちょっとこういうふうに表情を表現してほしいとおっしゃっていただいたりとか何かいろいろアドバイスをいただきながらご指導いただきながらやったんですけれども一応理解しようとする自分とでもなかなか表現として。
いざ動きだすとね。
そうなんですよ、まだ不自由な自分がいてこれからもっと経験を積んでいかなくちゃなっていうふうに。
女優のほうのオファーもお待ちしています。
モデルとやっぱり違う部分もありますか?モデルも演じる部分があると思いますけれども。
モデルという職業はせりふがない本当に絵の中のお芝居なのでことばを使ったせりふのある役者さんのお仕事とはちょっと違ってくるんですけれども。
せりふを覚えるのも大変だと言いますよね、いちばん最初って。
そうですね、やっぱり掛け合いの中で。
相手がいますしね。
井上真央さんとのやり取りもあるでしょうし。
井上真央さんすてきでした。
そう、どういうところが?2人の絡みのシーンがあったんですけれどもリハーサルの段階から私少し身長があるので真央さんが上を見つめて私を見つめて目がうるうるしていて本当に美和そのものだなと思って。
気持ちそのもの。
ええ。
そう演じていらっしゃったんですが実はドラマのプロデューサーに知花くららさんの起用の理由を聞いてまいりました。
私が読みます。
「そうめいさと気品を感じさせなおかつドレス姿の似合う華やかな方。
そんな条件にぴったりだったのが知花さんです。
そして、外国人とも対等にわたり合う姿に説得力のある方といえば世界を舞台に活躍し新しいことにも積極的に挑戦しようとされている知花さんの姿が重なりました」。
それで今回お願いしたということです。
恐縮です、本当に。
本当にたくさんの方からこんなすばらしい機会をいただけるなんてまさか初めてのお芝居が大河ドラマなんて。
すごいと思いますよ。
いやあ、恐れ多かったですけど。
その分、プレッシャーもあるでしょうけれども。
でも本当にすごく充実して楽しくやらせていただいたので次も。
俳優をやりたいという思いは昔からあったんですか?モデルというお仕事をしていく中で、もっと表現の方法というかもっともっと広げていきたいなと思ったときに少しずつ興味が湧いてきました。
では今後、俳優もいろいろやっていきたいと。
やっていけたらいいなと思っております。
頑張ります。
という形で最終回鹿鳴館でのシーンに登場していただいた知花くららさんですが今度の日曜日が最終回なんですよね。
その最終回の見どころです。
鹿鳴館へ招待された楫取と美和はそこで、鉄道建設のために援助を訴えます。
前橋までの鉄道建設のための援助をお願いします。
これからの生糸の輸出には鉄道輸送は不可欠です。
あなた、群馬の女たちに頑張ってもらいましょう。
あなたも協力してさしあげるのです。
またやったな?いえ。
順調に群馬が発展していく中楫取は、ある決断をします。
県令を辞めようと思う。
え?やけど皆さん、これからも県令として腕を振るうてほしいと。
いや…あとはこの土地の人間たちでやってくんがええんじゃ、じゃが私1人で決めることはできん。
お前は、どう思う?私は…。
県令様は美和さんに託された。
ここは責任重大だ。
自分の道を貫いてくださいな。
果たして2人が最後に選ぶ道とは。
という最終回。
知花さんが鹿鳴館で津田梅子役で登場しております。
ぜひ皆さんお見逃しなく。
「花燃ゆ」最終回ぜひご覧ください。
NHKオンデマンドでは第1回からご覧になることができます。
ぜひこの1年間の「花燃ゆ」を堪能してほしいと思います。
今度は知花くららさんにぐぐっと清水さんに迫っていただきます。
プロフィール紹介です。
知花くららさんは1982年、沖縄県生まれ。
かわいい。
ちょっとぶかぶかなビキニ姿ですね。
おしゃれ。
帽子がまたかわいい。
仁王立ちという感じですね。
くららというお名前は世界中で親しまれるようにと母が名付けました。
このときもうすでに。
分かってますね、自分のことが。
表情といい、ポーズがいい。
大人はこういうのが欲しいんだろうという感じですよね。
小学校のときには歌、ピアノ書道、水泳、バレエを習いさらに、トライアスロンを始めるなど活発な女の子でした。
本当に伸び伸びと充実している感じで。
手足も伸びている感じで。
このときちょうどトライアスロンを始めた時期で水泳もすごく大好きで。
4年生なの?4年生でトライアスロン。
今の日本人は変わりましたね。
こんな子いなかったですもん。
トライアスロンだから自転車もあって水泳もあって、走るもある。
