ドラマ24 孤独のグルメ Season5 #10【江東区亀戸の純レバ丼】 2015.12.08


井之頭さ〜んお食事です。
(ノック)
(五郎)ん…。
《あ〜寝ちゃった…。
もう3日も寝たきりなのに…》ではお大事にどうぞ。
はいありがとうございました。
お気をつけて。
はい。
井之頭さんどうぞ。
どうぞおかけください。
あっイタ!今日はどうされました?ちょっと仕事中に腰を痛めてしまいまして…。
つらそうですね。
レントゲン撮りましょうか。
どうぞこちらへ。
あ〜!大丈夫ですか?だいじょばないです…
時間や社会にとらわれず幸福に空腹を満たすときつかの間彼は自分勝手になり自由になる。
誰にも邪魔されず気を遣わずものを食べるという孤高の行為。
この行為こそが現代人に平等に与えられた最高の癒やしといえるのである
う〜ん少し骨がずれてますね。
痛むでしょ?はい。
前に何かされましたか?え〜あの…5年ほど前に肋骨を骨折して…。
なるほど。
他には?他には…。
3週間ほど前にヨガ教室で腰をちょっと…。
よっ!いやい〜よ…。
腰打った。
えっ井之頭さんヨガ教室に通われてるんですか?あっいや…通ってるわけじゃないんですけども知り合いの女性がヨガをやってまして。
それを真似してちょっと…。
プッ…。
え?あっいえ一瞬井之頭さんのレオタード姿を想像してしまいまして。
まさか…あっイタ!イッタ〜!すみません申し訳ない。
どうでしょう?入院しましょうか。
えっ入院?ええ。
一応ね神経のほうもしっかり検査したほうがいいと思うので。
《そうか〜まいったなぁ。
師走の忙しいときに》なんでこんなに忙しいときに…。
って思いました?え?こういうときこそ無理しないことです。
だいたいそれで悪くしちゃうケースが多いんです。
はぁ〜。
まぁ…。
まずは完全に体を休めてしっかり検査をしましょう。
「焦りは禁物ですよ」痛みはいかがですか?ええだいぶ楽になりました。
よかったです。
これすみません。
すみません。
はいどうぞ〜。
《ここでは三度の食事だけが楽しみだ》いただきます。
《まずカレイから》《う〜ん…。
やっぱ味薄い》《あったかいし最近の病院食は驚くほどおいしくなっているんだけどちょっとだけ物足りない。
そのちょっとがもどかしい》《おでんか…》《う〜ん…》《魚とご飯ジャガイモの味噌汁。
完璧な栄養バランスなんだけど…》《パンチがない》《きんちゃくもいいんだけど胃は元気なだけに3日目ともなると舌がだだをこね始めている》お食事終わりましたか?ごちそうさまでした。
あらっまたお仕事ですか?ええ。
無理しないでください先生もおっしゃってたじゃないですか焦りは禁物って。
ああそうでした。
「焦りは禁物はいおしまい」すみません。
あっ先生。
あっどうも。
完食ですか。
いいですね。
ええ。
明日は退院大丈夫そうですね。
おかげさまでいい骨休めになりました。
じゃおやすみなさい。
おやすみなさい。
おやすみなさい。
あっそうだ。
井之頭さんは…餃子お好きですか?餃子ですか?好きです。
《なんで餃子?》餃子をお酢とコショウで食べたことありますか?お酢とコショウで?ないです。
キミは?ないです。
お酢とコショウとそれとちょっとラー油をたらすととてもおいしいそうです。
《うわぁそれ絶対うまそう。
餃子食いてえ!》井之頭さん。
はい。
どうせ出たらまた無理をなさるんでしょうからここではきちっと睡眠をとってくださいよ。
わかりました。
よろしいではおやすみなさい。
おやすみなさい。
餃子食べに行こうか。
お願いします。
「餃子を食べようオーベイビー」《なんで入院患者にああいうこと言うかね。
頭の中が餃子でいっぱいになっちゃったじゃないか。
あ〜!餃子食いてえ!》《夜が長いなぁ》もしもし?《ん?》俺俺俺。
元気?元気じゃねえよ。
いやそうなんだよ。
なんかしょっぱくて味が濃いもん食べたくてさ。
明日来てくれるならさ塩辛とか持ってきてよ。
《うわっ塩辛か。
塩辛で熱いご飯バクバクたまらん。
もうどいつもこいつも胃が身もだえして眠れなくなりそうだ》退院ですね。
はい。
ゆうべはちゃんと眠れましたか?いえ餃子と塩辛が朝方までドンチャン騒ぎ…。
えっ?眠れました。
何度も言いますけど本当に無理しないでくださいね。
「焦りは禁物」はいOK。
ありがとうございました。
お大事に。
《でも思い切って入ってよかった。
メンテバッチリ。
頭の中の整理もできたから休んだ分はすぐ取り戻せる。
亀戸天満宮。
回復のお礼も兼ねてお参りしていくか》《いやそれよりも元気になったら腹が減りました》《店を探そう》《そばなんて今は全然もの足りない》《どっちだ?よしこっち》《ずっとまじめで控えめの地味飯だったからな。
ここはちょいとヤンチャな飯をガツガツ食いたい気分。
うん?あの店…におうぞ》《やっぱりラーメン。
病院食では考えられない一品。
いいじゃないか。
退院いきなりラーメンヤンチャだ。
赤カウンターの正統派ラーメン屋》よし。
《餃子をつけることは言うまでもない。
最高の退院祝だ》いらっしゃいませ。
いらっしゃいませ。
どうぞ。
はいいらっしゃい。
あすみません。
すみませんチャンポンメンください。
俺はタンメンに餃子。
チャンポンとタンメンと餃子ね。
餃子ね。
他に餃子食べる人?はい。
