(ぼたん)じゃあお母さん。
いってきます。
(眞澄)いってらっしゃい。
(萌子)ああ…。
(萌子)見るたびに奇麗になっていくわね。
昨日の誕生祝いにぎやかだったんでしょう?
(眞澄)あっ。
まあそれはそれで。
あっ…。
12月28日か。
美輪子とぼたんとあともう一人?そう。
もう一人。
(美輪子)《薔薇の水が枯れたら注いでおいてくださいね》
(ぼたん)うーん…。
ああ。
あっ。
ハァ。
あっ!ああ!ああ…。
ハァ…。
(美輪子)ぼたん?
(ぼたん)ああ…。
どうしたのよ?
(ぼたん)ああ。
ああ…。
うーん。
ああ…。
ぼたん?
(ぼたん)ああっ。
やめて。
ねえ。
やめて!どうしたのよ?悪い夢でも見たの?
(ぼたん)ええ。
変なの。
指輪がどうしても抜けなくって。
外したくて必死になって抜こうとしてるんだけど指の肉にぎりぎりと食い込んでどうしても抜けないの。
どうしても。
それってこないだと同じじゃない。
今指に?ちゃんと外してるじゃない。
(ぼたん)だってまた抜けなくなると大変だもの。
ぼたんってよっぽど婚約指輪が嫌なのね。
そういうのって強迫観念じゃない?
(ぼたん)そう。
取りつかれてるのかしら?私。
綱輝さんのこと愛してないんでしょ?本心じゃ婚約なんかしたくないんでしょ?別に綱輝さんは悪い人じゃないとは思うんだけど。
やめちゃいなさいよそんなの。
あちらのママがいくら勧めたって嫌なものは嫌だって断ればいいのに。
そうね…。
(多摩留)よーしと。
着いたぞ。
よいしょ。
おい。
(杉彦)ブーン。
ブーン。
(多摩留)わーっ。
つかまえた。
ハハッ。
行くぞ行くぞ。
はい。
ただいま!
(杉彦)ブーン。
(伊佐子)おかえり。
初詣どうだった?大神宮混み合ってた?
(杉彦)ブーン。
(多摩留)もう3日目だからそれほどでもねえよ。
うおーっ。
(杉彦)これこれ。
(伊佐子)はい。
ご苦労さん。
お正月もあっという間だね。
あしたからまた油にまみれて商売商売か。
あんた。
そんな難しい本なんか読んでないであしたの仕事始めの準備でもしてくださいよ。
(峰靖)ああ。
(伊佐子)ことしは何とかもうちょっと売り上げを増やさないとさ。
(伊佐子)脱サラでこの商売始めてもう10年なんだから。
(多摩留)脱サラったって銀行首になったんだろ?親父さん。
おう。
(伊佐子)父さんはね人がいいから得意先にだまされたんだよ。
辞職はしたけどちゃんと退職金だってもらったんだからね。
でなきゃ店だって始められやしなかったんだから。
(多摩留)でもこの商売向いてねえな。
どっか会社勤めでもすりゃよかったんだ。
多摩留がこんなこと言ってますよ。
あんた。
うちの仕事に向いてないって。
あのまま父さんが銀行勤めをしてくれてたらあんたたちにだってもっと楽させてやれたのに。
懲戒免職じゃないっていくら言っても銀行を辞めたってなると使い込みでもやったんじゃないかって勘繰られちゃうんだから。
(峰靖)お前がうらやましいよ。
(多摩留)えっ?俺が?
(峰靖)そうだよ。
(多摩留)俺のどこがさ?
(峰靖)ああいう静かな墓地に一日いられるってことがまず幸せだ。
(多摩留)そうかね?
