(ぼたん)美輪ちゃん。
あなた準備はいいの?今日は工房の先生のところへ行くから迎えには行けないわ。
帰りは一人で帰ってね。
(美輪子)分かってます。
ショパンのピアノソナタ。
今日練習するんでしょう?楽譜は?入れてある?
(美輪子)ここに。
レッスンノートも入ってる?
(美輪子)ええ。
携帯持った?
(美輪子)大丈夫。
(崑一)今日はお前たち2人の誕生会だぞ。
分かってるな?4時に二子玉川の店だ。
どうしてうちでしないの?
(崑一)うん?
(眞澄)パパがことしはあちらでとおっしゃってるの。
なるべく早く帰ってらっしゃいね。
何も家族ぐるみでニコタマなんか行くことなんかないわ。
いつものようにうちでケータリングでやればいいのに。
ねえ?お母さん。
(眞澄)向こうのママもあなたの縁談のことで何か話したいことがあるんじゃないかしら?ぜひうちでやりましょうって。
嫌ね。
(美輪子)ぼたん。
私にもちゃんと彼を紹介してよ。
(美輪子)瀬尾綱輝ってどんなやつなの?いいの。
行きましょう。
いってきます。
いってまいります。
(崑一)うん。
いってらっしゃい。
(崑一)ぼたんはお前に気を使ってんのかな?優しい子よ。
潔癖なんですよ。
(崑一)別れた妻と家族ぐるみで付き合うことはないって言いたいんだ。
世奈子さん。
しきりに勧めてくださるけど。
あなたどう思ってらっしゃるの?
(崑一)縁談のことか?まだ早過ぎない?ぼたんにもまだやりたいことがあるんじゃないかしら?
(崑一)23歳といえば適齢期だ。
ハハハ。
世奈子さんはすぐにでも婚約までもっていきたいんでしょうけどね。
親は東北の県会議員で資産家の息子っていうだけでどういう人なのか私にはさっぱり。
(崑一)何度か会わされたけど礼儀正しいし物おじはしないし人物は信用できそうじゃないか。
何だか大ざっぱな青年だったわ。
ぼたんはデリケートなたちだからあまりそぐわない気がするけど大丈夫かしら?
(崑一)ハハハ。
あの年で自分で人材派遣事業起こそうってんだから見込みはあるよ。
そうかしら?うまくいくかしら?《薔薇の水が枯れたら注いでおいてくださいね》
(多摩留)好きだ。
(世奈子)ホントに今日はおめでとうございます。
ぼたんと美輪ちゃんのお誕生日にふさわしく精いっぱいテーブルの飾りつけをしましたのよ。
(崑一)いやぁ。
今どきこんな見事な牡丹がよく手に入ったな。
(世奈子)うちのお客さまに手を回していただいてさる有名牡丹園から送っていただいたの。
(崑一)ハハハ。
それではお姫さまたちの誕生を祝して乾杯しようか?ぼたん。
おめでとう。
美輪子もおめでとう。
(崑一)乾杯。
乾杯。
(世奈子)おめでとう。
(崑一)うん?ママは?座らないのか?
