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「同性愛者は異常」 一般質問で自民の岐阜県議がやじ

 10日に開かれた岐阜県議会12月定例会の本会議一般質問で、自民党の藤墳守議員(74)が「同性愛者なんかは異常やぞ」とやじを飛ばした。散会後の取材に「同性愛を社会全体が認めていけば、人口減少につながる。それが心配だ。差別的な意識はない」と答え、発言を撤回しない考えを示した。

 藤墳議員が所属する県政自民クラブを含む各会派は、発言の真意を議員にただすことを検討している。

 一般質問では、県政自民クラブの別の議員が、県職員が短文投稿サイト「ツイッター」で同性愛者に対する差別的な書き込みをした問題に言及し、古田肇知事に見解を尋ねた。質問を終えて壇上から席に戻る途中、藤墳議員がやじを飛ばした。その後、知事は、書き込みについて「不適切な行為」と答弁した。

 藤墳議員は不破郡(垂井町、関ケ原町)選出で、6期目。党県連政調会長で、2011〜12年には県議会議長を務めた。

 神奈川県海老名市議会では今月、ツイッターで同性愛者への差別的な書き込みをした男性市議(71)に対し、信用失墜行為だとして辞職勧告を決議している。

(中日新聞)

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