(峰靖)誰に干渉されることもなく何のノルマもなしにマイペースで草刈りをしたり茂り過ぎた木を切るぐらいのことで。
(峰靖)暇なときには事務所でテレビを見たり本が読みたかったら一日中だって読んでいられるんだよ。
それでいて文句言われる上役はいないし毎月きちんと給料がもらえんだ。
こんないい仕事がめったにあるもんじゃないぞ。
(多摩留)えっ?ホントにそう思うの?どっちかっつうと父さんにぴったりの仕事だ。
代わってくれ多摩留。
よせよそんな。
ヤベえよ。
(伊佐子)ハハハ。
父さんはね自分がそういう静かなところで一日中本を読んでいたいんだよ。
(多摩留)かっ。
あんなところどうしようもねえよ。
何の刺激もねえし最初は退屈で退屈で。
何もしないでぼうっとしてるとやんなっちゃうじゃん。
自分で仕事見つけてやってくしかねえんだよ。
(峰靖)辞めんなよ多摩留。
(多摩留)別に辞めるつもりはねえけどさ。
変わり者だって言われてるよ。
(伊佐子)変わり者?あんたが?あんなところで一日中誰とも口も利かねえでよく辛抱できるもんだってバイク仲間からはそう言われてんだよ。
(伊佐子)変わり者じゃないよ。
ちゃんと杉彦の面倒だって見てくれてるし。
私はねあんたたちみんなが真面目でよかったと思ってるよ。
(多摩留)俺も姉ちゃんみたいに頭が良けりゃさ植木職にならずに済んだけどな。
(伊佐子)何言ってるんだい。
植木屋の技術があったからこそ採用されて職員になれたんじゃないさ。
(多摩留)そりゃそうだけど。
同じきょうだいなのにどうしてこんなに頭の出来が違うんだろう?お姉ちゃんは特別なんだよ。
ねえ。
あんた?
(峰靖)ああ。
特別だ。
今ごろアメリカで外国人の恋人なんかつくっちゃったりしてんじゃねえのかな?
(伊佐子)いや。
お姉ちゃんは英語がぺらになって帰ってきてきっとみんなを助けてくれる。
あの子さえ帰ってきたらこれまでの私たちの苦労も報われるよ。
帰ってこないかもしれねえな。
(伊佐子)えっ?あんた。
ホントにそんなこと思ってんですか?
(峰靖)このまま向こうに住み着いて帰ってこないかも…。
(伊佐子)いや…。
(多摩留)ほら。
やっぱりそうだ。
(多摩留)アメリカ人の男と一緒になって子供つくって。
(伊佐子)ちょっちょっちょっ…。
よしとくれ。
縁起でもないこと言うんじゃないよ。
お姉ちゃんは私たちを見捨てやしないよ。
必ず帰ってきて力になってくれる。
そういう子だもの。
ほら。
できたよ。
(多摩留)うん。
おお。
(伊佐子)お兄ちゃん。
去年の成人式に着物作っといてよかったね。
(多摩留)うん。
(伊佐子)どこ行くの?それ着て。
(多摩留)けさ墓地へ行ったら薔薇の花がしおれてたんだ。
(伊佐子)薔薇の花が?
(多摩留)俺どうしても行かなきゃいけないところがある。
これを着てく。
・・
(ピアノの演奏)
(男性)そうです。
いいですね。
(シャッター音)
(男性)そうです。
そうです。
(シャッター音)
(男性)ああ。
いいですね。
そのまま弾いてください。
(男性)はい。
どうもありがとうございます。
じゃあ今度はピアノから離れてこちらに立ってくれませんか?はい。
(男性)はい。
じゃあ試しに撮りますね。
はい。
(シャッター音)
(男性)いいですね。
そのまま撮りますね。
はい。
ちょい視線を上に。
そうそう。
そうそうそうそう。
いいね。
そうですそうです。
ああ。
いいですね。
今度はその赤い薔薇の方へ流し目で。
ああ。
そうそう。
OK。
いいねいいね。
そう。
はい。
こんなもんでいいでしょう。
お疲れさま。
(男性)お疲れさまです。
えー。
撮影以上になります。
お疲れさまでした。
(一同)お疲れさまでした。
緊張しちゃった。
(男性)いい写真が撮れましたって社長にもそうお伝えください。
どうもありがとうございました。
お疲れさまでした。
(男性)お疲れさまです。
はい。
撤収。
びっくりしちゃった。
撮影用のライトってすごい熱いの。
そばに来るとヒーターみたいで。
あっ。
ねえ。
あの人もしかしたら…。
えっ?
(多摩留)あのう。
自分のこと覚えてますか?えーっと。
(多摩留)こないだの12月28日。
外人墓地に墓参りに来られたとき…。
ああ!あのときの管理人さん?