(世奈子)私もお相伴させていただいてよろしいかしら?あら。
どうぞどうぞ。
(崑一)当たり前じゃないか。
そんな。
(世奈子)ありがとう。
(崑一)いや。
しかし見事だなぁ。
うん。
2人ともお誕生日おめでとう。
ありがとうございます。
ママ。
無理しちゃったのね。
冬牡丹だなんて。
(世奈子)めったにないことだもの。
今日はシェフにも腕によりをかけて作ってくれって注文を付けてありますからね。
おいしそうだこと。
ママにはすっかりお心配りをいただいて。
(世奈子)いえ。
姉妹が同じ誕生日だなんて年に一度で済むんですものね。
できるだけ豪勢にお祝いしなくちゃ。
ええ。
そうなの。
そう…。
でもあまりめでたくもないわ。
いつの間にか23にもなっちゃって。
(崑一)何を言ってるんだ?その年で。
咲き匂う花の盛りじゃないか。
アイルランドの民謡にあるわよ。
「春の日の花と輝くうるわしき姿のいつしかに褪せてうつろう世の冬は来るとも」って。
ぼたん。
これからは下り坂ね。
(崑一)ハハハ。
バカなこと言うものじゃありません。
そうだわ。
あなたたちにプレゼントがあるのよ。
(崑一)ああ。
そうだ。
はい。
(崑一)うん。
これは私から美輪子に。
これはパパからぼたんに。
ありがとう。
パパ。
(崑一)うん。
この箱の形だとネックレスか何かよ。
みたいね。
開けてごらんなさい。
あら。
あっ。
あら。
これ。
お母さんが身に着けてたのとそっくりじゃない?そうよ。
私のをあなたにあげるの。
何だ。
お古?私がパパと出会ったころパパが初めて私にプレゼントしてくれた薔薇のペンダントよ。
それを美輪子に譲りたかったの。
ほら。
見て。
私のも。
(崑一)ぼたん。
そっちは新しく作らしたんだぞ。
パパが同じデザイナーさんに頼んで同じものをって。
あなたには牡丹の花をあしらって。
(崑一)お前たちにお揃いのものを着けさしたかった。
そうなのね?パパ。
ありがとう。
(崑一)おお。
うーん。
(崑一)ああ。
ハハハ。
うん。
お母さん。
うれしいわ。
あなたも着けてごらんなさい。
いいわ。
(崑一)うん?おお。
(世奈子)ぼたんは優しいのね。
(崑一)ハハハ。
ああ…。
牡丹と薔薇。
薔薇と牡丹。
どうだ?麗しき花の姉妹だ。
(世奈子)そうね。
ペンダントがよく似合ってるわ。
うん。
(女性)あっ。
多摩留。
(多摩留)あっ。
どうも。
(女性)今お帰り?
(多摩留)ええ。
(女性)杉ちゃん。
偉いわね。
毎日学校行って。
(杉彦)嫌だ。
オバタリアン!
(女性)あらあら。
ご機嫌斜めかい?
(多摩留)すいません。
(伊佐子)ありがとね。
(女性)どうも。
(伊佐子)あそこのおかみさんがさつだからねぇ。
杉彦は苦手なんだよ。
(多摩留)声掛けてくれなくてもいいのにいつも「おかえり」って。
(伊佐子)愛想はいいけどうわべだけなんだよ。
あっ。
いらっしゃい。
(女性)芋とカボチャ2・2で。
(伊佐子)はい。
440円。
(峰靖)腹減ったか?杉彦。
うん?
(杉彦)駄目。
煙。
(多摩留)親父さん。
たばこ吸うなってよ。
(峰靖)ああ。
これか?
(多摩留)店では吸うなって言われてんだろいつも母さんに。
(峰靖)そうだったな。
(伊佐子)ありがとね。
はいよ。
食べなよ。
あんたたちも。
(杉彦)いただきます。
(伊佐子)はい。
お兄ちゃんは?
(多摩留)うん。
(伊佐子)おなかすいてないの?
(多摩留)すいてねえことねえけどさ。
(伊佐子)どうしたの?元気ないね。
(多摩留)うーん…。
何これ?
(世奈子)アンダルシア風揚げ物よ。
アナゴのフリット。
アナゴって長いやつ?
(世奈子)そう。
うちの看板料理なの。
(崑一)なかなかうまいぞ。
食べてみなさい。
嫌だ。
嫌いなの。
私駄目だわ。
ウナギの揚げ物なんてぞっとしちゃう。
ウナギじゃないわ。
アナゴなのよ。
似たようなものじゃない。
とにかく蛇のような長い魚は嫌いなの。
食べられないの。
ああ。
じゃあ私のタコを食べなさい。
タコは大丈夫ね?タコ大好き。
取り換えましょうね。
タコのガリシア風よ。
はい。
(世奈子)ホントにぼたんは妹に優しいのねぇ。
困るんです。
美輪子は好き嫌いが多くて。
あなたお姉ちゃまがいなくなったらどうするのよ?私死んじゃうわ。
ぼたんがいなくなったら生きていけない。
美輪ちゃんが生まれたとき私とってもうれしかったのよ。
かわいくてかわいくて。
それまではお母さんにはずいぶん懐かない子だと思われてたんじゃないかしら?でも美輪ちゃんが生まれてからはお母さんも大好きになって。
そうね。
甘えてくれてうれしかったわね。
そのせいか私には会いたがらなくなって。
子供って現金だから。
ぼたん。
お願いだからお嫁になんかいかないでね。
いっちゃ駄目よ。
いきません。
(崑一)うん?おいおい。
そんなこと言っていいのか?ママが縁談を勧めてくれてるっていうのに。
うん?私美輪ちゃんを置いていけないもの。
(崑一)えっ?どうするんだ?一緒に連れてくか?それもいいわね。
えっ?
