こんばんは。
12月7日月曜日ニュースほっと関西です。
では最初のニュースです。
現職の町長が飲酒運転です。
奈良県田原本町の寺田典弘町長がおととい飲酒運転で事故を起こし逮捕されたことを受けて開会中の12月議会は町長不在のまま進められることが決まりました。
田原本町の寺田典弘町長はおとといの午後6時半ごろ、橿原市の国道で酒を飲んで車を運転し文化ホールの壁に衝突する事故を起こしたとして逮捕されましたがきょう午後4時前、橿原警察署から釈放されました。
これまでの調べによりますと寺田町長は、おとといの昼すぎから自宅で焼酎などを飲んだあと夕方同窓会に車で向かう途中だったということです。
警察によりますと調べに対し酒を飲んだのは昼で4時間ほどたっていたので、すでに抜けたと思ったと供述しているということです。
町民として恥ずかしいことです。
あなたたちは、どういう町長を選んだのだと思われるのが心外だなと。
寺田町長は釈放されたあと町役場には姿を見せず町の関係者への説明は今のところないということです。
また開会中の12月定例議会は町長不在のまま進められることが決まりました。
お伝えしていますように町長は調べに対し酒を飲んでから4時間ほどたっていたので、すでに抜けたと思ったと供述しているということです。
お酒に対する認識の甘さが重大な結果につながったといえます。
これから年末にかけてクリスマスや忘年会など、お酒を飲む機会が増える方も多いと思います。
しかしアルコールによる違反や事故も増える傾向にあり、私たちにとっても、ひと事ではありません。
後を絶たない飲酒運転。
関西の2府4県では、ことし10月末までに23人が飲酒運転による事故で亡くなっています。
このうち去年、飲酒運転による事故が全国で最も多かった大阪府では10月末までに150件の事故が起きていて8人が死亡しています。
ことし5月には大阪・ミナミで25歳の美容師が飲酒運転で3人をはね1人が死亡、2人がけがをする事故が起きました。
警察は年末年始、各地で検問をするなど取締りを強化することにしています。
お酒と、どうつきあっていくべきなのか。
アルコール専門外来のある大阪・和泉市の新生会病院の和気浩三院長に聞きました。
注意すべきなのは車の運転だけではありません。
すぎた飲酒は鉄道のホームからの転落、道路での転倒など命に関わる事故に遭うことも心配されます。
新生会病院の和気院長は適切な飲酒量を次のように指摘します。
では次です。
プロ野球、オリックスは大阪・此花区に新たに球場や選手の寮などを建設し現在、神戸市にある練習拠点や2軍の本拠地を移転する計画を明らかにしました。
20年以上にわたって拠点としてきた神戸市から事実上撤退することになります。
オリックスが新たな練習拠点などを整備するのは大阪・此花区舞洲にある、およそ10.4ヘクタールの大阪市の土地です。
計画では新たに球場や選手の寮などを建設し現在、神戸市にある練習拠点や2軍の本拠地を再来年のシーズンから移転します。
オリックスは1軍の本拠地をすでに大阪に移していて平成3年以来、拠点としてきた神戸市から事実上撤退することになります。
しかし現在、神戸市で年間15試合行っている1軍の公式戦は減らさない方針です。
ちょっと残念ですね。
やっぱりオリックスといえば神戸かな。
神戸の拠点がなくなるというのはちょっと寂しい。
イチローが使っていた部屋とかも残っているので、ちょっとでも保存しておいてほしいな。
正直ちょっとさみしいな。
オリックスと神戸の歩みをまとめました。
オリックスは平成3年に本拠地を阪急時代の西宮市の球場から神戸市にある現在のほっともっとフィールド神戸に移し室内練習場も兼ねた選手の寮も球場の近くに建設しました。
阪神・淡路大震災が起きた平成7年。
オリックスはがんばろうKOBEを合言葉にシーズンに臨みました。
その年イチロー選手の活躍などもありリーグ優勝。
よくとしは地元、神戸で日本一も決め復興のシンボルにもなりました。