(多摩留)あっ。
はい。
全然分からなかったわ。
嫌だ。
すぐに分かった?ぼたん。
和服なんか着てらっしゃるから私も…。
そうよ。
全然違うんだもの。
あのときとは。
そうですか?墓参のときはありがとうございました。
大変お世話になりまして。
(多摩留)いえ。
いやいやいや。
あっ。
ここ座っていいですか?ええ。
どうぞ。
(多摩留)あっ。
コーヒーか何か召し上がる?
(多摩留)ええ。
あっ。
同じもので。
こちらに熱いコーヒーを。
(従業員)はい。
私冷たいお水。
(従業員)はい。
初めて行ったけど面白かったわねあの墓地。
小さな赤ちゃんのお墓まであって。
(多摩留)あっ。
実は今日はこれを渡そうと思って持ってきたんです。
あら。
ドライフラワー?ジェームス・スコット・オーランドさんのお墓に供えてあった薔薇の花です。
えっ?これが?
(多摩留)ああ。
すいません。
毎日水を取り換えるように言われてたのにあれから年末の休みに入ったもんで…。
枯らしちゃまずいと思って時々は見に行ってたんすけどね。
お休み中も?
(多摩留)ところが3日の日に行ったら花の首ががっくり垂れてしおれちゃってて…。
もったいないから詰め所の天井にぶら下げて。
それでドライフラワーにしたの?奇麗なドライフラワー。
花びらの色がまだそのまま残ってるわ。
私ドライフラワーは駄目。
何だか哀れで見てられない。
そうっすか。
がりがりに痩せて骨と皮になったおばあさんがそれでも口紅をつけてるみたいで残酷な気がして。
ほら。
ぼたん。
お迎えが来たわよ。
(綱輝)やあ。
姉妹お揃いで。
今日は撮影があったらしいね。
雑誌に載せるローズカフェの宣伝をパパが頼んだんです。
(綱輝)さすが薔薇園の看板娘。
美輪子さんはモデルにぴったりだ。
どうしたの?ぼたん。
これから綱輝さんと一緒にディナーでしょ?早くいらっしゃいよ。
ええ。
でもあなた大丈夫?一人で帰るわよ。
でも…。
いい?行くわね美輪ちゃん。
大丈夫ね?美輪ちゃん。
お姉さんを借りるよ。
どうぞ。
私あの男大嫌い。
はあ。
お姉さんの恋人?尊大ぶって自信過剰で。
(多摩留)ああ…。
悪かったです。
美輪ちゃん。
こんなもん持ってきちゃって。
いいのよ。
気にしないで。
あなたの名前まだ聞いてなかったわ。
あっ。
(せきばらい)自分は吉田多摩留と申します。
以後よろしくお見知りおきを願います。
タマル?どんな字を書くの?
(多摩留)多摩川の「多摩」に「留まる」うちの親父が名付けたんだけど。
自分が生まれたとき両親が多摩川の近くに住んでてそこがすごく気に入ってたんだって。
それでずっと多摩川辺りにとどまってたいと思って多摩留って付けたらしいんだけど。
じゃあ今も多摩川の近くに?
(机をたたく音)
(多摩留)ところがどっこい。
どこにいるの?今。
10年前に引っ越しちゃって今は糀谷ってところで天ぷら屋をやってるの。
吉田屋って。
天ぷら屋さん?私アナゴの天ぷらが大嫌いなの。
ああ。
そんな。
アナゴなんて高級なもん出してないよ。
芋の天ぷらなんかそういうもんばっかで。
まあ。
お芋の天ぷら?フフッ。
おいしそう。
お…おかしい?だってお芋の天ぷらなんて食べたことがないんですもの。
マジ!?ああ。
そうね。
お嬢さんだからね。
下々の人間とは違うでしょう。
でもこの多摩留だってイギリス大使館に出入りしてるんで。
イギリス大使館?多摩留さんが?そう。
この月末のイギリス大使館主催の新年パーティー。
多摩留のところにもちゃんと招待状が届いてる。
本当?人は見掛けによらないでしょう?毎年新年パーティーにはイギリス大使館の大広間でワルツを踊ってステーキを食べるんだ。
ステーキ?すてき。
すてき!
(綱輝)指輪。
気に入らない?えっ?いえ。
別に。
(多摩留)あの外人墓地にはイギリス人が圧倒的なわけでそれでイギリス大使館から招待状がね。
ああ。
あそこに葬られてる人イギリス人が多いってことなのね?
