おはようございます。
7時になりました。
フランスで開かれている地球温暖化対策の国連の会議、COP21。
7日、各国の閣僚による交渉が始まりました。
最大の対立点となっている発展途上国に対する資金支援について、先進国側から歩み寄りの兆しも見え始めています。
7日の会合にはこの人が登場。
筋肉を引き合いに出して、温暖化対策の強化を訴えました。
閣僚級会合も始まり、合意文書をまとめるための交渉が行われています。
先週までの実務者レベルの交渉では、途上国が先進国による資金拠出を、現在の年間1000億ドルの水準から上積みするよう求めていますが、先進国は具体額の確約には強く反発していました。
交渉関係者によりますと、先進国側から歩み寄りの兆しも見え始めていますが、一方で、途上国自身の温室効果ガスの削減を支援の条件にするべきだとか、経済力のある新興国にも負担を求めるべきだといった意見もあり、対立の解消に向けて、引き続き交渉が必要な状況です。
また会合では、丸川環境大臣が演説し、2020年に支援額を官民合わせて年間およそ1兆3000億円まで増やす方針を説明しました。
交渉の状況について、丸川大臣は。
発展途上国が先進国に強く求めている資金支援。
干ばつに悩むアフリカ・エチオピアの現状です。
東アフリカのエチオピアです。
東部ではこの半年、ほとんど雨が降っていません。
こちら地元で主食の穀物の畑です。
本来、今は収穫期なんですけれども、水不足のため、ご覧のように、ほとんど育っていません。
放牧で生計を立てている村でも、家畜がミルクを出さなくなりました。
エチオピアはこれまでも、干ばつに悩まされてきました。
しかし近年は、その頻度が増しているといいます。
気象当局の担当者は、かつては10年に1度ほどだった干ばつが、最近は数年置きに発生し、しかも深刻になっていると指摘します。
干ばつの影響を抑えるため、エチオピア政府は8年前、かんがい用の水路の整備などのプロジェクトを立ち上げました。
しかし、水路は一部しか完成していません。
計画が遅れている理由は、資金不足です。
プロジェクトの総額は、日本円で950億円、その多くを外国からの支援で賄いたいとしていました。
しかし、資金は思うように集まらず、必要な額の3%にも届いていません。
エチオピア政府は温暖化対策の新たな枠組みでは、資金支援をさらに積み増すよう、先進国側に強く求めていく姿勢です。
COP21の会場には、エチオピアを取材した竹田記者がいます。
竹田さん、先進国による資金支援は、途上国が期待するようにはうまくいっていないようですね。
そうですね。
エチオピアのケースでは、資金の出どころとして期待していた、国際的な基金にお金が集まらず、対策が行き詰まりました。
この基金は、発展途上国の温暖化対策のために、2001年に設けられたんですけれども、途上国側が求めた支援額に対して、先進国側から集まったのはその5分の1。
多くの国でプロジェクトが実現していません。
こうした経験から、途上国側は先進国による資金支援に、強い不信感を持っています。
だからこそ、今回の交渉ではこれまで以上の資金の拠出とともに、それが確実に実行される仕組みを強く求めているんです。
では、今回のCOPで、資金支援の問題は解決できるんでしょうか。
関係者によりますと、先進国側からはEUが拠出額の拡大に前向きな姿勢を示すなど、歩み寄りの兆しも見えています。
国連の事務局のトップは、7日の記者会見で、過去のCOPで約束された年間1000億ドルという、この資金の拠出額をさらに増やすことに、先進国の間で理解が広がっているという認識を示しました。
一方で、先進国側はいろんな条件もつけています。
資金を拠出する国に、先進国だけではなく、経済成長の続く新興国なども含めることや、それから公的な支援だけでなく、民間の投資なども評価すべきだという立場です。
負担を極力増やしたくない先進国と、今後、将来にわたって確実な支援を今度こそ約束させたい途上国が、閣僚による政治レベルの交渉で妥協点を見いだすことができるのか。