その後、近鉄との球団合併に伴い現在の京セラドーム大阪が1軍の本拠地となり球団を運営する会社も神戸から大阪に移転。
神戸での1軍の試合は15試合にまで減りました。
その一方で練習や2軍の試合は引き続き神戸が拠点となりオフシーズンなどには大リーグで活躍するイチロー選手や1軍の選手も室内練習場などで汗を流してきました。
スタジオにはオリックス担当の杉山記者です。
オリックスですけれども、まずなぜ舞洲に練習拠点などを移すんでしょうか。
ポイントは本拠地としている京セラドームとの近さなんです。
2つの施設は直線距離はおよそ7キロの距離で車で15分で行き来できます。
これまでは神戸と大阪に分かれて活動をしていましたが大阪に集約することで例えば1軍の監督が2軍の試合を視察するなど1軍と2軍の一体的な運用も可能になり効率的な球団運営やチームの強化が図れるとしています。
また土地を貸し出す大阪市にとっても今回の舞洲の土地は埋め立て以来、ほとんど使われてこなかった土地です。
民間による事業利用の可能性を長年にわたって探してきました。
今回の動きは新たな練習拠点を探していたオリックスと大阪市との思惑が合致した形です。
オリックスは関西に阪神という人気球団がある中、集客面で苦労してきたと思うんですが営業面でのねらいもあるんですか。
オリックスは近鉄との球団合併をきっかけに大阪のチームとして神戸より人口や商業規模の大きい大阪でのファン獲得を強化してきたんです。
今回の計画は、その動きを加速させるものになります。
さらに球団では大阪だけでなく関西一円にファン層を拡大するねらいを持っています。
そのためにも関西の中心で各府県との交通アクセスもよい大阪に施設を集約することはメリットがあるんです。
9月には奈良で2軍の公式戦を開催し地元の大学生に試合運営を体験してもらう取り組みを行いました。
このほか高槻市や富田林市でも2軍の公式戦を行い地域との関わり合いを強めるなどしてファンを開拓してきました。
平成19年に113万人まで落ち込んだ観客動員数は今シーズン、176万人となり日本一になった最盛期の179万人に迫るところまで盛り返してきました。
今回の練習場にはファンが練習を観戦するスペースなども設けられています。
オリックスは関西のさまざまな所からファンに訪れてもらいたいとしています。
神戸との関係は今後、どうなっていきそうですか。
オリックスは引き続き一定数は1軍の試合を神戸で行うとしていますが球団が京セラドームで行ったアンケートでも観客の20%が兵庫県から来ていて一定の熱心なファンがいるためです。
イチロー選手などが過ごした寮といった施設はオリックスが神戸で活動してきた証しでもあります。
神戸のファンを引き止めながら新たなファン層を開拓することができるのか。
今後のオリックスの戦略が注目されます。
杉山記者でした。
では次です。
京都府南丹市で建設工事を請け負った住宅の敷地に妻の遺体を遺棄したとして41歳の大工の男が死体遺棄の疑いで逮捕されました。
警察は遺体の捜索を進めるとともに男が殺害を認める供述をしていることから殺人の疑いでも調べることにしています。
逮捕されたのは京都府長岡京市の大工、渡辺利幹容疑者です。
渡辺容疑者はおととし9月ごろ建設工事を請け負った南丹市園部町の住宅の敷地に妻の広子さんの遺体を埋めた死体遺棄の疑いが持たれています。
渡辺容疑者は、おととし妻が行方不明になったと警察に届け出ましたが失踪する理由がないことなどから警察が捜査を進めた結果、渡辺容疑者が遺体を遺棄した疑いが強まったということです。
調べに対し遺体を車で運びコンクリートの下に埋めたと容疑を認めているということです。
警察が遺体の捜索を進めていますが車庫のコンクリートを重機で割って掘り起こすため数日かかる見込みだということです。
警察は渡辺容疑者が殺害を認める供述をしていることから殺人の疑いでも調べることにしています。