(多摩留)そう。
毎年上司の担当職員と一緒に行くんだけどこれが面白くねえの。
あらどうして?すてきだと思ったのに。
(多摩留)何かお高くとまってる紳士淑女っつうの?中には胸にこんなに勲章ぶら下げてるやつもいんだぜ。
自分なんかとは地位も階級もまるっきり別人で。
一度外国人の女とワルツ踊ったんだけど全然調子狂っちゃって。
あらあら。
(多摩留)こちこちに硬くなっちゃって体の自由が利かなくなって。
自分のイメージとしちゃほら。
鹿鳴館みたいにすいすいと踊りたかったのに見るも無残。
鹿鳴館?フフッ。
多摩留さんって言うことがいちいちおかしいわ。
多摩留でいいっすよ。
多摩留で。
そういえばうちのパパも招待されてるんだわ。
新年パーティー。
ホント?ここのガーデンの薔薇をしょっちゅうイギリス大使館に献上してるの。
(多摩留)ああ。
新年パーティーのときもここの温室で育てた薔薇をどっさり持っていって飾りつけてるのよ。
だからパパも顔を出してるはずだわ。
千代田区一番町でしょ?そうそう。
あなたパパと擦れ違ってるんじゃない?イギリス大使館で。
えっ?そうかな?あのハンサムパパとか。
不思議ね。
意外に接点があるんだわ。
(多摩留)だったら美輪ちゃんも出席できない?新年パーティー出てこられない?私が?
(多摩留)パパの代理でいいじゃん。
美輪ちゃんとならドレスの裾を踏んづけたりしないでうまく踊れる気がするんだけどなぁ。
どうさ?行かない?イギリス大使館の新年パーティー。
2人で鹿鳴館みたいに踊り狂ってやろうよ。
もう圧倒的に。
鹿鳴館みたいに?圧倒的に?
(多摩留)うん。
(世奈子)失礼じゃないの。
せっかく贈ってくださったのに婚約指輪も着けないなんて。
綱輝さんに申し訳ないと思わないの?だって…。
(世奈子)別に普段は外しててもいいわ。
でも綱輝さんとのデートのときにはちゃんと指にはめてなきゃね。
それが婚約者に対する礼儀ってもんでしょう?
(綱輝)いいいい。
ママ。
その話はもういいじゃないですか。
(世奈子)よくないわよ。
こんなことじゃ先が思いやられるわ。
だからママのお店に行くのは気が進まないって言ったでしょ。
いつも私に目を光らせて文句ばかりなの。
悪かった。
今度は別の店に行こうね。
嫌ねもう。
勝手にしなさい。
(綱輝)ママ。
機嫌悪くしちゃったかな。
いいんです。
あの人にそばにいられると何か監視されているようで落ち着かないもの。
(綱輝)とてもあなたのことを愛しているよ。
私の命ともたのむ娘をあなたに預けるからって言われてるんだ。
綱輝さん。
本当は私婚約はまだ…。
聞いてるよ。
ママからも。
何もかも聞いてるから大丈夫だ。
僕はあなたを拘束するようなことは一切しない。
あなたは自由でいいんだからね。
愛する人が自分の意思で羽ばたいていく姿を見るって男にとってはうっとりするものなんだよ。
でも私あんな高価な指輪を頂いてこんなこと言うのは申し訳ないんですけど恐ろしいんです。
(綱輝)恐ろしい?指に着けたら最後ぎりぎりと肉に食い込んで金輪際抜けない気がして。
夢にまで見てうなされたんです。
それって指輪のサイズが合わないってそれだけのことじゃないのかな?宝石屋に持っていって直してあげるよ。
そういう問題じゃ…。
お分かりにならないかもしれないけど。
ぼたん。
あなたの感受性は微妙で独特だけど僕だって理解しているつもりだよ。
そうだとありがたいですけど。
あなたはもっと自由になるべきだろうね。
もっと自由に?今の私は自由ではないってことですの?デリケートな感受性や既成のモラルにがんじがらめになってるところが痛々しい。
哀れんでくださるの?でも男の人から「もっと自由に」なんて言われると何だかうさんくさい気がするわ。
なかなか切れ味が鋭いね。
それでいいんだよ。
ぼたん。
ちょっとごめんなさい。
(操作音)
(呼び出し音)
(アナウンス)おかけになった電話は…。
しょうがないわね。
美輪子ったらこんなときに。