温暖化対策に向けた新たな枠組み作りでは、この資金支援の問題が全体の合意の鍵を握るだけに、双方ぎりぎりの駆け引きを続けています。
続いてはこちら。
福井県にある高速増殖炉もんじゅです。
使った以上の燃料を生み出すとされ、資源の少ない日本にとって、夢の原子炉と呼ばれてきました。
これまでに1兆円以上が投じられてきましたが、運転実績はほとんどありません。
もんじゅが運転を開始したのは、こちらの年表の一番上、平成6年です。
ところが、運転した日数は、これまでの21年間で、およそ250日間だけです。
トラブルや点検漏れなどが相次いだためです。
その発端となったのが、ちょうど20年前に起きたナトリウム漏れ事故でした。
平成7年12月8日。
もんじゅで、核燃料を冷やすためのナトリウムが配管から漏れる事故が起きました。
事故の状況を撮影したビデオの一部を隠したことも明らかになり、信頼が大きく揺らぎました。
2度の組織改編を経て、今の日本原子力研究開発機構が運営を担い、運転再開を目指します。
しかし、トラブルはその後も続きました。
平成22年に運転再開にこぎ着けましたが、僅か3か月後、原子炉内に装置が落下するトラブルが発生。
再び、長期間の停止を余儀なくされます。
そして平成24年には、およそ1万点の機器で点検漏れ。
それ以降も安全管理上の問題が相次いで発覚しました。
改善しない組織体質。
原子力規制委員会は、ついに先月、文部科学大臣に対し、原子力機構に代わる新たな運営組織を明示することなどを求める異例の勧告を出す事態になったのです。
勧告の背景には何があったのか。
建設以前からもんじゅに携わってきた、元所長が取材に応じました。
向和夫さんです。
所長の時代に作られたもんじゅの点検計画の不備が、その後、点検漏れなどの問題を引き起こしたと振り返ります。
さらに、機構自身に問題があったことを認めたうえで、20年前の事故をきっかけに、電力会社などとともに、国家プロジェクトとして進めてきた体制が、崩れていったことも一因だと考えています。
ことし3月に原子力機構が国に出した報告書です。
事故以降、電力会社からの出向者が減少していく中で、十分な職員の配置や育成を実施してこなかったとしています。
規制委員会の勧告を受けて、文部科学省は、もんじゅの運転再開を前提に、運営主体をどうするのか、早急に検討を進める考えです。
一方、今回の勧告をきっかけに、もんじゅの在り方そのものを議論すべきだと、国の原子力委員会の元委員は指摘しています。
ナトリウム漏れ事故から20年。
もんじゅをどうするかの議論は、これまで幾度も行われてきました。
いわば最後通告とも言える勧告に、どのような答えが出されるのか、注目されます。
次です。
日本近海で海の生態系への影響が心配されています。
有害物質が付着しやすい大きさ5ミリ以下のプラスチックのごみ、マイクロプラスチック。
日本近海の海水中の密度が、これまでに調査が行われた世界各地の平均と比べて、27倍も高くなっていることが、九州大学の研究で分かりました。
海岸に打ち上げられたごみ。
流木などに加え、さまざまなプラスチックが見えます。
徐々に細かくなり、海に漂っているのが。
大きさは5ミリ以下のマイクロプラスチック。
分解されてなくなることのない、たまる一方の海のごみです。
研究を進めているのは、九州大学の東アジア海洋大気環境研究センターのグループです。
これは細かいね。
マイクロプラスチックは、表面にPCBなど有害物質が付着しやすい特徴があります。
しかも。
食物連鎖を通じてさまざまな生き物に影響を及ぼすおそれがあると指摘されています。
グループは去年7月から9月にかけて、日本近海の合わせて56か所で、海水を採取しました。
そのサンプルの浮遊物を分析。
中に含まれるマイクロプラスチックの密度を調べました。
その結果、日本近海の平均は1平方キロメートル当たり172万粒となりました。
これまでに欧米の研究チームが世界各地で調査した、合わせて680か所の平均と比べて、27倍も高かったのです。