はいよ!じゃ餃子2つね!《渡りに船だ。
でラーメンは…。
あっワンタンメンもいいな。
ワンタン久しぶり》《半チャーハンか半ライスつけるか。
ん?純レバ丼…。
何じゃそれ。
純レバ…》ちょっとすみません。
《純レバ亀戸のローカルフーズ?それともここのオリジナル?》ごちそうさまでした。
ありがとうございます。
デラックスラーメン750円になります。
はい。
お願いします。
はい1,000円お預かり。
《小さな角切りチャーシュー。
そういうデラックス結構好きだ》いらっしゃいませ。
2人で。
奥ねじゃあどうぞ。
はい。
いらっしゃいませ。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
いい匂いするね。
よしっと。
よいしょ何にしよっか。
いらっしゃいませ。
純レバ丼2つお願いします。
はい純レバ2つ。
《おっと純レバ丼人気商品》すみません。
私も純レバ丼ください。
はい純レバ。
偉い!一緒に注文してくれると助かるね。
あ…。
《思わずのっかってしまった。
だがラーメンはいつでも食える。
外食復帰第一戦のお相手は正体不明の純レバ丼か。
受けて立とう》《この厨房昔ながらのいい風景だ》はいチャンポンメンです。
お待たせしました。
はいタンメンです!はいどうぞ。
《お〜いいじゃないか》《ネギの山。
まるでトンカツ屋のキャベツだ》はい餃子。
はい。
こちらさんも。
はいどうぞ。
《昨日夢にまで見た愛しき餃子》《あっそうだ。
お酢とコショウ》《こんなもんか。
でラー油》いただきます。
《あぁなるほど。
こうなるのか》《うんいい。
酢コショウいい》《もっとコショウを入れちゃっていいな》《こんな食べ方があったとは。
餃子道奥深し》《先生ありがとう》いらっしゃい。
いらっしゃい。
純レバ丼とセット。
はい。
《セット?そういうのもあるのか》《湿布薬いっぱいくれたなぁ。
こっちの薬は食後か》はいお待ち!わぁおいしそう。
ありがとうございます。
《ん?何だ?今なんかすごいものが見えたような気が》お待たせしました。
純レバ丼です。
《え〜っウソ!》《これが純レバ丼。
ネギ盛りすぎ。
ネギの雪山讃歌》すみません。
これ写真撮ってもいいですか?うん?あぁいいよ。
ありがとうございます。
やった。
よいしょ。
これ持って。
あぁ。
いくよ。
こっちだね。
いくよ。
《店の中で自撮り棒を振り回すなよ!しかし思わず撮りたくなる気持もわかるインパクトだ。
どう見てもかわいいってもんじゃないが。
いかん。
見た目に気おされてた。
食べるんだそこに山があるのなら》いただきます。
《うわ濃い。
まさにガツンだ。
病院食ですっかりおとなしくなった胃袋にはヘビーな丼》《予想以上のヤンチャ飯だ》おいしそう。
すごい量だねネギ。
ね。
ちょうどよくなるんだよ。
《そっか混ぜるのか》〜《おお…ご飯が真っ赤になっちゃった》《これならどうだ?》《うへ〜。
容赦ない味付けだ。
でもこれは鶏のレバーか。
こいつはいいや。
これぞシャバの味》《特濃甘辛。
甘みに辛みが勝ってるのが俺好み。
ちょいピリ》《でも水がほしくなる》ああ。
まいど。
今日は早いね。
道すいてたんでね。
はいこれまいどあり。
はいどうもね。
はいこれ追加ね。
は〜い。
はいここ置いとくよ。
は〜い。
《えっまだ追加すんの?》《純レバのタレを絡め取るにはあれだけのネギが必要だったんだ。
すごい》ごちそうさま。
ありがとうございます。
会計一緒で。
チャンポンメンにタンメン餃子で1,800円になります。
はい。
はいセット。
ありがとうございます。
はいおまち。
はいちょうどですね。
いつもありがとう。
ありがとうございます。
《半純ラーメンってことか》ごちそうさま。
ごちそうさまでした。
ありがとうございました。
ありがとうございました〜!《ふぅ…ここでいったん汁休憩》《ああ…スープ大事》《餃子が助かる。
今の俺にはこいつの助けなしに純レバとりでを落とすのは厳しかった…》お願いします。
はい。
《ああ水が進む…》《12月だってのに汗びっしょり…》《よし。
いくぞ純レバ!》〜《くるなぁこれ。
このガツンと濃い味どんぶり飯が俺の五臓六腑に火をつけた。
どんな飯とも真っ向勝負できる幸せ…。
おいしいは健康の証し。
味とは生きている実感だ》《よ〜しこれで社会復帰だ!》ごちそうさまでし…あっ。
《食後に薬飲まないと》《いやぁ…燃えたぜ純レバ丼》《またカップル。
まさかこの店亀戸のデートスポット?フッ。
さて帰ろう。
あ〜うちの布団が恋しいなぁ》
原作者久住昌之が実際にお店訪問
今回訪れたのは地元の常連さんで賑わうラーメン屋菜苑
これがたまりませんね昔の
久住さん早速ご覧のメニューをオーダー
まずは餃子五郎さんと同じあの食べ方で…
これ結構いれたほうがいいっていうことですよね。
お味はいかがでしょう?
すると厨房からいい匂いが。
たっぷりの唐辛子でレバーを炒める純レバ炒め
そしてマスター自慢のひと品
うお〜!うん!あ〜すごいおいしい。
家族で営むおいしくてあったかいお店。
皆さんもぜひふらっと訪れてみてはいかがでしょう?
2015/12/08(火) 00:28〜01:10
テレビ大阪1
ドラマ24 孤独のグルメ Season5 #10【江東区亀戸の純レバ丼】[字]

