あるAnonymous Coward 曰く、2010年に金星への周回軌道投入に失敗した金星探査機「あかつき」が今年12月7日に軌道修正のためのエンジン噴射に失敗したことは先に報じられているが、9日、金星周回軌道への投入に成功したことが明らかになった(日経新聞、NHK、JAXAの発表)。JAXAによると本来は1秒以下しか吹かない姿勢制御用の小型エンジンを使用し、20分28秒にわたって噴射を行ったとのことで、今回の軌道投入は大きな不安があったようだ。また、軌道投入失敗からの5年間で機器の劣化が生じている可能性もある。今後も課題は多そうだが、ひとまずはお疲れ様でした。また、姿勢制御用エンジンの噴射後にあかつきが撮影した金星画像も公開されている。
軌道計算は大変だったらしい (スコア:3)
金星周回軌道に入れるための「重力ブレーキ方式」と「軌道変更方式」のどちらを採用するかについては、
NHKのコズミックフロントNEXTの「大宇宙の航海術 狙った天体になぜ行ける?」の回でも紹介されていました。
Re: (スコア:0)
スラスタの20分噴射、実績あるのでノーリスクって書いてありますね…。
報道では「普段1秒未満しか噴射しないスラスタを20分」ってのが強調されがちでしたが。
コレは、一般人は情動でしか反応しない、という事実をうまく利用したのかな。
プロジェクトX的な物語を強調する報道姿勢を学んだと好意的に見るべきか。
12月7日の噴射で失敗した…?? (スコア:1)
2010年に金星への周回軌道投入に失敗した金星探査機「あかつき」が
今年12月7日に軌道修正のためのエンジン噴射に失敗したことは先に報じられているが…
失敗してたの?
タレコミ主の勘違いじゃないの? (スコア:1)
日経
「7日に軌道投入に再挑戦して計画通りにエンジンを噴射したが、観測に適した軌道に入れたかはわかっていなかった。」
NHK
「「あかつき」は、その後、本来の目的から外れて、太陽の周りを回っていましたが、7日、残された小型のエンジンを使って金星を回る軌道に入ることに再挑戦しました。
JAXAは、金星の上空に接近した「あかつき」の小型エンジン4基を、20分28秒にわたって噴射させ、予定どおりに噴射したことを確認するとともに、金星を回る軌道に入ったかどうかデータの分析を進めていました。」
「噴火地震が怖いなら海外に逃げれば」と言っても、必死に日本で暮らしている外国人に「出てけ」と言うことはない。
2010年12月7日の失敗か (スコア:1)
http://science.srad.jp/story/15/08/11/0528250/ [science.srad.jp]
#紛らわしい
「噴火地震が怖いなら海外に逃げれば」と言っても、必死に日本で暮らしている外国人に「出てけ」と言うことはない。
Re:2010年12月7日の失敗か (スコア:1)
いや、2010年12月7日の失敗は文の前段で記述してるので、
「今年12月7日に軌道修正のためのエンジン噴射に失敗した」というのは
完全に勘違いだね。
#嘘 大げさ 紛らわしい… そうだ、JAROに連r(殴られ
大した観測はできなそう (スコア:0)
仕方ないとはいえ、ひどい軌道ですね。一応「とりあえず金星を公転してるよ!一応」と言い張ることはできるんでしょうが、うーん…
http://www.jaxa.jp/press/2015/12/images/20151209_akatsuki_1.jpg [www.jaxa.jp]
5年間太陽に焼かれて耐用年数過ぎて姿勢制御装置も軌道変更に使い果たしたような状況で、13日に1回しか接近観測できないとなると、本業の観測を果たせる機会は極僅かでしょう。
「世界にデータを提供できる」と責任者は言ってますが、今回の写真が最後かも…
手放しに誉めたり喜んだりできるような代物ではなさそうです。
成功したあかつきには (スコア:0)
成功したあかつきにはって誰がいうか。