京都で贈収賄事件が摘発されました。
京都府長岡京市が発注した工事の入札で大阪の建設会社が落札できるように情報を漏らした見返りに現金20万円を受け取ったとして警察は市の水道施設課の課長補佐と建設会社の次長を収賄や贈賄の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは長岡京市水道施設課の課長補佐、川崎裕康容疑者そして大阪・福島区にある建設会社、機動建設工業のPC事業部次長、黒塚仁容疑者です。
警察によりますと川崎課長補佐は浄水場で、きれいになった水をためる配水池の補修工事の入札で機動建設工業が落札できるように事前に情報を漏らした見返りに去年8月ごろから9月ごろにかけて黒塚次長から現金20万円を受け取ったとしてそれぞれ収賄や贈賄の疑いが持たれています。
警察によりますと入札は2つの会社が参加して去年6月に行われ機動建設工業が上限価格のおよそ93%にあたる6680万円で落札したということです。
警察は市役所などを捜索し容疑の裏付けを進めることにしています。
警察は2人が容疑を認めているかどうか明らかにしていません。
こんばんは。
スポーツです。
プロ野球の阪神は大阪市内で新人選手の入団会見を行いユニフォーム姿の新人選手6人が意気込みを述べました。
大阪で行われた入団発表。
明治大学の高山俊選手東京六大学の最多安打記録を更新したドラフト1位です。
6人の新人選手が真新しい縦じまのユニフォーム姿で出席しました。
金本監督はドラフト4位から実績を残した自身の経験を踏まえ新人選手たちを激励しました。
新人選手6人は来月合同の自主トレーニングを始め2月から始まる春のキャンプに備えます。
続いて、こちら。
大阪商大からドラフト1位で広島に入団した岡田明丈投手が広島市で行われた新人選手の入団発表に出席しプロへの抱負を述べました。
岡田投手は1メートル85センチの長身から投げ下ろす150キロ台の速球が持ち味で緒方孝市監督も即戦力として期待しています。
岡田投手ら広島のルーキーも年明けから合同の自主トレーニングを始めることにしています。
厳しいプロの世界に飛び込んだ選手たち。
ここから何人の選手が開幕1軍の座を手に入れるのか注目です。
スポーツをお伝えしました。
こんばんは。
気象情報です。
きょうの日中は各地、ほとんど雲がなく晴れ間が広がりました。
その澄んだ青空に映える赤い葉はカエデです。
放送局前で色づいています。
そして、きょうは大阪、奈良、彦根でカエデの紅葉の発表がありました。
そのうち奈良、彦根は過去最も遅い記録となっています。
神戸ではすでに先週、発表がありましたけれども京都と和歌山は、まだです。
これは紅葉に必要な寒さが足りずずっと高めの気温が続いているからと考えられます。
そして今週は季節外れの暖かさとなる日も出てきそうです。
2015/12/07(月) 18:10〜18:30
NHK総合1・神戸
ニュースほっと関西▽ホットリポート「都会の“かやぶき”を後世に」職人の取り組み[字]
▽「都会の“かやぶき”を後世に」〜神戸市の都市部にかやぶき民家が点在する地域で、かやぶきの修復に取り組む35歳の職人の取り組み。
詳細情報
番組内容
▽伝統的な農村風景を象徴する「かやぶき民家」。世界遺産に登録されている岐阜県の白川郷が知られていますが、神戸市では都市部にかやぶき民家が点在する全国でも珍しい地域があり、市が保存に力を入れています。ここでかやぶきの修復に取り組む35歳の職人。神戸に自生する植物を活用した暖かみのあるかやぶき屋根を作り出し、今、県内外から注目を集めています。伝統のかやぶきを後世に伝える取り組みをお伝えします。
出演者
【出演】森田洋平,赤木野々花,中山奈奈恵,坂下恵理
ジャンル :
ニュース/報道 – ローカル・地域
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