つらくないですか?すごくきつかったんですけれども大人のアイアンマンレースに比べて距離は短いのでキッズ部門ということで。
やっぱり達成感というのはあるんですか?ありますね、走り終わると。
すごくほっとします。
前夜祭みたいなものがあってそのパーティーがすごく楽しくて。
毎年一度の開催なので全国から集まるんです。
毎年そこでしか会わないお友達がいっぱいできて。
そんなことがあるの?スポーツだけではなくて歌もピアノもバレエも習い事もいっぱいあって書道も。
習い事はたくさんやっていました。
1週間ぎっしりになるくらい。
自分から?そうですね。
嫌がらず?ええ。
中学からはソフトテニスに熱中。
高校生になると音楽が大好きになりライブハウスに通い詰めるなど何にでも興味を持って行動していました。
ライブハウスは誰が好きだったの。
当時、私は高校生でMONGOL800がまだ高校生でインディーズで街のライブハウスでやっていたんです。
それを追っかけていていろいろ行きました。
2001年、上智大学文学部に入学するため上京。
ここでも、さらにいろいろなことに取り組みます。
まずフラメンコに出会いレッスンに熱中。
写真の真ん中が?真ん中が私ですね。
もう先生じゃん。
こう踊るのよっていう感じで。
自信満々な感じで。
何でもできますね。
フラメンコって、はまると深いと言いますよね。
最初の出会いは映画で見てそれでやってみたいなと思っていたら大学にサークルがあるというふうに聞いてそれで入会したんです。
それが始まりです。
とりあえずやってみるんですね。
やってみるタイプなのかもしれませんね。
そうでしょう。
またフランス映画にはまってフランスへ留学。
落ち着きなさいよ!ごめんなさい。
どんどん先にいきますね。
簡単に行っちゃうんですね。
鉄砲玉みたいだねって昔は言われて。
さらに、スペインにフラメンコのレッスンの旅に出るなど持ち前の行動力を発揮します。
こちらの写真は?踊り手さんで憧れていたんですけれども彼女がクラスを持っているというのを聞きつけて初級クラスに。
フラメンコ界では有名な方なのね。
フランス留学で隣の国だしスペイン行っちゃおうかなと?フランスでの荷物をほぼ整理してバックパックと大きなスーツケース1つで、鈍行で。
電車でということですか?行きましたね。
思い立ったらやらないと気が済まないタイプなんですか?そうですね、でもいい機会だからと思っちゃうんです。
これを逃したら二度とないかなって。
このころの夢はフラメンコダンサー?大学に入ってからは編集のお仕事にすごく興味があって。
そっち?出版業界ですね。
もうついていけないわ、私そっちなの?フラメンコの先生になるんじゃなくて出版業界に。
文字と写真がすごく好きで発信するメディアさんの仕事ってすごいじゃないですか。
ちょっと楽しそうだなと。
くららさんのほうがすごいですよね。
モデルはそのときは?全くそんな、恐れ多い。
またまた本当ですか。
本当です。
そして大学4年生のとき大きな転機が訪れます。
たまたま目にしたミス・ユニバースコンテストに興味を持ち、応募。
あれよあれよと選考が進み日本大会で優勝。
さらに世界大会に出場します。
すごい人生ですね。
いや、でも私…おもしろいでしょう?人生生きていて。
鉄砲玉人生という感じでこれもたまたまいっちゃえという感じで。
ミス・ユニバースに応募したのも内定をいただいていた会社の社長さんが大学生の残り時間を使って今しかできないことをやってごらんなさいとおっしゃったのでたまたま見つけたミス・ユニバースのところに応募してそこから始まったんですけれども。
世界大会までいっちゃって。
いやいや。
ここでクイズです。
世界大会、さあいよいよ、ミス・ユニバースの結果発表でステージに上った知花くららさん。
そのとき、頭に何かよぎりました。
何を考えたでしょうか。
結果発表のときです。
お考えください。
画面に決定ボタンが出ている方は決定ボタンを押して、クイズに参加してください。
3つのうちから選んでくださいね。
結果発表のときに何を考えたかということです。
リモコンをそのままにしていて押さない方もいらっしゃるんですけど押してくださいね。
ああ本当に出るんだという感じで。
このこの間やったそうですよね。
届いたメールです。
千葉県の50代の男性の方です。
くららさんが生まれ育った沖縄が大好きで何十回も旅をしています。
きょうはくららさんにお会いできるので朝からわくわくしていますよ。
いよいよ大河ドラマで俳優デビューですね。
とても楽しみにしています。
ありがとうございます。
そして身長は知花さんと同じという30代女性の方です。