外国人観光客の増加で、宿泊施設の問題がクローズアップされていますが、今、ホテル業界で意外なことが起きています。
日本各地で急激に増加する外国人観光客。
多くのホテルで予約が取りにくい状況が続いています。
ところが、取材を進めると、予約でいっぱいのはずのホテルに、大量の空き部屋が生まれていたんです。
一体、何が起きているのでしょうか。
日本を訪れる外国人観光客は、この4年間でおよそ3倍に増え、ことしは過去最高の1900万人に達しようとしています。
そうした中、予約が取りにくくなっている多くのホテルで、なぜ大量の空き部屋が生まれているのか。
アジアからの観光客が急増している札幌で取材しました。
ホテルが集中している札幌の中心部です。
客室が288あるこのホテルも、毎日のように発生する空き部屋に悩んでいます。
その原因は宿泊日を前にした、大量のキャンセルです。
11月上旬のこの日、問題となっていたのは、13日金曜日の宿泊です。
週末、ホテルにとっては、多くの集客が見込まれます。
一時はすべての部屋が予約で埋まりましたが、9日前、突然のキャンセルで、12の空き部屋が生まれました。
その2日後には、21にまで増えました。
空き部屋を埋めるために、キャンセル待ちの客に一件一件電話をかけます。
日程が迫っていたため、多くの客はすでにほかのホテルを予約。
最終的に13日当日、空き部屋は40に達しました。
こうした事態は、なぜ起きているのか。
創業81年の老舗ホテルです。
ここでも最近、大量のキャンセルが生まれています。
原因はインターネットによる予約システムにありました。
通常、ホテルの予約は団体客向けと個人客向けに分けられます。
団体客向けは主に旅行代理店が確保。
外国人観光客の増加に伴い、すぐに完売することが多くなっています。
そこで本来は個人客向けのネット予約に、国内外の旅行代理店が殺到しているのです。
今、担当者が気になっている予約があります。
12月29日の宿泊を、1人で23人分13室押さえています。
宿泊者名の欄には、すべて同じ記号のような文字が並んでいます。
予約されたのは宿泊日の3か月以上前。
インドネシアからでした。
ホテルでは宿泊者名を知らせるようにメールで問い合わせていますが、返信はありません。
こうした仮押さえされた大量の予約が、直前にキャンセルされることが増えたため、多くの空き部屋が生まれているのです。
なぜ直前にキャンセルをするのか。
中国の旅行代理店からの依頼で、ホテルの予約やキャンセルを請け負っている、日本人の男性です。
さらに顧客との信頼関係に基づく日本独特の予約システムが、直前の大量キャンセルを招いているといいます。
海外のホテルでは、予約の段階で、客にクレジットカードの番号を登録させたり、一定額を前払いさせたりするケースが主流です。
しかし、日本のホテルでは、そこまで求めることはほとんどありません。
さらにキャンセル料金が発生する期間も、海外は1週間ほど前からなのに対して、日本は前日や2日前が多いのです。
直前のキャンセルは日本の商取引の常識からは外れていますが、海外流のやり方に合わせざるをえないといいます。
直前のキャンセルに悩まされてきた老舗のホテルです。
先月から宿泊のルールを大幅に変更することにしました。
変更前とあとの予約とキャンセルの規定です。
まず、一般客の扱いを、人数から部屋単位に変えました。
大量の部屋を一度に仮押さえられることを防ぐためです。
さらに宿泊の2日前まで無料だったキャンセル料を、7日前から徴収することにしました。
これまで日本の顧客との信頼関係のうえに成り立っていたルールを、見直したのです。
今後、ますます増える外国人観光客。
専門家は国際基準に合わせたルール作りが必要だと指摘します。
取材した札幌放送局の田中ディレクターです。
田中さん、この大量の直前キャンセルが発生しているということですが、こうした状況は、ホテルにとっても、利用する人にとっても、困ったことですよね。
そうですよね。
直前の大量キャンセル自体は、ルール違反ではありませんが、国内のホテルの予約は、これまで日本人客との間でいわば紳士協定ともいえる関係で成り立っていました。