(崑一)困ったもんだ。
これだから。
ハハハ。
(世奈子)うまくしつけたものね。
眞澄さんも。
カオルコさんもいなくなったしあなたにとっちゃ今が一番いいときね。
ああ。
そうね。
まあ…。
でもあなたも苦労したでしょう?あんなモンスターみたいなお姑に仕えてよく辛抱したと思うわ。
死んでくれてやれやれだったでしょう?カオルコさんは亡くなる前はすっかり丸くなってにこにこしてかわいらしいおばあちゃんになってたのよ。
カオルコおばあちゃまが亡くなったときパパがわんわん泣いちゃって。
私パパが泣くのを初めて見た。
すごくびっくりしちゃった。
パパは愛してたのね。
あの人を。
いや。
パパはやっと解放されたんだよ。
何ていうのかな?まだ若いお前たちにこんなことを言うのも変なんだが人を愛するってことは重い負担なんだよ。
重い負担?
(崑一)うん。
愛すれば愛するほど自由を奪われる。
覚えときなさい。
男女の間でもそういうことだ。
分かる?ぼたん。
さあ?どうかしら?
(崑一)今までつながれていた重い鎖からパパはこれで自由になれたって気がした。
もう親のことは気にしないで何でもやれると思った。
それが危ないわ。
(崑一)お母さんは心配性だからな。
ハハハ。
私は人を好きになったことなんかないから大丈夫よ。
好きにならない方がいいわよ。
男なんか汚らわしいじゃないの。
そうね。
ああ。
本当にこのまま時間が止まってくれたらと思うくらいよ。
まだ恋を知らない美しい娘たちと暮らす穏やかな時間。
それがどんなに素晴らしいことか。
世奈子ママの言うとおりね。
今が一番最高のとき。
(崑一)うん。
わが家のベルエポックかな。
そう。
ベルエポック。
(崑一)うん。
(世奈子)ベルエポックか何か知らないけどこれは綱輝さんからぼたんへの誕生プレゼント。
えっ?私に?
(世奈子)うん。
ホントは直接渡したかったんだけど今日は銀行関係者との会食があって時間が取れないそうで私が預かったの。
開けてみなさい。
いいのかしら?それ宝石よ。
宝石。
(崑一)美輪子。
わあ。
すごい。
(世奈子)すてきじゃない。
ぼたん。
こんなものを頂いちゃ。
誕生祝いなんだもの。
遠慮することはないわ。
さあ着けてごらんなさいよ。
左手の薬指よ。
さあさあ。
まあ。
ぴったり。
何て奇麗なの?
(崑一)ああ。
そのドレスにもよく映えてるわ。
ぼたん。
(多摩留)あっ。
(伊佐子)どうしたんだい?
(多摩留)母さん。
今日はお姉ちゃんの誕生日だよ。
(伊佐子)えっ?12月28日か。
そっか。
忘れてた。
あんた。
今日は富貴子の誕生日だよ。
うっかりしてたよね。
(峰靖)誕生日ったってどうしようもないよ。
アメリカじゃ。
(伊佐子)でももう23だよ。
あの子も。
(峰靖)娘盛りをアメリカで。
早く帰ってくりゃいいのに。
(多摩留)メールしてやろう。
お姉ちゃんに「誕生日おめでとう」って。
(伊佐子)えっ?