大きいですね、結構。
170…?173と半ばぐらいあります。
モデルとしては大きいかもしれないですね。
同じ沖縄出身の知花くららさんが世界でご活躍されている姿を地元を遠く離れたここアメリカでも拝見できることうれしく思います。
フロムアメリカ。
アメリカでもご覧になることできますからね。
ありがとうございます。
5年くらい前に沖縄の浦添市の沖縄そば屋でお見かけしたことがあります。
やだー、恥ずかしい。
そこのそば屋さんは売り切れご免のそば屋で私たち3人が最後の2杯を注文したときに知花さんたちご家族が入ってこられて食べずに帰っていかれました。
この場をお借りしてすみませんでした。
いえいえ、そんなそんな。
これからも応援しています。
そうなんです、人気のおそば屋さんがあって、うちの弟に連れて行ってもらったんですけれどもちょっとタイミングがね。
結果発表のステージ上で何を考えたのか視聴者の皆さんのお答えです。
断トツは就活ですね。
2番目がお菓子を食べたい。
スターになりたいが少ないですね。
いちばん多いのが就活しなきゃでしたが、お答えは?すごいご名答です。
確かに常に次のことを考えていらっしゃいますからね。
ステージ上で5位からだんだん呼ばれていくんですけれども2人残るわけですね。
最初に呼ばれたほうが負けというか2位で優勝できないんですけれども最初に名前を呼ばれたら帰国してどうしよう。
1位になったら、このままニューヨークに1年間。
いろいろやることがあるんですねミス・ユニバースとして。
2位だと本当に何もないので今後の身の振り方をですね。
考えなければいけないので。
結果が2位だったんですよね。
そのとき帰ってあの編集部の先輩に連絡してあの先輩にも連絡してちょっと会っていただかないとって。
内定まで出ていたわけですよね出版社の就職も決まっていたわけですよね夢の、目指していた。
そうなんですよね不思議なことに今、私ここにいる。
何位だったんですか?2位だったんですよね。
はい、2位です。
世界で2位です。
もう1回挑戦したいとか思わないものですか?もう大丈夫です。
結構です。
気が小さい人は無理でしょうね怖いですよね。
すごく世界大会の舞台は、本当に楽しくてお祭り騒ぎなんですよ。
だからなんかワールドカップみたいな感じでそれぞれ国の旗を持って皆さん応援してくださるんですけれども大体、順位が狭まっていくと自分の応援したい国の旗を持ってみんな応援してくれるんです。
母国だけではなく?どこがいいぞという感じでね。
そうです、すごく楽しかったです。
それで2位になって就活を考えなくちゃということで日本に戻ってくるわけです。
世界2位の就活。
プロフィールの後半ですね。
世界大会から戻ってくると知花さんにはリポーターやモデルなど多くの仕事が舞い込んできました。
モデルとしては2007年にファッション誌の専属カバーガールに抜てきことしの夏に卒業するまで7年半も務めました。
きれい。
ありがとうございます。
そして、同じ年にWFP国連世界食糧計画のオフィシャルサポーターに就任し、現在まで飢餓や貧困の解決を目指す活動にも力を注いでいます。
拍手
ありがとうございます。
世界を回りながらこういった食糧計画の仕事もされているということですね。
いっぱい詰まった青春ですね。
そうですね。
まずは知花さんのモデルの話を伺っていきます。
今ご紹介がありましたけれどこちらの雑誌ですけれど専属モデルとして表紙を飾るわけですね。
いちばん最初の表紙。
2008年です。
ここから7年半の間90回この雑誌の表紙を飾ってそしてことし最後2015年の6月号です。
懐かしい感じがします。
いつも早いんですよ、あなた。
次から次にいくからね。
幅が長すぎる。
これまでモデルの経験が全くなく飛び込んだんですよね。
そうなんです恐ろしいことですよね。
でも機会をいただいて。
ミス・ユニバースから帰ってきてから私が就職活動をしなくてはいけないなと思ってインタビューのお仕事もそのうちやむだろうなと考えていてその次どうしようかなと思っているときにカバーの話をいただいて最初は私なんかで務まるんだろうかという気持ちが大きかったんですけれどいいお話ですしお受けしてみようかなと思いまして、そこから。
始めた当初全く知らないわけだから戸惑いとか、いろいろあったんじゃないですか?戸惑いだらけでした。
何もできませんし経験もありませんからポージングのしかたも表情の作り方も分からないところから。
ゼロからですか?ゼロからです。
ここでクイズです。
右も左も分からないまま雑誌の表紙を飾った知花さんモデルの勉強するためにある行動を取りました。