それが海外からのいわばドライなやり方によって、見直しが迫られていると実感しました。
ホテルの中には宿泊の規定を見直すほか、ネットで予約するときに宿泊者の名前などの個人情報を正確に入力しないと、予約が無効になるように、ルールを改めたところもあります。
ホテル以外にもこうした影響が広がっているんでしょうか。
観光ツアーに欠かせない、バスの業界でも同じ問題は起きています。
バスの場合、利用日の直前にキャンセルをされると、新たな団体客を確保することがより難しいため、深刻な問題だと抱えている会社も少なくありません。
宿泊施設にしても、交通手段にしても、日本人と外国人の双方が、納得できる基準作りが必要だと感じました。
札幌放送局の田中ディレクターと共にお伝えしました。
では次です。
消費税の軽減税率を巡る与党協議で平行線が続く中、安倍総理大臣はきのう、自民、公明両党の幹事長に対し、早期の決着を目指して、調整を急ぐよう求めました。
しかし、対象品目の考え方の溝は依然埋まっておらず、決着に向けた糸口が見いだせない状況です。
消費税の軽減税率を巡って、自民党は再来年4月の軽減税率の導入時には、対象品目を生鮮食品に絞るよう主張しているのに対し、公明党は、導入時から加工食品を加えるよう求め、両党の協議は平行線が続いています。
こうした中、安倍総理大臣はきのう、自民党の谷垣幹事長、公明党の井上幹事長と会談し、幹事長どうしでよく協議してほしいと述べ、早期の決着を目指して調整を急ぐよう求めました。
しかし自民党は、導入時から対象品目を加工食品まで広げると、事業者の準備が間に合わず、混乱を来すおそれがあるとしていて、谷垣氏は記者会見で、技術的に難しいと思うと述べました。
これに対し、公明党も、導入時から加工食品を加えるよう求める方針を変えておらず、山口代表は記者団に対し、国民の期待や消費生活の実態にかなったものを実現すべきで、技術的な理由が先に立つのはいかがなものかと、不快感を示しました。
谷垣、井上両氏は、おとといに続いてきのうも協議を行いましたが、対象品目の考え方の溝は、依然埋まっておらず、あさっての合意を目指すものの、決着に向けた糸口が見いだせない状況です。
与党内からは合意はあさって以降にずれ込む可能性もあるという見方も出ています。
民主党と維新の党は、来年の通常国会で両党が統一会派を結成することで、週内の最終的な合意を目指していて、それぞれ党内調整を急ぐことにしています。
一方、分裂を巡って対立が続いている、維新の党とおおさか維新の会は、必要な経費を差し引いた政党助成金の国への返還などを条件に事態を収拾させることで、きょう、合意する見通しです。
民主党と維新の党はきのうの党首会談で、来年夏の参議院選挙に向けて、両党の連携を強化するため、来年の通常国会で統一会派を結成する方針で合意しました。
これを受けて両党は、週内の最終的な合意を目指していて、民主党はあさって両院議員総会を開いて、統一会派を正式に了承する方向です。
また、維新の党は、旧結いの党出身の参議院議員らが国会活動で埋没しかねないと慎重な姿勢であることから、丁寧に党内手続きを進める構えで、それぞれ党内調整を急ぐことにしています。
一方、分裂を巡って対立が続いている維新の党とおおさか維新の会は、おおさか維新の会側が求めている維新の党の解党は当面行わない。
ことし5月の、いわゆる大阪都構想を巡る住民投票でかかった費用などを、維新の党側が負担する。
必要な経費を差し引いた政党助成金を、国に返還するという条件で事態を収拾させることで、きょう、両党の幹部が合意する見通しです。
続いてスポーツ、森アナウンサーです。
おはようございます。
2020年東京オリンピック・パラリンピックの新たなエンブレムの応募が、きのう締め切られました。
ことし9月に白紙撤回されて、再び募集していましたよね。
先月の24日からきのうの正午までの間に、前回の100倍を超える、1万4599件の応募がありました。
新たな条件の下で応募した人たちを取材しました。