(多摩留)杉彦。
来い。
お姉ちゃんにメールするぞ。
お姉ちゃん?お姉ちゃん。
ああ。
嫌だわ。
抜けないわ。
どうしたのかしら?ぼたん。
私がやってあげる。
んっ。
い…痛い。
あら。
ごめん。
嫌だわ。
外したいのに。
(世奈子)何も外すことないじゃないの。
その指輪があなたの指から離れたがらないのよ。
ぼたん。
そういうときはねせっけん水をつければいいの。
滑りをよくすればすぐに。
(世奈子)あなた。
眞澄さん。
そんな無粋なこと言っちゃおしまいよ。
せっかく綱輝さんの愛がぼたんにぴったりと密着してるっていうのに。
すいません。
無粋で。
とにかくねもう綱輝さんったらそりゃ大変。
ぼたんのことを熱愛してるのがびんびんと痛いほど感じられて。
(世奈子)この前のデートの後もね長々と電話があって。
もうぼたんのことばかり。
絶賛に次ぐ絶賛の嵐だったわ。
私何も絶賛されるようなことはしてません。
(世奈子)そこがいいのよ。
そういうところがああいう行動的なタイプにはたまらないのよ。
そろそろ婚約したいって言ってるの。
婚約?婚約なんて。
まだ早いんじゃない?ねえ?ぼたん。
ええ。
私まだ…。
(世奈子)そろそろお付き合いが始まって半年近くもたってるんだし婚約の話が出てきてもごくごく自然なことだわ。
(崑一)まあな。
うん。
(世奈子)その指輪があなたの指から外れないのも綱輝さん。
婚約指輪のつもりで贈ってくれたんじゃないかしら?婚約指輪?これが?パパはなかなかの縁談だと思うよ。
器の大きさを思わせる今どき珍しい頼もしい青年だよ。
でも私イギリスに行きたいんです。
うん?イギリスだって?ウェストディーンカレッジって学校がイギリスの南部のチチェスターって町にあるんです。
そこのアンティーク陶磁器の修復技術コースで1年ばかり勉強したいと思って。
(崑一)アンティーク陶磁器の修復なら何もイギリスくんだりまで行かなくても。
今通ってる工房の先生のところで勉強できるんじゃないか?いいえ。
プロになるための本格的な技術を習得するコースでマンツーマンで教えてもらえるのよ。
すでに修復の仕事をしている経験者も勉強に来てるんですって。
だから工房の先生もぜひ行ってらっしゃいって勧めてくださってるの。
(世奈子)いいじゃないの?とってもいいわよ。
綱輝さんだって喜んで応援してくれるわ。
でも1年?ぼたん。
1年も行くんでしょう?ええ。
1年は。
(世奈子)1年でも2年でもゆったりと待ってくれる人なのよ。
婚約者がそういう専門的技術を習得するために留学したいっていうなら絶対後押ししてくれるわ。
綱輝さんってねそういう懐の深いところがあるのよ。
何なら結婚してから留学してもいいんじゃない?ねえ。
そうしたら?こんな中途半端なままで…。
今の私って大学を出たっていってもただ卒業したっていうだけで。
このままじゃ結婚なんてできないわ。
(世奈子)女はね結婚した後も成長し続けられるのよ。
相手の人物しだいではどんどん社会的にも進出することもできるし活動範囲だって広げていくこともできるの。
そういう意味じゃ綱輝さんってあなたにとってうってつけの人なんだわ。
でもイギリスに行ったら行ったで…。
ねえ?ぼたん。
何かハプニングってこともね?
(世奈子)ハプニング?眞澄さん。
あなた何を言いたいのかしら?言っときますけどぼたんの縁談に関しては何があろうとも母親であるこの私の采配に任せてもらいます。
あなたは口を出さないでくださる?ぼたん。
いいわね?婚約は決めますからね。
婚約…。
こんにゃく食べたいな私。
何ですって?スペイン料理にこんにゃくは使わないのかしら?こんにゃくの話なんかしてないでしょ。
ちゃかすんじゃないわよ!あっ。
あら?抜けちゃった。
ほら。
抜けちゃったの。
ママのけんまくに指輪も驚いたんだな。
ハハハ。
アハハ!