どんな行動なのかお考えいただきたいと思います。
3つのうちどんな行動を取ったでしょうかお考えください。
メールをご紹介します。
埼玉県の10代の女性の方です。
モデル、女優、日本大使マルチに活躍し続ける知花さん。
その陰ではなみなみならぬ努力をしていらっしゃるのだなといつも感銘を受けています。
どんな場所、どんなときでも笑顔を絶やさず、前を向くそのりんとした姿女性のかがみです。
これからも陰ながら応援させていただきます。
頑張ってくださいということです。
なんか泣いちゃいそうです。
いつも輝いている感じです。
次です。
20代女性の方です。
津田塾大学の卒業生です。
知花さんが私も通った学びやに来てくださったと思うと感慨深いです。
「花燃ゆ」最終回、必ず見ます。
津田梅子の役も本当にはまり役だと思います。
上品ですてきな知花さんこれからも応援していますといただきました。
ありがとうございますうれしいです。
しかしモデルの世界は今の雑誌の第1回の表紙を見るかぎり、全然そんなに慣れていなくて撮っているという感じはしませんでしたよね。
セットに入ると本当に緊張してしまって表紙の撮影なんかよく覚えているんですけれど。
全然そんな感じはしませんよ。
やっぱり怖いという素直な顔をしてはだめだから逆に難しいですよね。
自信を持っていますという顔をしなくていけないですものね。
カバーとしてキャラクターを務めさせていただきますので。
雑誌の名前も頭のところに入りますし。
初めての世界に入った知花さんまず最初、勉強のためにしたことは何だったのか皆さんの答えです。
カメラマンのアシスタントがいちばん多いですね。
次が撮影見学編集部に密着は少なかったですね。
お答えは?赤です。
ほかのモデルの撮影見学ですか。
そうなんですよ。
どういうことですか?本当は表紙モデルというのは中ページからやってきちんと経験を積まれた方が表紙になることが多くて。
中からなんですね。
いきなり表紙はないんですね。
大体はなくて普通はモデルの経験があってということなんですね。
ですから表紙モデルがほかのモデルさんのふだんの現場を見学したいということはあんまりないみたいで編集部の人が、ええ?と言って。
絶句ですか。
本当に?と言われて行かせていただけたら本当にうれしいんですけれどとお願いをして見させていただきました。
びっくりしたでしょうねあっちも。
どうでしょうか。
でも先輩方の現場を見ることで動き方とかポージングのイメージがつくようになりましたしリズム感というんでしょうかすごく勉強させていただきました。
やっぱり音楽がかかっていたりするんですか?そういうこともありますね。
自分を高めるというか乗せるんですね。
のりのりの曲をかけたりとか。
私は80年代とか70年代の懐メロをかけながらなんですけれど。
古めですね。
われわれと同じぐらいですね。
山口百恵さんとかかけたりして。
先輩を見ても自分のポーズも作っていかなくてはいけないですよね。
まねだけではだめですよね。
自分の体のラインとか表情の作り方とか動き方がありますのでそれはちょっとずつ自分で作り上げていくものなんですね。
そんな知花さん現場で勉強しながらいろいろ学ぶ中でモデルとしてのポイントをつかんでいかれたんですがこの中でわれわれが注目したモデルのポイントがあります。
最初のポイントは、こちらです。
裏地を見せるなというのはどういう意味ですか?冬冬の撮影で、コートの撮影があるんですけれど。
ふわっとしたのがありますよね。
まさにそれでコートのすそは翻してほしいんだけれど中の裏地が見えるとよろしくないので裏地は見せずにふんわりと動きを見せてほしいと言われて。
めちゃくちゃなことを言いますね。
このぐらいがいいんですか。
動きを見せつつ。
少しふわっとコートの質感だとかすその動きというのはちょっとしたものでいいんですけれど写真の中ではすごく大事になってくるので。
撮るときに止まって撮っているんですか?それとも動いて瞬間を撮るんですか?動きながらですね。
連写ですか?そうです。
でも大きな動きというよりは電話をかけるシーンでも電話をかけながらちらっと時計を見るというそういうのも本当にちょっとした動きでOKなんです。
やりすぎるといけないですね。
裏地が見えてしまったり。
時計をちょっと動かしてはだめなんですね。
それはわれわれでしょう遠くに見せて。
お洋服をきれいに見せるという仕事ですから。
微妙な形で日々過ごしているんですね。
自分を出しつつ洋服を出すわけですね。