松重豊主演・人気コミック実写ドラマ化第5弾もいよいよあと3話!雑貨輸入商を営む井之頭五郎は訪れた町で、ふと店に立ち寄り自由に食事する。今回は「亀戸の純レバ丼」

詳細情報
番組内容1
井之頭五郎(松重豊)は病院のベッドで横になっていた。腰を痛めて検査入院することになったのだ。寝たきりの生活では食事が唯一の楽しみ。しかし病院食は味付けが薄く、入院も3日目となると物足りなくて仕方がなかった。そんな五郎に、医師(北村有起哉)が餃子の美味しい食べ方を話し追い打ちをかけたところに、入院患者(碓井将大)が電話で差し入れを頼んでいるのを聞いてしまい、五郎の我慢は限界に。
番組内容2
退院した五郎は、何よりもまず腹を満たしたいと、店探しを始める。蕎麦屋の前を素通りし、がつがつ食べることができそうな「ラーメン」と書かれた暖簾の出ている店に迷わず入った。早速餃子を頼み、メインに何を注文しようかとメニューを眺めていると、気になる宣伝文句の料理があり…。
出演者
【出演者】
 井之頭五郎…松重豊
【第10話ゲスト】
 医師…北村有起哉
 若い男‥碓井将大
 看護師…須藤温子
原作脚本
【原作】「孤独のグルメ」
作・久住昌之 画・谷口ジロー (週刊SPA!)
【脚本】
田口佳宏
音楽
久住昌之
ザ・スクリーントーンズ
監督・演出
溝口憲司
関連情報
【番組公式ホームページ】
http://www.tv-tokyo.co.jp/kodokunogurume5/

【番組公式Facebook】
https://www.facebook.com/kodokugurume

【番組公式Twitter】
https://twitter.com/tx_kodokugurume

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
情報/ワイドショー – グルメ・料理

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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