東京都内の専門学校です。
今回の再募集では、応募条件が大幅に緩和されました。
受賞歴などの条件がなくなり、学生でも挑戦できるようになりました。
どんなデザインか見せてもらいたいところですが、公表してしまうと、審査の対象外になってしまいます。
そこで、構想したイメージの一つを見せてもらいました。
オリンピックのロゴのほうではのれんであったり、パラリンピックのほうでは茶せん、イメージして作りました。
そして指導者の中にも、応募した人がいました。
9月に白紙撤回となった作品が、ほかのデザインと似ていたという指摘を踏まえて、慎重に作業を進めたといいます。
もちろん、プロも応募しました。
東京都内でデザイン事務所を経営する牧野圭太さん。
応募の要綱が決定されてから、2か月足らずで作品を仕上げなければなりません。
さまざまな場面に活用できるデザインを、短い期間で考えるのが、腕の見せどころだったといいます。
1万点を超える応募があったということで、ちょっと一つ一つ見てみたい気もするんですがね、ぜひ多くの人に愛されるようなものに決まってほしいですね。
そうですね。
応募された作品は、来年1月に数点に絞られ、春には決まる見込みです。
続いてはラグビーワールドカップで活躍した五郎丸歩選手です。
どこに行っても引っ張りだこですね。
本当ですね。
きのうは母校の早稲田大学を訪れて、後輩たちにエールを送りました。
そのメッセージは、やればできるです。
五郎丸選手に興味津々の学生たち。
質問が相次ぎました。
後輩たちにエールを送りました。
やればできる!ここまでスポーツでした。
健康に役立つ情報をお伝えする健康コンシェルジュ、けんコン!中村アナウンサーです。
おはようございます。
きょうご紹介するのはこちら。
スポーツ鬼ごっこです。
初めて聞いたかもしれませんが、人気上昇中なんですよ。
これ、ルール簡単でして、1チーム7人で対戦します。
バスケットボールほどの広さのコートを2つに分けて、相手の陣地に置かれた宝を取り合うという。
ああ、今、こっちの陣地で、宝取ってるってことですね。
そうなんです。
この最高の瞬間を目指して、取材してきました。
先月開かれたスポーツ鬼ごっこの全国大会。
600人が参加して、大いに盛り上がりました。
1試合は前後半合わせて10分。
目指すは相手の陣地に置かれたお宝。
取った回数を競い合います。
鬼ごっこだから追いかけるんでしょ?
そうです、そうです。
ただし相手陣地で両手でタッチされたら、アウトになってしまうんですね。
自分の陣地に戻って出直しです。
子どもだけではなくて、大人も夢中になっています。
私もスポーツ鬼ごっこに挑戦してきました。
ポーズが決まってますよ。
ずっとやってますよ。
訪ねたのは全国優勝の経験もある強豪、いんばジュニアの子どもたちと、その保護者のチーム、オヤジーズの皆さん。
子どもと一緒にやっているうちに、自分たちも夢中になったそうです。
まずは宝を守る守備の練習です。
相手チームの選手を両手でタッチすればアウトなんですが。
実際に子どもたちを相手にすると。
取られちゃった。
速ーい。
動きに全くついていけませんでした。
あー、行けない、タッチに行けない。
目の前にいるのに、ああ、だめだ。
気持ちに体がついていきませんでした。
スポーツ鬼ごっこの特徴である小刻みなステップ、そして反復横とびのように、機敏に動きます。
さらにはタッチをよける柔軟な体の使い方。
すごいね、この子。
上半身をよじって。
お見事。
こうした運動で瞬発力や持久力はもちろん、バランスを取る力や、敏しょう性、すばしっこさもアップ、健康につながる全身運動なんですね。
いろんな要素があるんですね。
最近あまり振ってなかったんですよね。
全力で走る機会ないですもんね。
オヤジーズの一員として子どもたちと対戦することに。
気合い十分でね、勝ちにいったんですが、初心者の私はね、攻めも守りもだめだめでした。
戻ってるの?これ。
行けないよー。
そんな私を見かねて、皆さんで作戦を考えてくれたんですよ。
なんですか?