もう1つわれわれが着目した知花さんの撮影方法がこちらです。
動くな、息はしろということですね。
ブルース・リーみたいですね。
かっこいい。
動いてはいけないんですか?例えばジャケットを着ているポージングだとあまり動きができないんですね。
動くとジャケットの形が崩れてしまいますので動きが制限された中でちょっとしたクール感なのか静かさなのか強さなのかというのを息をするぐらいの小さな動きなんですけれどそれで表現しているんです。
例えば、こちらの写真ですと右肩が上がって男っぽい感じなんですけれど。
動きを呼吸で表現するんですね。
動きが少ないと息を止めがちですけれど逆なんですよ。
息をするほうが自然に息を吸ったときの顔の角度とか息を吐いたときの角度というのが一瞬にして写真になっていくんですね。
もともと勉強家でいらっしゃいますものね。
最初は本当に、いろんな方のページを見ていろいろとまねをしながら。
自分のスタイルを作り出したんですね。
モデルさんって楽だなと思っていたけど、そうじゃないんですね。
きれいに立っていればいいんだなと思っていたけれど勉強してきた人は、これを見てあっと思うんでしょうね。
具体的に分かったでしょうね。
モデルを始めて2年間たってようやく知花さんも満足のいく写真が少しずつ撮られるようになってきたということなんです。
そのうちの1枚をご覧いただきます。
これはうまくいったんですか。
2年ぐらいたったころですね。
どの辺がうまくいったんですか?ずっとロケが苦手でお外でふだんのシチュエーションを作っていくんですけれど、これはお買い物して出てきたときのショットなんですけれど隠し撮り風ですけれどシチュエーション設定があってそこでお芝居をしていくんですが最初はそういうことが苦手だったんです。
どうやって、やっていけばいいのかどうやって動けばいいのか分からなくて2年ぐらいたってみてこの日、久々にとあるスタイリストさんとごいっしょしたんですけれどくららうまくなったねと言われて私も実感があったんですよね少しの角度で息遣いが出てくるということはようやく分かってきて風を受けているとか。
2年たってようやく少しずつという感じですね。
モデルとして活躍に至ったんですが雑誌の表紙のモデルをずっと続けてきて一区切り、卒業されましたけれど卒業してみていかがですか。
モデルとして次のステップに行くという感じですか。
そうですね。
ずっと同じ雑誌で編集部でやらせていただいてきましたので家族のような存在だったんですけれどそこから一歩抜け出して成長させていただいて次のステージに。
今はいろんな雑誌の方とお会いしてお仕事をする機会があってそれは、すごく刺激的ですしもっと楽しいページを作っていけたらいいなと思っています。
いつも前向きなんですね、本当に。
知花さんのモデルについて伺いました。
続いての顔は、こちらです。
今、日本大使をしていらっしゃるんですね。
2013年から。
2007年からオフィシャルサポーターをやっていらっしゃって2013年から日本大使ということなんですね。
具体的にはどういうお仕事ですか。
国連WFPは食糧を支援している機関で例えば戦争があった地域飢餓が続いている地域なんかに行って食糧を届けたり学校給食を配給したりしているような機関です。
その機関の仕事を日本大使としてはどんなことをされているんですか。
日本大使としては1年に一度どこかの国を視察してその現状とか現地の方のお声とかを日本に持ち帰っていろんなメディアさんで発信していくというようなことです。
こんな現状があるということを知ってもらいたいということですね。
ご協力やご支援を呼びかけるという仕事です。
NHKでもそのときの映像があります。
2008年ザンビアにオフィシャルサポーターとして行かれたときですね。
(ナレーション)家が壊されてしまったエニーさんと孫たちは食糧を保管するための倉庫で暮らしています。
私が訪ねた小学校はちょうど春休みだったのですがWFPが配給を始めていた給食を目当てに大勢の子どもたちが来ていました。
配られているのは大豆と、とうもろこしのスープ。
ビタミンやミネラルも加えられ1食で600kcal以上のエネルギーをとることができます。
この日、初めての食事だという子どもがほとんどでした。
懐かしい。
学校給食のプログラムはすごく大事なんですか。
最初に活動を始めさせていただくときにひとめぼれをした活動がこのプログラムなんです。
学校で給食を配給するということは、ひいては貧しい地域で家庭では働き手とみなされる子どもたちに学校に来てもらうための1つの作戦なんです。