バッテリーを切らせてるのかしら?美輪ちゃん?さっき妹が若い和服の人と一緒にいたでしょう?知り合ったばかりでどういう人なのか分からないの。
ボーイフレンドかと思った。
違うの。
親しい人でも何でもないのよ。
(操作音)
(呼び出し音)
(アナウンス)おかけになった電話は…。
つながらない?ええ。
心配だわ。
どこの誰とも分からない人と。
大丈夫かしら?一緒に連れてくればよかったわ。
置いてくるんじゃなかった。
綱輝さん。
いいかしら?私お先に失礼しても。
えっ?ああ。
帰ってらっしゃい。
まずあなたが安心した方がいいから。
申し訳ありません。
じゃあすみません。
失礼しますわね。
(綱輝)うん。
どうしたの?あの子。
あら。
おかえりなさい。
早かったのね?美輪子は?美輪子帰ってないの?帰ってるわよ。
お部屋に。
ああ。
よかったわ。
・
(ドアの閉まる音)美輪ちゃん。
無事だったのね美輪ちゃん。
私が悪かったわ。
置き去りにして。
あら。
何も…。
だってあんな人。
お墓の管理人というだけでほとんど見ず知らずの人と。
私心配で心配でゆっくり食事もしてられなかったわ。
そう。
だから早かったのね。
あれからすぐ帰ったの?ええ。
私ね来週の土曜日彼とデートすることになったの。
彼って?だからあのお墓の管理人と。
何ですって?美輪ちゃんあなた…。
そうよ。
グレイブキーパーとデートなのよ。
どうかしら?この衣装は。
2015/12/08(火) 13:25〜13:55
関西テレビ1
新・牡丹と薔薇 #07[字][デ]【指に食い込む婚約指輪】
ぼたん(黛英里佳)と美輪子(逢沢りな)の誕生祝い。ぼたんに熱を上げる綱輝(片岡信和)との縁談を進めようと、気の進まぬぼたんをよそに、世奈子(田中美奈子)は…。
詳細情報
番組内容
ぼたん(黛英里佳)の気が進まぬまま、綱輝(片岡信和)との婚約話がどんどん進められていく。ぼたんは、指にはめる度に食い込み、なかなか抜けない婚約指輪を嫌悪するように。ついには、指輪が原因で悪夢まで見るようになってしまう。
一方、美輪子(逢沢りな)に恋焦がれる多摩留(戸塚純貴)が「ローズカフェ」を訪問。
番組内容2
偶然、美輪子を見つけるやいなや、彼女が先祖の墓に供えた薔薇で作ったドライフラワーを渡し、熱い口調で話しかけてくる。最初は多摩留を不審に思う美輪子だったが、庶民的な多摩留の話にすっかり興味を持つように。そんな二人のやりとりを心配するぼたんだが、後ろ髪を引かれるように綱輝とのデートに出かける。
綱輝に指輪をしていないことを指摘され、ドキッとするぼたん。
番組内容3
世奈子(田中美奈子)の店に出向いても、美輪子のことが気になって…。
出演者
小日向ぼたん:黛英里佳
小日向美輪子:逢沢りな
牧原世奈子:田中美奈子
小日向崑一:岡田浩暉
浅黄萌子:山口いづみ
瀬尾綱輝:片岡信和
・
小日向眞澄:伊藤かずえ ほか
スタッフ
【企画】
横田誠(東海テレビ)
【原作・脚本】
中島丈博
【演出】
西本淳一
【音楽】
中川幸太郎
【主題歌】
サラ・オレイン「涙のアリア」(ユニバーサルミュージック)
【プロデュース】
西本淳一(東海テレビ)
大久保直実(ビデオフォーカス)
坪ノ内俊也(ビデオフォーカス)
【制作著作】
ビデオフォーカス
【制作】
東海テレビ
ご案内
公式サイトやSNSなど、充実のウェブコンテンツは「昼ドラ」で検索!!
【公式サイトURL】
http://tokai−tv.com/botabara/
【公式ツイッター】
@hirudoraTokaitv
【公式LINE@】
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【YouTube】
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ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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