(多摩留)「お姉ちゃん。
23歳の誕生日おめでとうございます。
もうそろそろ2年だね」と。
「早く帰っておいで」
(杉彦)お姉ちゃん。
お姉ちゃん。
早く。
早く。
(多摩留)「杉彦も待ってます。
みんな待ってます」と。
よしと。
(萌子)それで婚約の話は決まったの?押し付けなのよ。
ぼたんはさして乗ってるわけじゃないのに。
(萌子)実母だからねあちらは。
自分の好みの婿をとってゆくゆくは一緒に…。
(平野)日本茶です。
どうぞ。
最近うちのことがあの店に筒抜けになってると思ったらあの人がね。
えっ?あの家政婦が?油断がならないのよ。
(萌子)伏魔殿だわねここも。
でもお母さんの言うとおりだわ。
ぼたんを早く結婚させて取り戻したいのよ。
あの人は。
(萌子)だからあんたもあまり婚約の話に口を差し挟まない方がいいのよ。
それは分かってるけど。
私だってぼたんのことはわが子のように。
(萌子)そりゃ分かるけども。
厄介ねぇ。
おばあちゃま。
いらっしゃい。
(萌子)ああ。
お邪魔してますよ。
お誕生日だったのね。
うっかりしてお祝いもしないで。
いいんです。
おばあちゃま。
横浜の舞台にお出になるの?
(萌子)そうなのよ。
小さな劇場でねあんまり出番も多くないんだけどよかったら見に来てちょうだい。
年明け早々からやってるのよ。
ええ。
美輪ちゃんとも相談して。
(萌子)うん。
じゃあお母さん。
いってきます。
いってらっしゃい。
ああ…。
見るたびに奇麗になっていくわね。
昨日の誕生祝いにぎやかだったんでしょう?あっ。
まあそれはそれで。
あっ…。
12月28日か。
美輪子とぼたんとあともう一人?そう。
もう一人。
(稲垣)《おめでとうございます。
立派な女の赤ちゃんですよ》毎年うちの娘たちの誕生日が来るたびに思い出してしまうの。
もう一人同じ誕生日の子がいるのにって。
2015/12/07(月) 13:25〜13:55
関西テレビ1
新・牡丹と薔薇 #06[字][デ]【悩む牡丹と自由な薔薇】
ぼたん(黛英里佳)と美輪子(逢沢りな)の誕生祝い。ぼたんに熱を上げる綱輝(片岡信和)との縁談を進めようと、気の進まぬぼたんをよそに、世奈子(田中美奈子)は…。
詳細情報
番組内容
ぼたん(黛英里佳)と美輪子(逢沢りな)の誕生日の祝いを世奈子(田中美奈子)の店ですることに。生みの母・世奈子の我の強い性格が苦手なぼたんは浮かない顔で…。
牡丹や薔薇の花が美しく飾られた祝いの席で、姉妹は両親から銀細工のネックレスを贈られる。ぼたんには牡丹の彫刻が、美輪子には薔薇の彫刻が施されていた。
番組内容2
すると同席していた世奈子も、ぼたんに熱を上げる綱輝(片岡信和)から預かったプレゼントだという高価な指輪を渡し、さらにぼたんと綱輝との婚約を進めると言い出す。世奈子は自分が紹介した綱輝とぼたんを結婚させ、娘を自分の手元に置きたかったのだ。裕福な家庭で育ち、仕事も有能な綱輝はぼたんが結婚するのに申し分ない相手だった。しかし、ぼたんは綱輝にどうしても好意を持てなくて…。
番組内容3
一方、ぼたんや美輪子の先祖の墓を管理する多摩留(戸塚純貴)は、墓地で出会った美輪子への慕情を募らせていた。
出演者
小日向ぼたん:黛英里佳
小日向美輪子:逢沢りな
牧原世奈子:田中美奈子
小日向崑一:岡田浩暉
浅黄萌子:山口いづみ
瀬尾綱輝:片岡信和
・
小日向眞澄:伊藤かずえ ほか
スタッフ
【企画】
横田誠(東海テレビ)
【原作・脚本】
中島丈博
【演出】
西本淳一
【音楽】
中川幸太郎
【主題歌】
サラ・オレイン「涙のアリア」(ユニバーサルミュージック)
【プロデュース】
西本淳一(東海テレビ)
大久保直実(ビデオフォーカス)
坪ノ内俊也(ビデオフォーカス)
【制作著作】
ビデオフォーカス
【制作】
東海テレビ
ご案内
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【公式サイトURL】
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【公式ツイッター】
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ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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