そうすると親御さんたちが快く送り出してくれるんです。
そういう活動って前向きでみんながハッピーシンプルですしそういう活動を実際に現場で見てみたいなと思ったのがこの活動を始めたきっかけだったんです。
毎年どこかの給食を見に行っています。
これまで7か国行かれたんですね。
つい先日は中央アジアのキルギスに行ってきたんですね。
この間戻ってきたばかりです。
キルギスはどうでしたか?キルギスはどこ?と言われるんですけれど私も最初は知らなくて中央アジアの1つの国なんですけれどもともとはソ連です。
ソ連崩壊に伴って独立した国なんですけれど緯度は北海道と同じぐらいで冬は、ちょっと寒いです。
国連WFPの現場とJICAのODAの現場を見させていただきました。
これは何ですか?キルギスに昔から伝わる伝統的なせっけんを復興させて復活させてお母さんたちがそのやり方を学んで作るというプロジェクトなんです。
女性の働く場を増やすということなんですか。
今回は女性支援の現場を見せていただきました。
今回、希望をたくさんもらったんです。
いつもは現地視察に行くとちょっと不安な気持ちになったり心配な気持ちになることがあるんですけれど今回は、おばちゃんたちの前向きなエネルギーがすごかったんです。
自分で手に職をつけて収入を得られるようになってみんなで新しいことをやって前に進んでるという充実感で皆さんハッピーなお顔でした。
世界各国、おばちゃんは明るいですね。
歌を歌ってくださってキルギスの伝統的な楽器を持ってきて、うたげが始まって。
こういったお仕事も知花さんにとってはすごく大事な活動なんですね。
そうですね。
ずっと続けてきた活動なんですがやっぱり、表に出る仕事モデルの仕事もそうですしお芝居の仕事もこれからそうなっていくと思うんですけれどそれとこういった活動というもの私の中では両輪のような存在なんですよね。
今お仕事を頑張っているからこそこの活動にも還元できるしこの活動をやっているからこそ私の今の立場が生かせるというところもありますので。
広く多くの人に知ってもらうということにつながりますよね。
最初はいろんな葛藤があったんですけれど自分がいる立場でできることを続けていこうと。
いろいろやってきましたけれどようやく落ち着きそうですね。
そうですね。
この両輪でね。
おしまいに視聴者の皆さんからメッセージがたくさん来ています。
東京都の方からです。
10代の女性の方です。
津田塾大学2年生です。
くららさんが学生のときにたくさんの興味を持っていたということを聞いて共感しました。
私もフランス留学を目標にしていますのでますます勉強に励みたいと思います。
思い立ったが吉日ですね。
また津田塾にいらっしゃったときご案内いたしますということです。
ありがとうございます。
頑張ってください。
神奈川県の方からです。
20代の女性の方です。
大ファンです。
ミス・ユニバースのころから知性と品がある知花さんにひかれて憧れの女性です。
髪の毛を染めようかと思いましたが黒髪ロングの知花さんに憧れているので私も黒髪ロングです。
アジアンビューティーを目指しますということです。
ありがとうございます。
千葉県の方です10代の女性の方です。
知花さんの紡ぐことばにいつも励まされています。
美しく、そうめいで前向きな知花さんは私の憧れです。
これからもすてきな笑顔で頑張ってください、応援していますいうことです。
女性30代の方です。
アクティブなのにお上品大好きですといただいています。
年上だと思っていましたが同い年と聞いてびっくりしました。
よくそれを言われます。
私はワーキングママとして子育てそれぞれの立場で頑張りますということです。
これからも活躍してくださいと2015/12/09(水) 13:05〜13:51
NHK総合1・神戸
スタジオパークからこんにちは 知花くらら[字][双]
大河でドラマ初挑戦! 人気モデル秘めた思い ゲスト:知花くらら 司会:伊藤雄彦アナ、清水ミチコ
詳細情報
番組内容
双方向データ放送番組。テレビのリモコンを使って、ゲストに関するクイズやアンケートに挑戦!気になるゲストの生トークにあなたも参加しませんか?テレビをネットにつなぐとさらに楽しめます。
出演者
【出演】知花くらら,【司会】清水ミチコ,伊藤雄彦
ジャンル :
情報/ワイドショー – 芸能・ワイドショー
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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