皆さんが、子どもたちを引き付けている間に、その隙をついて、私がお宝を取りに行くという作戦です。
ちょっと責任重大ですね。
そうなんですよ。
大丈夫?あの走りですよ?
うまくいくんでしょうか?見ててください。
どうでしょう。
皆さんが一斉に駆け出して、子どもたちを引き付けている間に。
空いた?
やったぁ!見事にお宝ゲットしました。
やりました。
ありがとうございます。
チームの皆さんに花を持たせていただきました。
あー、よかった、よかった。
本当、走り続けるし、フットワークもいるし、全身運動ですね。
そうなんですよ。
思いっきり走って、笑って、ストレス解消にもなるなと思いました。
確実に中村さんには勝てるな。
本当ですか?そんなこと言って。
これ、作戦が必要っていう、チームワークも大切なので、すぐに仲よくなることができると、ですので、婚活パーティーや企業研修でも行われるなど、広がりを見せています。
あと中高年の方には、転倒予防効果なども期待できるということです。
けんコン!でした。
続いて気象情報です。
東京・渋谷、けさはどんな様子でしょうか、渡辺さん。
けさはどんより曇り空で、全然日ざしが届いてきません。
後ろの木も、時々、ざわざわと音を立てるんですが、風がとにかく冷たくて、けさはとっても寒いです。
この曇り空なんですが、このあともうしばらくの間は、雨の降る所がありそうです。
そのあたりまずは詳しく見ていきましょう。
今後の雨の見通しを動かしましょう。
今後、午前中は関東南部、沿岸や伊豆諸島で、雨の降る所がありそうです。
また松江や福岡など西日本の日本海側も、雨や雷雨の所がありそうです。
けさのお出かけは傘をご用意ください。
ただこのあと、午後は雨がやむ見込みです。
このあとのお天気の移り変わりです。
きょう午後になりますと、晴れる所がほとんどでしょう。
山陰地方の雨も次第にやんで、夜は天気の大きな崩れはなさそうです。
さて、けさは各地気温が下がりまして、この時期らしい冷え込みになりまして、寒くなりましたが、このあと、日中の気温は上がってきます。
次第に晴れ間が出てくると、この日ざしのぬくもり感じることができそうです。
では、きょうの予想最高気温です。
東海から西は15度前後の所が多く、過ごしやすいでしょう。
松江と金沢は11度、東京は13度、仙台は9度の見込みです。
北海道は5度以下でしょう。
予報です。
けさお伝えしているニュースです。
フランスで開かれている地球温暖化対策の国連の会議、COP21。
最大の対立点の、発展途上国に対する資金支援について、歩み寄りの兆しも見え始めています。
COP21は7日、各国の閣僚による政治レベルの交渉が始まりました。
先週までの実務者レベルの交渉では、途上国が先進国による資金拠出を上積みするよう求めていますが、先進国は具体額の確約には強く反発していました。
交渉関係者によりますと、EUが支援額の拡大に前向きな姿勢を示すなど、歩み寄りの兆しが見え始めているということです。
2015/12/08(火) 07:00〜07:45
NHK総合1・神戸
NHKニュース おはよう日本[字]
▼COP21で閣僚会合▼高速増殖炉もんじゅのナトリウム漏れ事故から20年。▼空き部屋はあるのに…ホテルが取れない!外国人客増加で宿泊予約に異変。
詳細情報
番組内容
▼COP21で閣僚会合。極貧国の干ばつをなぜ救えない?現地から生中継で▼高速増殖炉もんじゅのナトリウム漏れ事故から20年。組織の構造の問題どこに?▼予約が取りにくくなったといわれる都市部や観光地のホテル。しかし実際には空き部屋が大量に残るという現象が起きています。背景には外国人客増加で生じた宿泊予約をめぐる異変が。舞台裏に密着します。
出演者
【キャスター】阿部渉,和久田麻由子,【スポーツキャスター】森花子,【気象キャスター】渡辺蘭
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
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